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記録ID: 136871
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳(新穂高→槍ヶ岳→上高地)

2011年09月24日(土) 〜 2011年09月25日(日)
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コースタイム

※()内は休憩時間
<24日>
7:30新穂高登山口 ⇒ 9:00白出沢出合 ⇒ 10:10避難小屋 ⇒ 11:00槍平小屋(0:30) ⇒ 13:20千丈乗越分岐(0:15) ⇒ 15:00飛騨乗越 ⇒ 15:10槍ヶ岳山荘(泊)
15:50槍ヶ岳山荘 ⇒ 17:20槍ヶ岳山頂(大渋滞のため、1.5hもかかりました)
<25日>
5:10槍ヶ岳山荘 ⇒ 5:25槍ヶ岳山頂(0:20) ⇒ 6:00槍ヶ岳山荘
6:30槍ヶ岳山荘 ⇒ 7:40天狗平分岐 ⇒ 8:15天狗池(0:30) ⇒ 9:15天狗平分岐 ⇒ 10:35槍沢ロッヂ(0:20) ⇒ 12:00横尾(0:20) 14:30上高地
天候 9月24日 快晴
9月25日 快晴
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 自転車
24日 「ひがくの湯」の有料駐車場(1,000/日)に車を止め、自転車で新穂高の登山口まで移動。自転車を登山口にデポ。
25日 上高地(15:00発)からバスにて平湯温泉。平湯温泉で新穂高温泉行き(15:40発)に乗り換え、新穂高温泉へ。自転車を拾い、「ひがくの湯」まで戻る。
2011年09月24日 08:15撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 8:15
そばに何故か牧場が!
2011年09月24日 08:21撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 8:21
そばに何故か牧場が!
右俣林道はこんな感じで進んでいきます。
2011年09月24日 09:02撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 9:02
右俣林道はこんな感じで進んでいきます。
白出沢の橋はこんな感じ。豪雨の後はやばいかも?
2011年09月24日 10:13撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 10:13
白出沢の橋はこんな感じ。豪雨の後はやばいかも?
槍平小山での道は、こんな木道もあり、気持ちいい!
2011年09月24日 10:57撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 10:57
槍平小山での道は、こんな木道もあり、気持ちいい!
槍平小屋。くまさんがお出迎え。ここで昼食。
2011年09月24日 11:01撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 11:01
槍平小屋。くまさんがお出迎え。ここで昼食。
若干、斜度があがりますが、歩きやすい道です。
2011年09月24日 12:58撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 12:58
若干、斜度があがりますが、歩きやすい道です。
2011年09月24日 12:58撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 12:58
2011年09月24日 14:42撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 14:42
2011年09月24日 14:42撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 14:42
飛騨乗越。山荘まではもうすぐそこ!
2011年09月24日 15:01撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 15:01
飛騨乗越。山荘まではもうすぐそこ!
飛騨乗越から東側。殺生ヒュッテかな?
2011年09月24日 15:01撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 15:01
飛騨乗越から東側。殺生ヒュッテかな?
2011年09月24日 15:01撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 15:01
着きました!槍ヶ岳山荘!槍ヶ岳が目の前に!
ん?けど、人の列が。。。
2011年09月24日 15:16撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 15:16
着きました!槍ヶ岳山荘!槍ヶ岳が目の前に!
ん?けど、人の列が。。。
2011年09月24日 15:18撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 15:18
結局、山荘から山頂まで1.5時間かかりました。
2011年09月24日 16:17撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 16:17
結局、山荘から山頂まで1.5時間かかりました。
けど、、ちょうど夕暮れ時に山頂到着。太陽が沈み、地球が回っていることを実感。
2011年09月24日 17:47撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 17:47
けど、、ちょうど夕暮れ時に山頂到着。太陽が沈み、地球が回っていることを実感。
夕暮れ時の山頂です。
2011年09月24日 17:49撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 17:49
夕暮れ時の山頂です。
2011年09月24日 17:56撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/24 17:56
オリオン座の撮影に成功!わかるかな?
2011年09月25日 03:25撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 3:25
オリオン座の撮影に成功!わかるかな?
2011年09月25日 05:33撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 5:33
2011年09月25日 05:33撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 5:33
2011年09月25日 05:33撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 5:33
感激の御来光!
2011年09月25日 05:36撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 5:36
感激の御来光!
2011年09月25日 06:33撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 6:33
お世話になりました。
2011年09月25日 06:33撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 6:33
お世話になりました。
2011年09月25日 06:33撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 6:33
下山中、槍を惜しみながら。。。
2011年09月25日 06:50撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 6:50
下山中、槍を惜しみながら。。。
2011年09月25日 06:55撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 6:55
2011年09月25日 07:21撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 7:21
2011年09月25日 07:42撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 7:42
見事な逆さ槍!風が偶然止みました。
2011年09月25日 08:18撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 8:18
見事な逆さ槍!風が偶然止みました。
2011年09月25日 08:21撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 8:21
名物(?)のちまき弁当と逆さ槍。
2011年09月25日 08:28撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 8:28
名物(?)のちまき弁当と逆さ槍。
2011年09月25日 09:02撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 9:02
2011年09月25日 10:58撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 10:58
2011年09月25日 10:58撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 10:58
2011年09月25日 10:59撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 10:59
2011年09月25日 11:24撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 11:24
2011年09月25日 12:04撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 12:04
2011年09月25日 14:32撮影 by  DMC-TZ3, Panasonic
9/25 14:32
撮影機器:

感想

念願の槍ヶ岳へ行ってきました!
過去、何度か計画倒れでいけなかったため、今回が初・槍ヶ岳。
通常、槍ヶ岳は2泊3日が標準かと思いますが、使える時間が2日しかないため、考えられる最短コースとなりました。

9月24日
天気予報は晴れ。3連休の中日ということもあり、新穂高の深山荘付近の無料駐車場は予想通り、満車。満車と言いつつどっか空いているだろうと思いましたが、警備の人もいるため、勝手なところには止めれませんでした。そこで、数100m手前にある「ひがくの湯」の駐車場が有料で使用できる、とのことだったので、そこの管理人さんに電話し使わせていただくことにしました。

こんなこともあろうかと、自転車持ってきて大正解。行きは登りなので大変でしたが、帰りが数10倍楽になることを期待して、新穂高ロープウェイ横の登山口まで自転車こいで行きました(それでも歩くよりは、数倍早かったです)。
実は右俣林道も自転車で行ってしまおうと考えていたのですが、この林道は軽車両(自転車含む)通行禁止とのことなので、登山届けを出すついでに許可をいただいて、登山口近辺に自転車をデポして登山開始。

○新穂高⇒槍平小屋
右俣林道は、車も通れるような道なので、さくさく歩いていけます。途中、穂高平小屋までのショートカットのため、山道に入ります。
避難小屋を過ぎてから、ようやく山道らしくなりますが、基本的に危険なところや急なところはありません。
白出沢の橋もしっかりしています。

○槍平⇒槍ヶ岳山荘
千丈乗越との分岐を過ぎると斜度がアップ。かつ岩が多く若干滑りやすいですが、特に問題なし。
目標の槍ヶ岳山荘が見えてきます。

○槍ヶ岳山荘⇒槍ヶ岳
山荘で受付してから山頂へ登ろうとしたんですが、すでに大渋滞。帰って来た人に聞くと、本来なら山頂まで10分程度のところ、3時間かかったとのこと。
どうしようか悩んだんですが、食事まで3時間あることから、最後尾に並んでみました。大渋滞で待っている間にどんどん陽が落ちていきます。
けど、おかげで山頂に着いた時にはちょうど夕焼けの時刻となり、360°素晴らしい夕焼けの空と山を堪能できました。
帰りは、サクサク進んで20分くらいで山荘まで降りられました。

道のりは、さすがに高度感あって、足もすくみましたが、足場はしっかりしていて、鎖やはしごもしっかりしているので落ち着いて登れば大丈夫です。
けど、こんなキビシイルート、「槍ヶ岳」じゃなかったら、老若男女、こんなに大勢の人が登ることはないだろうな。。。

○槍ヶ岳山荘
3連休とあって、さすがにいっぱいでしたが、覚悟してたほどではありませんでした。6枚の敷き布団に7名だったので、それなりの広さは確保できました。
朝食は時間に縛られたくなかったので、お弁当に。お弁当は夜渡しと朝渡しがあるのですが、出発が5時以降なら朝渡しがおすすめです。
中身は槍ヶ岳山荘名物のちまき弁当なんですが、夜渡しだと、とっても堅くなっちゃいます。

9月25日
○槍ヶ岳山荘
なぜか3000m超えた山小屋では、眠りにつけない。。。仕方ないので、2:30ごろに布団から這い出し、完全防寒で外へ。
3日前には、初雪が降ったとのこと。夜は軽く氷点下です。
雲ひとつなく、月も細い三日月で、天体観測には絶好!冬の星座がびっしりでした。デジカメでオリオン座撮影したりして、はしゃいでいました。

その横で山荘のスタッフの方々は玄関の掃除を始めるなど、すでにお仕事開始されてました。みなさんのおかげで、この過酷な環境で貴重な体験をさせてもらってます。

○槍ヶ岳山荘⇒槍ヶ岳 その2
今日も快晴!せっかくなので、ご来光も山頂で見ようと、完全防寒のまま山頂へ。
前日の激混みが嘘のように、20分ほどで山頂へ。
今日も360°絶景が広がっています。この日は残念ながら富士山は見えなかったのですが、遠く地元の名峰・白山も見え、気分は最高潮。
ご来光もばっちり目とカメラに焼き付けました。ご来光を眺めながらのコーヒーもまた格別!
この日、下界には若干雲があったんですが、その雲に槍の影が映る「影槍」も
見ることができ、満面の笑みを槍の祠と一緒に撮影してもらい、惜しみながら下山となります。

○槍ヶ岳山荘⇒天狗池
山荘で朝できたてのちまき弁当を受け取って、行動食をとって早々に下山開始。
次の目的は天狗池の「逆さ槍」。1時間以上の寄り道となりますが、この快晴で
見ないで通り過ぎるのはもったいないと思い、早めに山荘を出発しました。

天狗原分岐からは、数名の方が荷物をデポして、天狗原に向かっていました。
私は朝食一式を分別するのが面倒くさくて、たかだか1時間だし、と高をくくって
そのままザックを担いで、天狗原に向かいましたが、やっぱり余計な荷物は
おいて来ればよかった。。。

ただし、この日は快晴といいつつ、多少風があった日で、天狗池から帰る人帰る人
「今日は風が強くて、波が立っちゃって、ダメだな」とおっしゃいながら帰ってくるので半ばあきらめてたのですが、、、、私がついたとたん、「神風」か!?やんだ!見事な「逆さ槍」が姿を見せてくれました!「逆さ槍」を眺めながら
ちまき弁当で朝食。なんって贅沢!冷えてたけど、とってもおいしかった!

○天狗池⇒槍沢ロッヂ
道はしっかりしているので、一気に槍沢ロッヂまで下りました。ロッジでは木の陰からすでに小さくなってしまった槍が見えます。

○槍沢ロッヂ⇒横尾
気持ちの良い山道をどんどん下ります。無事、ちょうどお昼に横尾に到着。
山荘でコーヒーを沸かした時にガスを使い切ってしまったので、横尾山荘で
名物のラーメンとなりました。

○横尾⇒上高地
延々と続く林道を、15時のバスに乗りたくて、超早足で歩きます。
同じように上高地へむかう人たちをごぼう抜き!のはずが、なかなか
追いつきません。さすが、山男&山ガール達。歩くのがみんな早いです!
なんとか25分前に到着し、余裕をかまして上高地送ソフトをいただきます。
疲れた体に、身も心もとけそうでした。

○上高地(15:00)⇒平湯温泉(15:40)⇒新穂高温泉
1時間に1本ペースで、うまく接続されています。新穂高温泉で下山届をだしてから登山口まで歩いて自転車を拾い、「ひがくの湯」まで約2.5km、自転車で一気に走破!まったくペダルをこがずに、あっというまに愛車と再会できました。

○ひがくの湯
露天風呂しかないのですが、洗い場も少ないながらちゃんとあり、サービスも行き届いていました。なんと、ゆっくり湯船につかれるよう、風呂場内で缶ジュースか缶ビールが1本サービス!さらに休憩所では「うまい棒」食べ放題!なによりもお湯が適温で、ゆっくり山の疲れを癒せました。

徒然と書きましたが、書き足りないくらい充実した贅沢な二日間を過ごせました。
自然に感謝!そして、影でサポートしてくれている方々にも感謝!

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