大黒山
- GPS
- --:--
- 距離
- 0.8km
- 登り
- 98m
- 下り
- 86m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
近隣の他の駐車場には停められない |
コース状況/ 危険箇所等 |
全てコンクリートで舗装されているが、人通りが少ないせいか細かい枝や落ち葉が多い。 とくに奥社方面は落枝や萱が多くクモの巣も張っていて非常に歩きにくい。 ヤブ蚊も非常に多い。 |
写真
感想
富山山頂から内房を見ると、海沿いにいつもちょこんと見えてる小さい山。
かまぼこみたいな山のてっぺんを見ると、妙に立派な社も建ってます。いつも気になってたんで、ちょっと行ってみました。
漁港を有するここ勝山地区は、古くは源頼朝が石橋山の戦いに大敗して逃亡した地なんだそうな。これを迎え入れて仕えた地頭の安西氏が築いたのが勝山城。
その城址ということで、頂上は天守閣の形なんだそうです。(本来の勝山城址はまたちょっと離れた所にあるとのこと)
で、この山は大黒山という立派な山で、かつて捕鯨の際に鯨の位置を確認して漁師に烽火で知らせるために利用されていたとのこと。
安房の戦国大名・里見氏率いる「里見水軍」の拠点だそうです。
さんざん房総の山を歩いていて千葉の歴史を何にも知らなかった自分が何とも情けないのですが、ともかく登りましょう。
見るからに急勾配な感じの山ですが、最初から最後まで全てコンクリートと階段の遊歩道なので、見た目ほどの急登でもありません。
あっという間に頂上に到着します。
あまり急がず、途中色々と史跡を見ながらのんびり歩くべきでしょう。
先日台風が来てからまだ間もないせいもあるでしょうが、整備されてる割にはあんまり人が入ってないようで、落枝やクモの巣などが多いです。
今回観光モードで半袖半ズボンなんで、ちょっとしたヤブでもひと苦労。やぶ蚊も多く、帰ってきた頃には食い放題やられてました。他の虫等は全くいなかったのが救いです。
物見台ということで頂上からの景色は最高。内房の美しさもさることながら、こちら側から見る富山などの山々も面白いです。あの辺行ってみたらどんな感じかな、という興味がまた湧いてきます。
こうしてみると離れ小島の類が結構多いこと。目の前に見える大きな島は「浮島」。
去年の暮れまで灯台として利用されていたという浮島は、毎年7月第2土曜日にお祭があって、その翌日に無料で島渡しがあるそうです。機会があったらぜひ。
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