岩殿山〜猿橋(地質観察)
- GPS
- --:--
- 距離
- 1.8km
- 登り
- 272m
- 下り
- 273m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
編集中 |
写真
感想
久しぶりに地質めぐり。
『大地の動き、溶岩の動き 観察1人ツアー』
以前から気になっていた山梨県の大月にある「岩殿山」と「猿橋」まで行ってきました。
岩殿山はご存じの方も多いかと思いますが、
中央道下り大月付近を走っていると、右側に大きな岩壁の山が見えてきますよね。
あれです。
山に「岩殿山」て看板が建ってるあれです。
歴史好きの人は「岩殿城趾」の山って言った方が解るかな。
ここは地質学上でも、とても面白い山です。
標高は634mと低く、30分ほどで登頂できます。
ここは何が面白いかというと…この岩山は礫岩で出来ているんです(^O^)
河原などで見る砂利が、長い時間をかけて固まっってここまで持ち上がったんですよー
でも何故ここだけに礫岩が?
と思ったアナタは通ですね!
丹沢山地と関東山地が衝突したとき、間には細長く浅い「海」ができました。
そこに堆積した礫が2つの山地に挟まれ、強い圧力で固まって礫岩層になったんす。
さらに山地の隆起でここまでの高さになったんす。
この山は崖錐や河岸段丘も見られて、歴史も学べて一石二鳥…いや四鳥だな。
「歴史」と「地学」両方を学べるし(^O^)
岩殿山から大月市街地を見渡すことが出来るのですが…
おー!とても立派な河岸段丘ですね!
実は、富士山からここいらへんまで(猿橋)
溶岩が流れてきたんですよ。(゜□゜)ニャント!
有名な猿橋溶岩流です。
2枚の写真はつながっていると思って下せい。
今日は、富士山が隠れていたので、絵にしてみました(笑)
20km以上も溶岩が流れてきたことになるんです!
猿橋付近まで届いた溶岩流を見るため、猿橋に移動。
日本三奇橋の「猿橋」の周囲は富士山の溶岩流が見られるんです。
橋の上からは丹沢山地がまだ島だった頃の火山灰が、固まってできた緑色凝灰岩が見られます。
キャー(>∀<)凝灰岩ー!カックイー
猿橋の遊歩道をしばらく歩くと溶岩流が見られます。
興味のある方は行ってみては如何でしょうか。
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