京都一周トレイル(7)コスモス街道 -戸寺・静原・鞍馬-

2011年10月17日(月) [日帰り]

• GPS: 07:00
• 距離: 11.0km
• 登り: 749m
• 下り: 675m

コースタイム

戸寺バス停9:30頃〜江文峠〜静原神社〜薬王坂〜鞍馬寺〜貴船神社〜16:30頃貴船バス停

天候

風弱く、晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

大阪市内〜出町柳　　:京阪電車 => http://www.keihan.co.jp/traffic/
出町柳〜戸寺　　　　:京都バス => http://www.kyotobus.jp/
貴船〜叡電貴船口　　:京都バス 　貴船バス停発の最終は、16:40です。
貴船口〜出町柳　　　:叡山電車 => http://www.eizandensha.co.jp/　

コース状況／危険箇所等

戸寺から鞍馬寺仁王門前までのトレイルコース全般、道標完備で、概ね歩
き易いハイキング道です。今回のコースでは、一般道路を歩く部分が多く
ありましたが、歩道や路側帯が整備されていたり、また、通行量も少ない
ので通過車両に危険を感じた場所はほとんどありませんでした。
鞍馬寺参道(仁王門〜本殿〜木の根道〜奥の院〜西門)では、山道のような
所もありますが、危険箇所はありません。

写真

10/17 8:50

出町柳のバス停前で。いい時節になって来ました。気持ちの良い朝です。

10/17 9:38

今日の散策は、トレイル道標「24」からスタートです。写真やや右奥に見える「戸寺」バス停から数十メートル戻った所にあります。

10/17 9:41

戸寺辺りの風景。山あいに大きく開けた、いい雰囲気の土地柄です。

10/17 9:46

高野川に架かる元井出橋から南方向を眺めます。川沿いの樹木は、多くがサクラで、カエデも交じっているようでした。春には壮観な眺めになりそう。

10/17 9:51

一部は綺麗に色づき始めていました(嬉)。

10/17 9:56

上流へ少し歩いて、北方向を眺めます。のどかな風情で、スタートから散策ムードが高まります。写真手前の樹はサクラのようでした。

10/17 10:02

炭焼き窯?の煙りもたなびいて、とてもいい感じです。

10/17 10:05

川沿いのトレイルには、色とりどりのコスモスが・・・。

10/17 10:26

トレイル道標「28」付近の東海自然歩道の案内板です。戸寺から寂光院、三千院を辿るのも、これからの時節、珠玉のコースになりそう。

10/17 10:32

道標「29」を過ぎ、害獣フェンスを通過する辺りから山道っぽくなりました。

10/17 10:40

江文峠へは、鬱蒼とした杉木立の中を進みます。

10/17 10:49

江文峠の少し手前から一般車道(歩道付き)を歩きます。

10/17 10:51

峠にある琴平新宮社の入り口です。

10/17 10:53

道標「31」から再び山道(簡易林道)になりました。

10/17 11:09

道標「33」で、静原の集落に。ここからしばらくは一般道路の路側帯を歩きます。

10/17 11:21

集落に入るにつれて、コスモスが目立つようになります。

10/17 11:18

コスモスはちょうど見頃のようでした。

10/17 11:28

刈り入れが終わった田んぼでは・・・

・・・ちびっ子たちがランチ会の真っ最中でした。

10/17 11:22

あちこちに、お花畑がありました。

10/17 11:26

道標「34」付近の三叉路。トレイルは右へ。お花畑は両道路に挟まれた一帯に広がっています。

10/17 11:36

静原川の上流にはホタルが棲息しているそうです。

10/17 11:44

せっかくなので、昼食はお花畑で食べることにしました。小橋を渡って・・・

10/17 11:41

日頃の些事も忘れて、お花と日差しで・・・

10/17 12:13

・・・のんびり、ほっこり。

10/17 12:36

再びトレイルを進み、静原神社に来ました。境内の大木が紅葉すれば見応えがありそう。

10/17 12:53

道標「39-2」を過ぎれば、薬王坂が始まります。

10/17 13:08

赤松の大木にやって来ました。ここに二尊板碑があります。

10/17 13:17

峠に着きました。薬王坂はかなりの急登でした。

10/17 13:42

峠から鞍馬への下りでは、木漏れ日の下、爽やか森林浴でした。

10/17 13:47

八幡宮から鞍馬の集落を眺めます。

10/17 13:52

鞍馬川に架かる小橋から下流を眺めます。ここもいい感じの里山風情でした。

10/17 14:28

鞍馬寺に入り、参道を進んで行きます。杉の巨木は見応えがありました。

10/17 14:53

本殿前の広場から、比叡方面を眺めます。

10/17 15:26

貴船に向って、「木の根道」を行きます。

10/17 15:39

奥の院魔王殿を過ぎた辺りからは、やや急な下り道になります。

10/17 15:42

カエルを撮ろうとしましたが、あっという間に、保護色に・・

10/17 15:51

鞍馬寺西門と貴船川が見えて来ました。

10/17 16:25

貴船神社に立ち寄ってみました。

10/17 16:10

場所柄、来訪者のほとんどは女子のグループでしたが、皆さん真剣に祈願文を書かれている姿がとても印象的でした。

10/17 16:48

最終バスで叡電貴船口駅に。谷あいの駅舎は旅情を感じさせ、ホームからの眺めもまた良し。

この日歩いたコースは、トレイル地図では「北山東部」に収載されています。

撮影機器：

EXILIM Hi-ZOOM EX-H10 カシオ

感想

pokopen

大原にほど近い戸寺のバス停に降り立つのは今年2月以来。高野川を渡り
井出の集落に入って行くと、大きく開けた盆地の様子が心地良く目に入り
ます。大原の里の入り口とも言えるこの辺り一帯は、住む人の人情も厚い
のか、道で出会う人からは気軽に話しかけられたり、挨拶されたり・・・。
どうやら、わたしの方も山里の風景に見惚れて少々ニヤけながら歩いてい
たのかも知れません（笑）。
宮川を渡る小橋から北へ向う道は明るい盆地を縦断し、寂光院や三千院へ
もつながっています。この山里が錦繍に輝く頃、また歩きに来ようと思い
ました。

静原の町はやや狭い扇状地に広がった穏やかな風情の集落で、コスモスが
今や盛りとばかりにあちこちの畑で咲き誇っていました。フラワーパーク
の里として町をあげて花の栽培に取り組んでいるようで、ちょうど見頃に
訪れたのはとても幸運でした。
お花畑での昼食タイムは、のんびりほっこり・・里山歩きの醍醐味でした。
ここからトレイルは静原川を少し離れて山沿いを進み、巨木が立つ神社を
横に見ながら薬王坂の入り口へと向います。この辺りは狭い舗装路を歩き
ますが、通過車両もほとんど無く、のんびり歩きを満喫出来ました。

京都一周トレイルで戸寺から鞍馬までの区間は標高が低く、起伏もさほど
大きからず、ゆったりとした散策が楽しめました。コース途中の江文峠か
らは金毘羅山や翠黛山を通って寂光院へ抜ける道もあるようで、是非歩い
てみたい所です。
また、ホタルが生息していると言う静原川の上流域にも興味が膨らみます。
歩数計の電池切れで正確には計れませんでしたが、18,000歩程度の歩行だ
ったようです。

コメント

kobeblanc

京都一周トレイル(7)お疲れさまでした
pokopenさん　こんばんは。

京都一周トレイルって高雄、苔寺までですか！
まだまだ楽しみはありますネ！


京都一周トレイルシリーズは「山ガールと行く」でも行けそうなんで参考にして検討したいと思ってます。

またいろいろとご教授ください。よろしくお願いします。

pokopen

「山ガール」シリーズ
kobeblancさん、こんばんは。

そうです。コースの西端は苔寺で、東端は伏見稲荷です。
コース全長は約７０ｋｍあるそうですよ。
おっしゃる通り、「山ガールと行く」シリーズに絡めるのには、
うってつけの場所ですね 。
京都市街からは近過ぎず遠過ぎずのほど良い距離感、有名どころの
寺社仏閣と組み合わせれば、山歩きのビギナーも誘い出しやすいですね。
シリーズ欠員補充の際は、是非ぜひ、お声かけください 。

utaoto

京都一周トレイル復活、おめでとうございます
2月以来のトレイル復活ですね

しかも、今回はモロに私の地元
江文峠から瓢箪崩山を越えれば岩倉です

逆に江文峠から北に向かえば金毘羅山、翠黛山、更に焼杉山や天ヶ岳等の大原の里山が続きます

実は先日、学童の芋掘り大会があったのが19枚目の写真の所、どんぴしゃです

蛍は岩倉でも静原でも小川に行けば沢山見られます（実は国際会館や岩倉駅前でも見れちゃいます ）
是非、その時期にお越しくださいませ

あっ、薬王坂はキツイっすよね
最初のコンクリートでばてちゃいます･･･

pokopen

utaotoさん、こんばんは。
戸寺から井出の辺りは、ホントいい風情の場所ですね 。
トレイルから江文神社への分岐で、金毘羅山の方へ行かれたパーティを
見ましたが、メット装備だったのであちらの方には岩場が在るのかなと
思いました 。
静原にはちょうどいい時期に行けました。お花畑と静原川に挟まれた土手で
ランチにしましたが、いい時間を過ごせました 。
そう言えば、写真のちびっ子たちは、お芋さんを食べていたような気もしますね。
静原川の清流とホタル棲息の看板を見た時、今度は必ず上流へ行ってみよう
と思いました 。
鞍馬寺は別にして、この日のトレイルコースで、一番歩き応えがあったのが
薬王坂でした 。