桧塚奥峰〜明神平〜国見山東斜面
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
●道の状況:大又駐車場崩落あり(15台くらい駐車可)、台風12号後は登山道1ヶ所、歩道2箇所崩落あり。慎重にわたれば問題なし。 ●登山ポスト:あり |
写真
感想
桧塚奥峰に行く機会をうかがっていた。先週は用事があり断念。今週の日曜日降水確率が高く、土曜日は夜に京都で用事がある。行けば5時間は歩くだろうからどうしようかと悩んでいたが、天気がよさそうなので早起きして出かけることにした。
5時半出発、大又駐車場に7時前に到着。すでに3台の車が停まっていた。旧あしび山荘の廃屋のところでおじいさんとおじさんの二人組に会う。「早いね」と声をかけられる。歩くスピードではなく出発時間を言っておられたのだろう。挨拶だけして先を急いだ。明神平にはテントがいくつか張られていた。
明神岳に向かう途中に若い男性がひとり向こうから歩いてきた。軽装でありたぶんテントを張っているひとりだったのだろう。木々はすっかり落葉しており、朝日が降りそそぐなか落ち葉をさくさくと踏みしめて歩いた。余計なことは考えられず、心と体がもとめるまま僕は歩いた。
ところどころにテープや道標があるので助かるが迷いやすい道だと思う。桧塚奥峰から眺める桧塚までの女性的なやわらかみのある稜線が美しい。紅葉や黄葉は思っていたほどではなかったが、僕はしばらくその眺めを楽しみ、またお気に入りの場所ができたことを喜んだ。
桧塚に向かう途中に年配の夫婦が向こうから歩いてくる。今度はこっちが「早いね」と口に出しそうになる番だった。桧塚山頂は眺望がえられずすぐに来た道を引き返した。
明神平に戻る帰り道は次から次と向こうから人が歩いてくる。7,8人くらいは会ったかな。明神平に戻る手前でもおじさんグループ6人とすれ違う。台風12号後しばらくは人気がなかったが、登山日和の今日は賑わいを取り戻していた。まだ10時半だ。もう少し歩こうかと思ったと同時に北に向かって歩き始めていた。
国見山の東斜面に「ボンサイ平」と呼ばれる場所がある。その存在をネットで知ってから一度は見たいと思っていた。ウシログラからトラバースするといいようだが、ウシログラを通りすぎてしまい国見山に着いてしまっていた。仕方がないからそこから斜面を下る。しかし、「ボンサイ平」がどこなのかわからない・・・。
下から登ってくる二人組の男性に「すいません。ボンサイ平って聞いたことがありますか?」と尋ねるも「そんなん聞いたことがないなあ。等高線の間隔が広いこのへんがそうじゃないかと思うけど・・・」とのこと。まあいい。そのときには僕はあてもなく山のなかを歩くことをすっかり楽しんでいたのだから、その場所にたどり着けなくてもいいんだという気になっていた。
結局、それがどこなのかよくわからないまま、そろそろ引き返さなければ京都の用事に遅れるので急斜面をサルのように(?)這って登っていった。
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