笠島駅から石地駅へ・・・上越海岸を歩く

2011年11月04日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 29.8km
• 登り: 310m
• 下り: 295m

天候

晴れ

写真

11/13 11:39

感想

nobou

　11月4日(金)　糸魚川発・通算4日目

　前回(2月13日),柿崎駅を目前にして雲に覆われた米山の中腹辺りを見た時、この海岸線歩きの1行程として、海岸線から米山に登ることを考えた。それをmalmalさんに話すと、渋々ながらおつきあいしましょうとなって、前日(3日)に米山駅からスタートする予定になっていたのだが、車の故障で果たせず、大平コースからの縦走に切り替えた。

　前夜は笠島駅Pで車中泊。1時頃笠島漁港に移動して寝直し、5時過ぎに起きて手早く朝飯を済ませる。早朝からボートで釣りに出ると言う若者と言葉を交わし、見送って6時から歩き始める。

　漁港から国道までの長い坂道を登り切って国道へ出ると『長岡へ41km/新潟へ101km』の標識。だが実際の101kmポストは青海川町の中にあり、6:34にそこを通過。更に10分あまりで赤い欄干の米山大橋に差しかかる。
　米山橋には歩道がないので路側帯の右側を歩き、対向車が来る度に立ち止まってやり過ごしたので時間がかかったが、運転者に気を遣わせたくないのでやむを得ない。
　途中で下を覗きこむと集落があって道路が見えたので『しまった』と思ったが、すでに半分以上歩いていたのでそのまま橋を渡りきる。
　青海川駅のあるその集落に向かう分岐点は橋の手前にあったのだが見落としていた。と言うより、分岐点を見ていてもそれがどこへ行く道なのか分からないので多分そちらへは行かなかっただろうと思う。それは事前の下調べをせず、地図も持たないで歩く行き当たりバッタリの旅故の失敗である。渡り始める前に覗きこんで気がついていれば、躊躇なく戻って下の道を歩いていただろう・・。ちょっと注意力散漫!

　6:45,橋を渡って振り返ると米山がスッキリと見えた。初めて下界から仰ぎ見る米山は、均整のとれたいい形の山だが、どこから見ても同じ形をしているように思えた。
　米山大橋から数分の所にSEAPORTと言う大きなホテルの建物があって、そこから鷗ヶ鼻と言う小さな岬に向かう道があり、その先端は『恋人岬』と言う若者のスポットになっていた。
　そこから右手に階段状の『鷗ヶ鼻遊歩道』があり、登り切って長い階段を下り再び国道に出ると、出発の時に見えていた一番遠い景色,左手に向かって長く突き出した岬状の影が少し大きくなり、その中にある鉄塔が点滅を繰り返しているのがハッキリ見えるようになった。
　だが、それが刈羽原発であることはまだわかっていない。

　7:33,『99kmポスト』通過。わずか3km歩くのに1時間半を要した。このペースではいくらも歩けそうにないが、目標がないので急ぐこともない。 .