小川谷廊下

天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ytadoです。
今回はnoriko423さんの沢登りデビュー
ジムでクライミングセンスを感じたので初沢としては難し目の小川谷廊下を選んだ。
アプローチから読図を教えながら歩く、途中、明らかに沢登り装備の人とすれ違う。
小川谷廊下ですか?とたずねると、F2水量が多く敗退との事。
これは…面白そうと個人的な突破意欲に火が灯り、歩くペースが上がる。
入渓してみると、川の水量はちょっと多い程度、しかし、小川谷廊下入り口まで来るとただならぬ水量の雰囲気。
すっかり、noriko423さんの沢登りデビューである事を忘れかけている。
F1を越え、振り返るとあら?
noriko423が落ちた、高さもなく下が水だから大丈夫だったが、そりゃそうね。
お助けを出して乗り越えてもらう。
そしてF2とのご対面。
いやーこれは厳しい。
先行パーティ1人抜けてはいたが後続がお助け出されていても水流に負けて落ちまくってる。
悪い条件でも突破したいスイッチが入り興奮を抑えきれず、私もトライするが2回失敗…
としてふと我に帰ると、noriko423さんの表情が曇ってる。
おっと、すいません…
とりあえず撤退と考えたが、左岸から巻けそうな雰囲気。
ロープを出し、noriko423に登ってもらう。
巻き道はそれ程悪くはないが、念のためアンザイレンでついてきてもらい、その先を偵察するも
厳しそうであったので正式に撤退を決定。
懸垂下降に不安があったので、緩い傾斜の位置までアンザイレンし、上からロープを出し下降をコントロール出来る方法をバックアップにし、懸垂下降してもらう。
んーすいませんでした。
私の悪い虫のせいでちょっとデビュー戦で怖い思いをさせてしまった。
お詫びに焚き火のサービス。
行動食のパンを焼いたり、ソーセージを焼いた。
この頃には実はヒルまみれである事に気付く
私は左手首2箇所に噛まれた跡。
お互いの身体中からヒルが上がってくる。
雨後は小川谷廊下でもかなりヒルが出る事が判明。
その後、時間もあるので下山路沿いの沢を下降。
沢歩きのポイントを伝えつつ、危険がなさそうな巻き下降と、懸垂下降をやってもらった。
デビュー戦で怖い思いをさせてしまったが大丈夫であろうか、、、
私として反省しなければならない沢であった。
F2の残置スリング(上からハーケン×2で垂れているやつ)まだあったかなぁ?
あそこはアブミ使った方が初心者には幾分楽。
先日講習で使ったときも、2人の女性は突破したけど、1人の男性はどーしても登れなくて林道まで見送りお帰りいただきました。
F2は小川谷廊下の入学試験です。
残置スリングやアブミもありました。
私は3度目の小川谷廊下で、過去全て女性と行っていたので抜けれないイメージはなかったのですが水量で激変するんですね、、、
まだまだ沢について経験値が足りないと感じました。
僕が会現役の頃は2年後、3年後に自分の行きたいルートのパートナーになってくれる
ことを視点にしていましたね。
いろいろな人と同行すると、人によって様々な事象が発見されます。
(特にリスク面)
水量に長いこと晒されると真夏でも低体温症になることが結構あるので
注意が必要です。
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