天狗岳(西天狗岳、唐沢鉱泉ピストン)
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 834m
- 下り
- 826m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは唐沢鉱泉の玄関横にありました。 |
その他周辺情報 | 唐沢鉱泉日帰り湯700円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
食器
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
秋登山は八ヶ岳へ。
眠い目をこすりながら運転して、唐沢鉱泉に到着したのは8時過ぎでした。車の外気温計はなんと9℃!!上着を羽織らないと車の外に出られないほどでした。
駐車場にあるバイオトイレをお借りして、登山届けをだして出発です。
しゃくなげ橋をわたり、苔むした森の中の岩場を登りにかかります。このあたりは沢も流れ、北八ッの雰囲気でした。
濡れて滑る岩に気を使いながら、じっくり標高を稼いでいきます。
唐沢鉱泉分岐で一呼吸し、さらに道は登っていきます。所々足下がぬかるんでいたり歩きづらくなっていました。
登るにつれて、自分の呼吸が粗くなっているのに気付きます。前半が勝負のお山と調べていたので、踏ん張りどころだと自分を励ましつつ、一歩一歩前進。
かなりバテバテなところで視界がひらけました。第一展望台についたー、と岩に腰を掛け目の前に広がる南八ヶ岳を見つめます。そして、ゼリーのアミノバイタル流し込み!
なんだかペースが上がらないので、アミノバイタル頼みです。
それにしても第一展望台看板がないなあ、と思ってGPSを確認すると、展望台はまだ先でした。
テンションが下がりつつ、あわててひと登りすると同じように開けた岩場に、ちゃんと第一展望台の看板がありました。
こちらからは、南八ヶ岳に加えて北八ヶ岳も蓼科山までよく見えました。
アミノバイタル効果もあり、気力回復して次なる第二展望台を目指します。
樹林帯の尾根歩きは、空が近くてとても気持ちがいいです。
しかしながら足どりが重く、どんどん抜かれてしまいました。
やっと第二展望台に到着し、目の前に西天狗の姿が飛び込んできました。
そして天狗岳から南に続く美しい稜線が広がっています。八ヶ岳の大きさに圧倒。
いつか歩いてみたい山がずらり並ぶ風景が眩しくうつります。
そしてこれから向かう天狗岳を見上げると、急斜面の岩場を人が登っていくのが見えました。
「ここから40分、一時間あれば着くからぜひいってらっしゃい」と、何度も登ってるという展望台にいた方が 教えてくれました。
どんなに疲れても西天狗まではなんとか行きたいなと思った私は、「行ってきます!」と宣言して展望台を後にします。
一旦下り、そこから登りは急な岩場になっていきます。
高度を上げると、岩はさらに急になっていき
振り返るとさっきまでいた第二展望台がもう遠く下に見えています。
技術的にはそんなにむずかしくない岩場だと思いますが、慣れないわたしは次への一歩を考えながら進み時間がかかりました。
また疲れから少し吐き気もしてきました。
無理せずゆっくり、足場を確保し登ります。
遮るものがない岩場の急登には、冷たい風が吹き抜けていきます。
やがて緩やかなハイマツの道に変わると、広い山頂が見えてきました。そしてすぐに西天狗岳山頂へ、たどり着くことができました。
するといきなり山頂の向こうに東天狗岳が迫り、そこから南側に広がる稜線に目を奪われます。
山の連なりの中に身を置くこの感覚が、わたしを山に向かわせるのだと改めて思いました。
ランチタイムは途中からの吐き気もあり、おにぎりを半分ほどいただきました。
そして諦めざるをえない東天狗岳を恨めしく見つめます。山ではすべて自己判断。
休んでいると眠気に襲われ、ほんの少し座ったまま意識が遠のいたのがわかりました。
山頂での時間が過ぎ、さっきよりはっきりと見える赤岳をバック記念写真をとっていただき、来た道を下山します。
再びの岩場は下りの方が危ないような気がして、ゆっくりルートを見極めながら下りました。
下りきり、一旦登り返して第二展望台まできて振り返ると午後の日差しを受けた西天狗岳が聳えているのが見えました。
次こそ東天狗までの縦走をしようと決意して、さらに下っていきます。
時間が気になり休まず下り続けたからか、第一展望台を過ぎてからバテはじめました。
登りの時にはあまり感じなかった岩や石がゴロゴロしていて、歩きづらいのも手伝い時間がかかります。
途中で腰かけやすい岩を見つけて、休憩。あとから来たご夫婦に抜いてもらいました。
秋の日没が迫るのを感じて再び下り始めましたが、ペースは全く上がりませんでした。
やっと唐沢鉱泉の分岐までたどり着くと、先ほどのご夫婦が休憩をされていました。
「歩きづらくて疲れますね、バテちゃいました」と声をかけると、ご主人がはちみつを濃縮したものを「元気になるよ」とくださいました。濃厚な蜜の味が体に染み入り、確かに少し気力がわきました。ほんとにうれしい限りです。
「5時までには下らないと、暗くなるからね」とも声をかけていただき、二人は先に下って行かれました。
私も少し休んで、気力があるうちに歩き始めます。
しばらくしてご夫婦に追いつき、暗くなるのも心細かったので一緒に歩かせていただきました。
はちみつ効果に加え、誰かと一緒という心強さでなんとかついていくことができました。
歩きづらい道は続き、時間は刻一刻と過ぎあたりを暗くしていきます。
「まだかな。。。」と思っていると、遠く沢の音が聞こえてきました。
そして下るにつれ音が近くなり、やっと沢沿いの道にぶつかります。
先頭を行くご主人が「橋があったよー」と教えてくださり、なんとかまだ明るいうちにしゃくなげ橋を渡ることができました。
ほっとしたら、また急に疲れが襲ってきました。
お二人にお礼を言い、とりあえず唐沢鉱泉の日帰り湯へ。
疲れているところへ階段を二階も登るお風呂には正直げんなりさせられましたが、お湯はとても気持ちよくさっぱりすることができました。
大変な思いで登りきった西天狗岳、次は必ず東天狗を訪れたいと思います。
コメント
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yukorikaiさん、こんばんは!
八ヶ岳いいですよね〜
下山後のお風呂も最高ですよね〜
自分も今度の連休、天気が良かったら、仲間と八ヶ岳へ遊びに行く予定なんですよ!
もちろんお風呂も楽しんできますよ(#^^#)
you629さんこんばんは♪
八ヶ岳、いいですよね♪
北八ッの苔の森が好きなのですが、天狗岳から南八ヶ岳を見たら、その荒々しい感じに魅せられました!いつか、登りたいです!
今度の連休は、どのあたりに登るんでしょう、レコ楽しみにしてますね(*´ω`*)
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