記録ID: 167013
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山滑走
芦別・夕張
北芦別/八線川から布部岳
2012年02月05日(日) [日帰り]

- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,053m
- 下り
- 1,052m
コースタイム
八線川御料最終人家付近(7:50)→布部岳(13:15〜45)→戻り(16:00)
天候 | 曇り時々小雪 出発時-7℃ 頂上-11℃ 帰着時-6℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
八線川はCo700まで右岸沿いに伐採道が続いていて時間の短縮になる。 除雪は入っていないが、鹿のラッセルに助けられた。 全コース今時期通常ならば雪崩の心配はない。 富良野西岳を回り込むあたりから布部岳直下まで小地形が複雑なので、地図読みを慎重に。 スキー滑降を楽しめるのは、布部岳頂上直下とCo980〜Co700までの緩斜面のみ。 伐採道の滑降は小石やちょっとした渡渉など障害物が多く、雪の量次第ではあまり楽しめない。 |
写真
感想
今から20年前、東北八幡平の1年班春山準山の一環で、十八線川から極楽平を北上した。深いラッセルの中、途中にあった布部岳は裾を素通りし、北ノ峰まで縦走している。その時に頂上へ立てなかったことが、ずっと頭から離れなかった。
20年ぶりの北芦別は八線川からアプローチ。八線川は伐採用のブル道がCo700あたりまで伸びていて拍子抜けした。そこそこのラッセルであったが、鹿のトレースにも助けられ、楽に登ることができた。富良野西岳はCo1000mあたりの斜面を延々とネグる。途中、南尾根の末端付近は、蝦夷松の純林が見事だった。小地形に惑わされず西へ西へと進むと、正面に突如として布部岳が現れる。広い頂稜が独特で、張り出した雪屁がおばけの様だ。
モンスターの林立する緩斜面を抜け、頂稜へと続く白い急斜面に取りつく。スキーで可能な限りジグザクを切って登りきると、頂稜の北の高まりに出た。南側の1338標高点までは、急激に細くなり、ビロビロと大きな雪屁が張り出して、我々の前進を拒んでいるかのようだ。北の高まりも1338標高点と較べて同じような標高か、もしくはそれよりも高いようだったので、今回はここを頂上と決めた。
下山はあと1時間早ければ、このまま富良野西岳まで縦走し、その南尾根のCo1240付近から一気に八線沢源頭まで滑降を、と考えていた。しかし、今回は時間切れ。来たトレースを引き返すことにする。樹林帯の緩斜面の深いパウダーを思い思いに滑り、無事布部岳リベンジが終了した。
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