天狗岳下部だけ〜犬川から
- GPS
- 04:50
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 666m
- 下り
- 673m
コースタイム
天候 | ガス〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
グレートサミッツ国内編NO13 天狗岳〜犬川から
白馬五竜スキー場の南に、犬川という川を見つけて、そこを辿った奥から、天狗岳への尾根に取り付いて、運よく稜線まで登れれば、鹿島槍の北壁がよく見えるはずだと机上の計算をするが、2月にそれが計画通りに達成されるなんてまずないのだろう。でも初めてのところだから、実行してみる。
さすがに白馬五竜は人気だ。朝まだ暗い時間だから駐車場に入れるが、間もなく満車になったようだ。今日は珍しくスノーシューの相棒と二人。長野は駐車場が無料だから好きだ。他の客は明るくなるまで待っていたりするが、さっさとシールつけて出かける。
中央の建物を一旦戻って、すぐに川に沿って登りだすと、それはスキー場南端の林道を上がっているようなことになった。除雪された林道に、一人前のつぼ足跡。その先で消えると、どうもボーダーが下ってきたような跡もある。スキー場の上部から反対斜面を滑るとここにでるか。でもそれも間もなく消えた。
緩斜面を大きく回って谷が狭くなると、歩いている谷の右側が行き止まった。横断して左に渡りたいのだが、雪の多い今年は探せばこれが可能である。少し戻って渡る。
渡ってさらに進むと、最終堰堤が出てくる。堰堤とはいつも思うが、作ったときから粗大ゴミで自然破壊なのだ。嫌がらせのように、雪が付いていても越えるのが難しいし、夏は、不能でもある。
どうにか急斜面から超えると、ようやく静かな谷になった。積雪はかなりある。二股の右の流れを渡って、中央の尾根に取りつく。ここまでスタートして2時間。さてここからどこまで登れるか。
大体思った通りの斜面だけど、左右にジグを切りながら上がっていく。200mくらい登ると、稜線頂上に付く。少し日が差してきたような気がするが、しかしガスっていることに変わりがない。やせ尾根をさらに上がって、急斜面になったところで、さらに上はガスで見えないし、進む気力もなくなって、今日はここまで。尾根に取りついて1時間しか登っていないし、戻るときに、またあの堰堤下ったり、流れの横断にプレッシャーを感じる。まあ毎度のことだけど。
下りに入れば、雪は今週もまだふかふかのまま残っていた。シューの彼も、下りは訳ないとドンドン降りてくる。やっぱり下りはどうであれ、楽なものだ。堰堤下りも横滑りでショートできるし、谷の横断も登り返しが面倒だけど、危ないというわけでもない。
最後はスキー場に入って、そこを横断してクルマまで。
天狗の稜線に出たいなら、サンアルピナ鹿島槍から入れよというルート選択もある。ここはまさに稜線がスキー場である。ずっと登れば、白馬五竜まで続く。雪がもう少し固くなった頃に、うろこ板でツアーでもしようか。
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