東根山
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 403m
- 下り
- 395m
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2010年12月26日、東根山に行ってきました。
この日の目的は、ずばり「初日の出登山」の下見です。
25日から急に降ってきた大雪の影響がどれくらい出ているかを調べるための登山でした。
だって、この結果次第では初日の出登山は諦めなくてはならないですからね。
さて、この日はわれわれヘロヘロ隊とたまたま単独で登ろうとしていたyuzzyさんの3人パーティで登ることになりました。
ラッセルが予想されていたので、人数は多いに越したことはありません。
心強い同行者ができました。
昨日から強い雪が降り続いていたとはいえ、なにせ年中人の姿が絶えない東根山。
トレースの一つくらいついているだろうと思っていたのですが、なんと、駐車場から一切トレース無し!
神様は我々にバージンスノーを踏み荒らす権利を下さったようです。
樹林帯の中の道は、木々に雪が遮られたのか、比較的浅い積雪で悠々と通過できました。
バージンスノーのラッセル楽しいなぁ♪とウキウキしながら歩いていたのですが…
そんな余裕はほんのつかの間…。
針葉樹林帯が途切れると、すぐに猛烈な雪藪が待ちかまえていました。
平均で膝下、吹き溜まりになると股下までの積雪。
ここから地獄の猛ラッセルが始まりました。
通常の倍以上の2時間という時間を費やして一の平までたどり着きました。
この時点で三人ともだいぶやられていました。
とりあえず休憩しながら、後続のパーティが来ないか様子を伺っていたのですが
まるでその気配なし! これは覚悟を決めて三人で進まなければならなそうです。
半ば予想はしていたのですが、一の平を出発するとさらに積雪は深くなっていきます。
今度は平均で股、吹き溜まりだと腰の高さまでの深雪となりました。
スノーシューを履いてこれですから、ツボ足だったらどんな事になるのか想像もつきません。
結局、二の平に着いた時点で前進をあきらめました。
ツートンが体力の限界を訴えたというのもありますが、それ以上に時間が心配だったのです。
ここまでで三時間以上かかっていますので、無理して山頂を目指したらいったい下山は何時になるのか…。
山は逃げませんからね。無理は禁物です。
二の平でランチ…とも思いましたが、湿った雪がどかどか降ってきてそれどころではなくなり、まさに追い返されるように、這々の体で逃げ帰ってきました。
結果、登山としては敗退なのですが、このバフバフの雪道のこと。下りは楽しい♪
登山道をショートカットして、好きな雪面を駆け回ります。
しかし、今日はどこまで行っても真っ白。
なんでこんな日に山に登ったんだろう?と思わなくもないですが…
まぁ、下りが楽しかったからそれで良しとしましょう♪
ご一緒して下さったyuzzyさん、ありがとうございました。
たぶん我々ヘロヘロ隊だけだったら、一の平まで行くのが精一杯だったことでしょう。
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