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ハイキング
アジア

万里の長城(八達嶺長城 Badaling Changcheng)

2019年03月22日(金) [日帰り]
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harita53 その他1人
GPS
--:--
距離
4.9km
登り
362m
下り
352m

コースタイム

日帰り
山行
2:10
休憩
0:20
合計
2:30
10:20
45
入場ゲート
11:05
11:15
30
北7楼
11:45
11:45
30
入場ゲート
12:15
12:25
25
南7楼
12:50
入場ゲート
ルート図は、地図をみながら、こうだったかな、と手書きしたものです。間違いがあるかもしれません。すみません。
天候 晴れ
日本からも北京の天気予報はGoogleなどネットで見られます。
この頃は、日中の最高気温は東京と同じか少し高いくらい、朝晩の最低気温は東京よりも低く、冷え込む感じでした。
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
中国語の先生のすすめで、ツアーではなく公共交通で万里の長城に行きました。

北京から八達嶺(Badaling、バーダーリン)駅への行き方ですが、少し前のガイドブックと現在とでは、特急の発着駅(北京側の始発駅)が変更になっています。ご注意ください。

まず、地下鉄13線(黄色)で、フオイン(霍+草かんむりの下に宮と似てる字)駅まで行きました。ここでS2線(万里の長城線)の黄土店(フアントゥディエン)駅まで乗り換えます。駅に案内があり、それに従って歩いたので迷いませんでした。S2線は地下鉄ではないので地上に出ます。改札口にはたくさんの人が並んでいました。また、駅の売店ではパンやお菓子が売っていました(菓子パン10元)。

黄土店駅からはS2線の特急「長城号(和諧)」で1時間半くらい(8:08発、9:24着)。たぶんS2線には、この特急「長城号」しか走っていません。料金も6元か7元と激安です。昔の新幹線のように?車内で水がもらえます。車内販売もありました。ただし、本数は多くなく、週末や休日は大変に混雑するらしいです。金曜日でしたので、遠足に行く小学生の団体などと一緒で、余裕で座ることもできました。

バーダーリンが近づくと、左右の車窓から万里の長城が見えるようになります。僕は進行方向むかって左側に座りましたが、長城のまわりに山桜が咲いているのが見えてきれいでした。もう少し暖かくなるとかなり美しい景色だと思います。
最後にスイッチバックがあれば、すぐにバーダーリン駅に到着です。

八達嶺(バーダーリン)駅からは駅の前の道路を人並みについて歩くと10分ほどで入場ゲート付近に出ます。そのあたりの構造ですが、まず、トイレと手荷物検査の場所があります。その後、少し歩くとチケット売り場、土産物店、入場ゲートがあります。
チケットを購入して入場(3月までのオフシーズンで35元でした。オンシーズンはもう少し高いようです)。チケット購入時にパスポートなど身分証明証が必要でした。

入場ゲートを入って、右側が北コース(難易度低く人が多い)、左側が南コース(急傾斜があり、ケーブルカーもないので人が少ない)です。
コース状況/
危険箇所等
どこも石畳みで、階段も作られています。傾斜のきついところには手すりがあります。

北側は、歩くのは容易なコースです。それでも傾斜のきついところはあります。
ケーブルカーなどが通っていることもあり、大変な混雑です。なお、頂上(北7楼)付近には売店や水の自販機(1本10元と高い)、(確かトイレも?)などがあります。
普通、バーダーリン長城といえば、こちら側のようです。

南側は、傾斜は北よりはきついかな。大した差はないと思いますが、ケーブルカーなどがなく、歩いて登り、歩いて降りてこないといけないので、空いています。
その他周辺情報 ※グーグルが使えないので、地図アプリはiPhoneに百度(Baidu)地図を入れました。日本にいるうちにインストールできました。たしかに便利でした。

入場ゲート付近には、飲食店・土産物店多数。
小さなお店は安いし魅力的なのですが、価格交渉が必要らしいです。僕はぼったくられましたが、それも良い思い出です。次は中国語の力をつけて交渉するぞー。

入場ゲート目の前の土産物店(長城礼物)はVISAカードが使えました。しかも、割とセンスの良いお土産(万里の長城の四季をモチーフにしたノートやしおりなど)があり、帰国後、友人たちにとても喜ばれました。

トイレは入場ゲート付近、手荷物チェックのそばにあります。
黄土店駅の改札付近。全景の写真は帰りに撮りました。漢字だから大体伝わりますよね。
黄土店駅の改札付近。全景の写真は帰りに撮りました。漢字だから大体伝わりますよね。
出発直後は大都会。
出発直後は大都会。
すぐに山が近くなってきます。
すぐに山が近くなってきます。
車窓から見えた万里の長城と山桜。窓ガラス越しなので色がきれいには出ていないのが残念。
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車窓から見えた万里の長城と山桜。窓ガラス越しなので色がきれいには出ていないのが残念。
バーダーリンの万里の長城入口の切符売り場です。並びました。
バーダーリンの万里の長城入口の切符売り場です。並びました。
一番上に見える北7楼まで登ります。
一番上に見える北7楼まで登ります。
途中から後ろを振り返る。入場ゲート付近、その先に南側の長城も見えます。
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途中から後ろを振り返る。入場ゲート付近、その先に南側の長城も見えます。
まだまだ登り。人がたくさんで狭いところなど、順番待ちになることもありました。
まだまだ登り。人がたくさんで狭いところなど、順番待ちになることもありました。
北7楼に到着。すごい人!
北7楼に到着。すごい人!
下ります!
遠く見える尾根にずっと城壁が作られている風景は、やはりこの目で見ると圧巻です。
遠く見える尾根にずっと城壁が作られている風景は、やはりこの目で見ると圧巻です。
銃眼がたくさんついているのですね
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銃眼がたくさんついているのですね
今度は人の少ない南側を登ります。こんな風に長城を独り占めもできてしまいました。
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今度は人の少ない南側を登ります。こんな風に長城を独り占めもできてしまいました。
南側にもロープウェイかケーブルカーの駅があるようでした。しかし運行はされていませんでした。
南側にもロープウェイかケーブルカーの駅があるようでした。しかし運行はされていませんでした。
南側から見た入場ゲート付近と北側の長城。
南側から見た入場ゲート付近と北側の長城。
南7楼にあった、これより先進入禁止の看板?石。この辺りで休憩。人も少ないので山の上のよう。中国人青年とおしゃべりしたり。山上で会う人に悪い人はいない、というのは万国共通かな。
南7楼にあった、これより先進入禁止の看板?石。この辺りで休憩。人も少ないので山の上のよう。中国人青年とおしゃべりしたり。山上で会う人に悪い人はいない、というのは万国共通かな。
南7楼から先の進入禁止部分。防壁を防犯カメラが守る21世紀。
南7楼から先の進入禁止部分。防壁を防犯カメラが守る21世紀。
長城の途中にある楼と呼ばれる建物。
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長城の途中にある楼と呼ばれる建物。
楼の内部。
不到長城非好漢〜万里の長城に行ったことがなければ強い男とは言えない。入場ゲート付近にて。記念撮影スポット。
不到長城非好漢〜万里の長城に行ったことがなければ強い男とは言えない。入場ゲート付近にて。記念撮影スポット。
バーダーリン駅で見かけた時刻表。ご参考に。
バーダーリン駅で見かけた時刻表。ご参考に。
帰りのバーダーリン駅。改札に並びましたが、平日だったので座れました。
帰りのバーダーリン駅。改札に並びましたが、平日だったので座れました。
バーダーリン駅プラットホーム。
バーダーリン駅プラットホーム。
S2線の長城号。バーダーリン駅にて。
S2線の長城号。バーダーリン駅にて。
黄土店駅に到着。
黄土店駅に到着。
黄土店駅の全景。13線(黄色いラインの地下鉄)はの乗り換え方向から。
黄土店駅の全景。13線(黄色いラインの地下鉄)はの乗り換え方向から。
黄土店駅で見かけた時刻表。ご参考になれば幸いです。
黄土店駅で見かけた時刻表。ご参考になれば幸いです。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 昼ご飯 飲料 ヘッドランプ ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル カメラ (上着はコートでした)

感想

バケツリスト(bucket list)と言うのでしょうか、やりたいことリストの中に長く入っていた万里の長城のハイキングを、中国語講座に通い始めたことをキッカケに実行してきました。

息子(中国語はまったく話せず)と二人で訪問。ツアーなら万里の長城は1日1人10000円くらいみたいですが、中国語の武者修行ということで、電車と地下鉄で自力で訪問。たぶん中国語が全然話せなくても電車で行けるんじゃないですかね。
切符は、イーカートンというSuicaやPASMOみたいなICカードを北京到着時に空港の地下鉄駅で買っておくと、タッチするだけなので言葉を使わなくてすみますし(カードは地下鉄駅でチャージできますし、帰りに空港でデポジットは返金されます)。結局、交通費と入場料の合計は一人50元くらい?約1000円で往復できました。

感想は、まず、とにかく人が多かった。特に北側。年老いた母親を連れて登っている人がいたり、中国人にとっても特別な場所なのだなあと思いました。
一転、南側は人が少なく(警備の人たちはいます)、静かな山登り?を楽しめました。山頂(南7楼)では食事しながら各国からの旅行者や中国の青年とおしゃべりしたり。楽しかったです。

山の中の人工物を見るとき複雑な思いもありますが、あそこまで巨大だと、とにかく、大きい!人間すごい!という感想が出るばかり。また緑の多い季節に来てみたい気がします。その時はもっと人が多いのかなあ…。




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