丹沢産ギフチョウ探索 寄大橋〜雨山峠〜雨山〜檜岳〜伊勢沢の頭〜秦野峠〜林道秦野峠〜寄大橋

2012年04月25日(水) [日帰り]

• GPS: 05:35
• 距離: 13.7km
• 登り: 964m
• 下り: 967m

コースタイム

06:50　寄大橋
09:00　雨山峠
09:30　雨山
09:55　檜岳
10:23　伊勢沢の頭
11:00　秦野峠
11:15　林道秦野峠
12:25　寄大橋

天候

曇のち霧時々雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東名高速大井松田IC〜寄大橋
寄大橋〜東名高速秦野中井IC

コース状況／危険箇所等

危険箇所は下記2ヶ所

【寄大橋〜雨山峠】寄沢の右岸左岸をテープをあてにして行ったり来たりして登ると、あるところで突然右岸(上り方向で左側)の傾斜60〜70°の難関高巻コースに誘導されてしまいます。この超急登(四つん這いで根っこ掴んで登る)と急傾斜トラバースは初級者では危険すぎるので、右岸(上り方向右側)に、テープで誘導された時は、反対岸の奥に踏み跡のしっかりした安全な登山道があるので、迷わずそちらに移動して下さい。

【秦野峠〜林道】鹿柵を超えたあと、2ヶ所の連続した崩落斜面の上部をトラバースしなければならない場所があります。ここは、鎖もロープもなく、寄コシバ沢〜雨山峠間の梯道などよりはるかに危険度が高いです。初級者はこのルートは避けたほうが無難と思います。

写真

4/25 6:50

寄大橋を出発。

4/25 7:39

寄沢中頃から振り返ると桜。

4/25 7:53

沢の右岸左岸とテープ頼りに登っていくと、右岸で急斜面直登に誘導されてしまう。この写真では斜度45°程度だが、登り初めからしばらくは60°程度。登って、右方向にトラバース(この斜度の斜面)すると、沢の上流に出て、振り返ると次の写真の通り。。

4/25 7:56

どうやら右岸の高巻きは、増水時の河川回避ルートだった様子。

4/25 8:08

更に沢を上流に詰めると、右岸に梯子&鎖場出現。

4/25 8:14

尾根を超えるとテーブルのあるフラットへ。

4/25 8:23

更に尾根を登っていく。
対岸に鍋割山南陵一ノ萱が見える。

4/25 8:34

マメザクラが咲いているが、蝶影なし。

4/25 8:46

鉄製階段。

4/25 9:04

ナメ滝の美しい沢床をどんどん詰めると、雨山峠に到着。

4/25 9:09

雨山峠から雨山方面に100mほど進んだ尾根に、トランシーバーの落し物あり。<松田警察寄駐在所に届けてあります。型式は、STANDARD FTH-107。>

4/25 9:32

雨山頂上。霧で視界きかず。

4/25 9:40

雨山〜檜岳間の新しい大崩落地。

4/25 9:55

檜岳頂上。雨粒がポツポツ。

4/25 10:23

伊勢沢の頭。この先に日当たりの良い下草の豊富なエリアがあったが、ランヨウアオイ、カントウカンアオイとも皆無。

4/25 10:55

尾根下り途中、標高1000〜850mまで、マメザクラが豊富。しかし吸蜜している昆虫はマルハナバチのみ。

4/25 10:59

秦野峠付近の巨大マメザクラ。
ギフはいない。

4/25 11:00

秦野峠道標。

4/25 11:18

ここで林道にでる。

4/25 11:19

林道反対側の道標。

4/25 11:34

林道秦野線中頃に、たくさんの山桜あり。

4/25 11:37

山桜並木。
勿論ギフはいない。

4/25 11:57

林道脇のスミレ。

4/25 12:18

下界には鮮やかな黄色い花々。

4/25 12:26

寄大橋に帰還。振り返って林道ゲートを撮影。

撮影機器：

OLYMPUS XZ-1 オリンパス

感想

ALFAROMEO

【山行】
檜岳頂上やや南寄りから、寄大橋に向けてVRで降りる予定であったが、濃霧のため展望きかず危険なので、尾根沿いに林道まで遠回り。

【ギフチョウ食草】
全行程でランヨウアオイ、カントウカンアオイとも一株も目撃せず。

【ギフチョウ吸蜜植物】
スミレ、マメザクラ、山桜が多数あったが、目視上蝶影なし。
可能な限り幹を蹴って振動を与えたが、飛び出すのはマルハナバチのみ。