グランドキャニオン

- GPS
- --:--
- 距離
- 47.7km
- 登り
- ---m
- 下り
- ---m
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備路 |
写真
装備
個人装備 |
2L水
行動食
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感想
4月24日からの長めのゴールデンウィーク。
ロスアンジェルスの昔の友人を訪ね、翌日は彼とサンタバーバラで一泊。そこからはレンタカーでの一人旅。サンタバーバラからラスベガスまでは車で575キロのはずがレンタカーに取り付けてあるナビが大バカ者で俺を北へ北へと連れて行こうとする。到着時間を見ると明日朝8:30とか出るからこれは絶対におかしいと思い、Google Mapで調べなおす。やはり全然遠回りさせられている。
Death Valley の方に回らさせられてた。1時間半ほど余分に走らさせられてモハーベ砂漠の中、日が暮れてテイルランプの赤色とヘッドランプの白色の線がまっすぐに続く中をラスベガスまで。ラスベガスは人、人、人ホテル捜して車止めてチェックインするだけでもうふらふら。遅いからお目当てのステーキハウスもクローズ。バーで一杯やりながらピザを食べる。その大きさが「誰かほかに来るの?」ってくらいでかい。そのあとカジノに行き1時間くらい運試ししてその日はベッドにもぐりこむ。
翌26日は9:30 出発。西部の広さを満喫しながら、猛スピードで車を走らせる。展望の開けた場所では原住民の人たちが細工品を販売している。今回のメインパートの一つGrand Cyanon, South Rim にある今夜の宿泊地Tusayan まで450kmの運転。午後4時ころに到着。
Grand Canyon Plaza Hotelにチェックイン。あまりいいホテルじゃないけど俺には十分。少し休憩して明日の下見にmother Point まで行く。途中の南入り口で$30の入場料を取られる。一度払うと7日間は何回来ても良いということ。Mothere Point の展望台はすごい観光客で駐車場は満杯。40年ぶりに見るグランドキャニオンはそれでもすごい景色です。
明日の下見にビジターセンタに行くがちょうど6時を回ったところで閉館。壁に貼ってある地図を見てルートを確認。Bright Angel Trail が一番わかりやすそうで、これに決定。
宿に帰るとゴールデンウィークのせいかすごい日本人の団体に遭遇。レストランは日本人だらけ。俺はバーで簡単な食事とビールで済ます。(簡単って言ったって量は日本の倍はある)
27日6時起床。朝食を取り、朝飯の残りをザックに詰めいざBright Angel Trail headへ。8時少し前に下降開始。気温は肌寒いくらい。たくさんの登山者。本格的な格好をしたやつから街着そのままの人たちまで。でもなんで白人はこんなにみんなデカいんやろう?縦にも横にも。
折り返しポイントは4箇所ある。
トレイルのポイント地点
・ 1st Tunnel / 0.4 miles(0.6km)
・ 2nd Tunnel / 1.7 miles (2.8km)
・ 1と1/2-Mile Resthouse / 3 miles(9.6km)
・ Indian Garden / 9 miles(14.4km)
・ Plateau Point / 12 miles(19.3km)
プラトウポイントはインデアンポイントから水平に北へ行ったところ。コロラド川はインデアンポイントから違う道をまだ下っていく。川まで標高差は1200m
ガイドマップにも自分の体力とペースを理解し絶対に無理をしないようにと書いてある。毎年平均で12人の死亡。原因は主に高温、水死、医療問題とある。俺はは一番下手前のIndian Gardenに行ってからどうするかを決めるつもり。看板には「絶対に日帰りで底まで行かないよう」と書いてある。
下に降りていくのは初めて。陽の光で景色が変わっていき、めちゃ綺麗。下りのみというのがいつもとは逆で不思議な感じ。
昨夜川底の「ファントムランチ(牧場)」で泊まってた人たちとすれ違う。早い人は朝5:30に出発したとのこと。どのくらい底までかかるのか見当もつかない。
インデアンガーデンまで2時間少しで到着。ファントランチまで距離にして10kmくらいとか出てる。普通なら1時間少しで行けると踏んだ。ところが時間がたつにつれ気温の上昇が半端ないし勾配が地獄の底に連れていかれるように急になってきた。なんとかかんとかコロラドリバーまでたどり着くともう牧場まで行く気は一切なし。今回の目標 マリリンモンローの「帰らざる河」見れたら十分満足。休憩して水分補給と腹ごしらえ。さあ登り返し。下り際に俺と競ってたフランス人の若いグループとすれ違う。本日下までたどり着いたのはが一番だったよう。荷物は水だけと言え、登りは下りとは疲労度が大違い。でも今降りて来たばかりのところを登るから道はわかる。俺が下りですれ違ってきた人たちを追い越していく。ここでトレイルランナーに出会う。彼の仲間は朝4:30にサウスリムを出発してファントムランチを越えノースリムまで行って予定では夜9時にサウスリムまで戻って来るそうだ。世のなか凄いやつらがいるもんだ。こちらはだんだんと疲労の色が濃ゆくなってきた。脱水症と空腹のせいか、何かふらふらに。でも景色は最高。最後頂上手前でとうとう座ってしまった。最後の力を振り絞りサウスリムまで。登り返しは3時間半。午後2時半到着。もう駐車場の車までたどり着くのが精一杯。ふらふらで運転してホテルに到着。なんとレストランも店もみんな空いていない。レストランに入ってテーブルの上の砂糖を水に溶かして砂糖水を飲むだけ。自販機見つけて最後の手段コーラのがぶ飲み。ジュクージーで疲れを取ろうとするけど血圧が下がってよけいに疲れた。そのまま部屋で寝てしまった。
少し休んだら元気が出て来たのでもう一度グランドキャニオンのサンセットを見に戻る。最高の気分と景色。本当に来てよかった。今度来るなら一泊 底のファントムランチでする余裕の旅にしよう。
いつも後でそう思うんだけど。
次の日はコロラドの友人宅まで600kmの移動です。
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