中川川水系 西沢本棚沢 沢登り講習

2019年06月08日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.6km
• 登り: 552m
• 下り: 552m

天候

曇り（時々薄日が射した）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西丹沢ビジターセンター

コース状況／危険箇所等

■西沢本棚沢

　本棚は西丹沢でも落差があり（約60m）見栄えのする名瀑で、大勢のハイカーが
　その勇姿を眺めることができます。
　本棚の直登は右側凹角からのクライミングですが非常に困難なマルチピッチ。
　少し下流に戻って右岸に流れ込む涸れた支流との間の斜面をうっすら付いた踏み
　跡を登って巻きます。結構な急斜面なので一般ハイカーは遭難の元になりがち
　ですからやめておいた方が無難です。
　高巻きは尾根上となり少し平坦になったところから右手の本棚沢側にトラバース
　する崩れそうな踏み跡を下って沢に戻れます。
　少し遡行すれば倒木の架かった8m滝。ここは左手のザレから高巻き落ち口の
　5m上をトラバースして再び沢に戻ります。
　ここからしばらくはきれいなナメ床が断続的に続きとても癒される区間です。
　950m辺りで6m滝が登場。右上から高巻けそうに見えますが、落ち口上から
　沢に戻る箇所が急でリスク高し。流芯右手を直登した方がよいのですが、結構
　ヌメリがあるのでタワシ必携。
　次の5m滝両岸からは豊富な湧き水帯で暑い夏は喉を潤すのに最適。
　ここも流芯右手を直登します。ややヌメリあり。
　その後は小棚程度で最後は本棚沢と下棚沢の中間尾根上部に出て遡行終了。

　詳細遡行図などは拙著『丹沢の谷ルート』（山と溪谷社2017年刊）を
　ご覧ください。

■マウントファーム登山学校（日本登山インストラクターズ協会公認）
　http://mt-farm.info/

写真

6/8 8:17

心配していた降雨もなくいざ出発

6/8 8:17

6/8 9:01

6/8 9:02

こちらは対岸の涸棚
水量は少ないけれども落差は90mほどあり本棚よりも高い

6/8 9:02

名瀑　本棚

6/8 9:03

記念撮影です

6/8 9:06

デカ！ナメクジ

6/8 9:07

ここから高巻きに入ります

6/8 9:26

6/8 9:41

6/8 9:43

最後はザレを斜め下降

6/8 9:44

2m玉子岩

6/8 9:47

きれいなナメ続きます

6/8 9:47

6/8 9:48

6/8 9:50

倒木架かった8m滝

6/8 9:53

左から巻きます

6/8 9:59

急なザレを下降

6/8 10:00

6/8 10:02

釜の色が美しい

6/8 10:06

ナメ

6/8 10:23

6/8 10:27

6/8 10:32

6/8 10:33

5×20m

6/8 10:35

4×12m

6/8 10:38

核心の6m滝

6/8 11:05

湧き水が左右から大量に出ている5m滝

6/8 11:05

6/8 11:07

6/8 11:15

6/8 11:20

6/8 11:29

6/8 11:31

CS×2

6/8 11:42

6/8 11:44

ごめん！邪魔しちゃって

6/8 12:09

午後から雷注意であったので右岸にエスケープ

6/8 12:11

6/8 12:22

地図読みしながら下棚沢との中間尾根を下降

6/8 12:40

お！

6/8 12:45

6/8 12:52

6/8 12:53

尾根の末端は急な痩せ尾根

6/8 12:54

6/8 13:00

6/8 13:04

6/8 13:07

6/8 13:09

6/8 13:10

下棚の落ち口が見えます

6/8 13:20

6/8 13:20

6/8 13:35

6/8 14:01

結局雨にも降られず快適な日和でした

撮影機器：

FinePix XP90 富士フイルム