古墳巡り（18）森将軍塚古墳(長野県で最古、最大の前方後円墳)

2019年08月03日(土) [日帰り]

• GPS: 01:14
• 距離: 1.9km
• 登り: 138m
• 下り: 131m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:14
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:14

10:51 スタート地点
12:05 ゴール地点

長野県内の前方後円墳で最大で最古の古墳。4世紀後半頃の築道。全長約100m。山の高台に「くの字型」に歪んで作られた珍しい古墳。
千曲市。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

山の頂上に見える森将軍塚古墳

尾根の途中に円墳が多数。うち最大の2号墳(男女2体が葬られていたと言う)

長野県下で最古の最大(約100m)の前方後円墳。
科野地区の王の墓であるので堂々としている

森将軍塚古墳の築造方法の解説。狭い尾根に作る難しさが解る

近くによれば圧倒される。

葺石が20万個積まれて造られた

埴輪列も当時の復元

古墳の頂上。さすがに自らが統治していた地域を眺めることができる最高の場所である

墳頂部の竪穴式石棺の再現

古墳の全景

古墳の全景

当時の畑、竪穴式住居

竪穴式住居の再現

建物の正面入口

中に入ると以外に明るい

建物の中から

感想

abc5def6

「佐久の古代史」（堤隆外5名著ほおずき書籍）を読むと古墳時代前期の前方後円墳の中で、この古墳のように墳丘全体の発掘調査事例は珍しく貴重な資料と指摘されていたので訪問した。
（近畿の多くの前方後円墳は宮内庁の管理下にあり発掘調査はおろか、立ち入りすら認められていない古墳が多い）

将軍と呼ばれいるのは森地方の「王」と言う意味で歴史の時間に勉強した将軍と言う地位ではなく、この地方の偉い王の墓という意味だそうだ。

古墳の麓に古墳館があり、現地では見ることができない森将軍塚古墳の竪穴式石室や、出土した副葬品・埴輪などを、実物や模型・映像によって展示されており、上記本の言う通り貴重な勉強の機会になった。

近くに長野県立博物館があり、長野の歴史を石器時代から視覚的にまとめた貴重な実物などが展示されている。この迫力には圧倒される
https://www.npmh.net/index.php
一度は訪問したい博物館である。