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Yamareco

記録ID: 198061
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

景信山と親子山教室

2005年04月09日(土) [日帰り]
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hiratsuka その他20人
過去天気図(気象庁) 2005年04月の天気図
撮影機器:

感想

JR高尾山駅の改札の出口へ向かう。
ザックを背負った数組の親子に混じってヒゲをたくわえた男性が立っているのが見える。

我が家は今まで親子でしか山を歩いていない。
一緒に歩く人がいなかったというのもあるが、気を遣わずに気ままに歩けるところがいいからというのが理由。
でも最近は何となく物足りなさも感じていた。

たまたまHPでみかけた「親子山教室」。
親子で山を歩くというコンセプトで流水麺実篤氏が主催し活動している。
rikutoにとって同じ年頃の子と一緒に山を歩くのは刺激になるだろう。

改札を抜け流水麺氏と思われるヒゲの男性に近づき挨拶をする。
「よろしくお願いします」
「トイレはあちらですからすませておいて下さいね」
まだ来ていない親子を気にするように改札の中に時々目をやりながら
やわらかな口調で返してもらう。

もっと体育会系な感じを予想して緊張していたが少しばかりホッとする。
駅前にとまっているバスに乗り込みいざ景信山へ。

高尾駅からバスに揺られて終点の小仏停留所で下車。
参加者を集めてまずは流水麺氏から挨拶。
続いて参加者親子が順番に挨拶をする。
聞くとみんなそれなりに山歩きはしているようだ。
「こりゃ油断していると置いていかれるかも」
と緊張感が増す。
rikutoは大人数で山を歩くのははじめてなので緊張しているようだ。
普段はうるさいくらい大声なのだが小声でコソコソと話しかけてくる。

さて出発。
流水麺氏を先頭に列をつくり車道を歩き始める。
時折、クルマが通るのでその度に前後の人達が声を掛け合い注意しながら進む。
しばらく歩くと道はアスファルトから土になり傾斜のある山道に変わる。
新緑の樹林帯を歩くのはとても気持ちが良い。

我が家は列の後方。
ふたりで登る時は、寄り道したり立ち止まったり休憩も適当にとるので一定のペースで歩くことがない。
今回のように列をつくって歩くと必然的に引っ張られる形になりペースよく歩く事になる。
この事をカラダに覚えさせるにはとてもいいようだ。

ほどなく山頂に到着。
山頂には茶屋がありすでにたくさんの人が食べたり飲んだり思い思いに休んでいる。
「お昼にしましょう」
流水麺氏の声で参加者はたくさん並んでいるテーブルの真ん中あたりに座りお昼となる。
我が家もザックをおろして持参したオニギリを取り出す。

参加者の中にはコッヘルでお湯を沸かしていたり茶屋から買ってきて
食べている人もいる。
茶屋の向かいに目を向けると大きく開けておりその先の山々の眺めがとても気持ちよい。

お昼を食べ終わってしまうと話をする人もいないので
rikutoと私は手持ちぶさたになり何だか落ち着かない。
一緒に参加した人に声をかけるにしてもキッカケがないとなぁ。

すると同じテーブルに座っていた男の子のお母さんが声をかけてきた。
「うちの子と一緒に遊んでもらっていいですか?」
ちょっと驚いたがこっちもそんな状態だったので喜んで一緒に遊ばせてもらう。
子ども同士はすぐに仲良くなって楽しそうに話をしている。

「カラスなぜ鳴くの〜♪」
いつの間にかギターを持ったオジサンが歌っている。
すると遊びまわっていた子ども達が集まってきて一緒に歌い始めた。
子ども達の楽しそうな歌声が山頂に響く。

このあたりからようやく肩の力が抜けてきた。

すると今度は流水麺氏がビール片手に
「一杯、どうですか?」
と声をかけてくれたのでこちらも快くいただく。
いろいろと話をさせてもらいたかったが何となく遠慮してしまいあまりしゃべることが出来ずに残念。

でもおかげでますます肩の力が抜けてきた。

今回参加した人達とも何気ない話しをする。
うちの子はもう他の子達と走り回って遊んでいる。
「いやぁ、何だか気持ちがいいなぁ」

親子山教室との出会いでした。

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