記録ID: 203300
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢
震災後の丹沢大山
2011年03月27日(日) [日帰り]
![情報量の目安: B](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
---|
写真
感想
震災後はじめての登山は大山。
登山口へ続く参道はいつもなら賑やかなだが観光客はまばら。
朝9時ということもあるのだろうか。
軒を連ねるお店は薄暗い。
こんなところまでも節電に協力しているらしい。
ケーブルカー乗り場の脇を抜けて男坂から下社を目指して歩きだす。
下社までは延々と石段が続く。
カラダが順応していないため息が切れる。
途中ザックを背負ったおじさんを1人追い越しただけで下社へ到着。
階段を登り切って鳥居をくぐる。
ここも人影はちらほら。
さい銭を入れ手をあわす。
阿夫利神社は、山の神、海の神として昔から祀られていた神社だ。
下社をあとに山頂を目指す。
今日はひとり、荷物も軽いのでつい足がはやくなる。
前を歩く父子に追いつく。
「こんちわ、何年生?」
男の子ははにかんで何も言わない。
「3年生」
お父さんが代わりに答える。
老夫婦。
「こんちわ」
ふたりを追い越すと後ろから
「ゴローの靴だね?」
振り返るとお父さんが片足をあげ自分の靴を指さしている。
白みがかっていていかにも履きこなされたゴロー。
笑い返すと
「同じだね。ヨロシク」
と言って親指を立てる。
イキなお父さん。
山頂に近づくにつれて残雪が多くなる。
途中、石灯篭が倒れているを見掛ける。
これも地震の影響か。
山頂に到着。
予想以上に人が多い。
お湯を沸かしお昼を食べていると
女性が地図を片手に下山道をたずねてきた。
どうやら大山に来るのははじめてらしい。
見晴らし台から下社へ下りる道を教えてあげる。
いつもと変わらない山の日常。
ホッとした1日でした。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:343人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する