記録ID: 2047747
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ハイキング
近畿
高野山散策（奥の院・金剛峯寺・壇上伽藍）
2019年10月03日(木) [日帰り]
和歌山県
kyobon
その他6人 - GPS
- --:--
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 42m
- 下り
- 0m
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| 天候 | 曇一時小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
〔往路〕 なんば駅→（高野線）→橋本：乗換→極楽橋→（ケーブル）→高野山駅→（りんかんバス）→奥の院前 【散策コース】 中の橋→弘法大師御廟→一の橋→（りんかんバス）→千手院橋（昼食）→金剛峯寺→壇上伽藍 〔復路〕 千手院橋→（りんかんバス）→高野山駅→（ケーブル）→極楽橋→（高野線）→橋本：乗換→なんば駅→（大阪メトロ）→大阪梅田 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
特になし |
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予定外の特急に変更になり、橋本まで一両貸し切り状態。橋本で乗り換え各停で約30分極楽橋へ。
「学文路」ナント読む？：かむろと読む
「学文路」ナント読む？：かむろと読む
急勾配と急カーブの山岳路線を、レールの音をきしませながら標高差400m以上を稼ぐ。
右手に上古沢の集落
右手に上古沢の集落
現在の車両は2019.3.1に、4代目としてデビュー。車体は鮮やかな朱色で、周りの緑に映える
楽書塚：大切な所に落書きをせず、ここで思い存分に・・と落書き防止の目的で建立されたとか
備前島原松平家墓所：苔むした供養塔に、赤い帽子・前掛けをしたかわいい地蔵さん
豊臣家墓所の案内：外国人観光客向けにゆびナビ（音声ガイド）がある
豊臣秀吉公、その母公、弟の大納言秀長、その婦人など一族の墓がある
御廟橋：橋の前で脱帽、服装を正し、一礼して橋を渡る。36枚の橋板と橋全体を1枚として37枚と数え、金剛界37尊を表していて、橋板の裏には仏を表す梵字が刻まれている
10/3 10:00
御廟橋：橋の前で脱帽、服装を正し、一礼して橋を渡る。
36枚の橋板と橋全体を1枚として37枚と数え、金剛界37尊を表していて、橋板の裏には仏を表す梵字が刻まれている
36枚の橋板と橋全体を1枚として37枚と数え、金剛界37尊を表していて、橋板の裏には仏を表す梵字が刻まれている
奥に見えるのが燈籠堂。堂内を裏手に回り込むと「弘法大師御廟」が見える
水向地蔵：先祖を供養するための地藏菩薩・不動明王・観音菩薩・聖観音など金銅仏が15体並ぶ。
禅尼上智碑：高さ約90�僂虜輯篝修如�梵字が一字と永和元年（西暦1375年）の北朝の年号が刻まれている。昔から、この供養塔に耳を当てると、極楽の声に似た音が聞こえてくるとの言い伝えがある
10/3 10:29
禅尼上智碑：高さ約90�僂虜輯篝修如�梵字が一字と永和元年（西暦1375年）の北朝の年号が刻まれている。
昔から、この供養塔に耳を当てると、極楽の声に似た音が聞こえてくるとの言い伝えがある
昔から、この供養塔に耳を当てると、極楽の声に似た音が聞こえてくるとの言い伝えがある
右奥に姿見の井戸がある。覗いてみたら、2・3m下に水面が見えた（自分の影が映ったかの確認はできていない）
大師の腰かけ石：弘法大師空海が、ちょっと休憩にと、腰を掛けたという言い伝えがある
高野山町石道：高野山表参道の道しるべとして建てられた町石（高さ約3m）。根本大塔を起点として慈尊院（九度山）まで、1町（約109m）毎に180基、弘法大師御廟まで36基が建てられている
10/3 10:41
高野山町石道：高野山表参道の道しるべとして建てられた町石（高さ約3m）。
根本大塔を起点として慈尊院（九度山）まで、1町（約109m）毎に180基、弘法大師御廟まで36基が建てられている
根本大塔を起点として慈尊院（九度山）まで、1町（約109m）毎に180基、弘法大師御廟まで36基が建てられている
奥之院と一の橋の案内：中の橋から弘法大師御廟を経てここまで約一時間の散策
一の橋（正式には大渡橋又は大橋）：奥之院へは正式にはここから参拝する。弘法大師御廟迄約2�辧�
金剛峯寺案内：全国3600ある高野山真言宗の総本山。日本最大級の石庭「蟠龍庭」がある
主殿：檜皮葺屋根の上にあるのは天水桶（雨水を貯め、火災発生の時に延焼防止に使う）
新別殿：昭和59年（1984年）、弘法大師御入定・1150年御遠忌大法会の際、大勢の参詣者への接待所として新設。普段は参拝者の接待所になっている
10/3 12:19
新別殿：昭和59年（1984年）、弘法大師御入定・1150年御遠忌大法会の際、大勢の参詣者への接待所として新設。普段は参拝者の接待所になっている
蟠龍庭（ばんりゅうてい）：奥殿を中心に五百余坪に及ぶわが国最大級の石庭。京の白川砂が全面に敷かれ、組石は四国の霊石が使われている
10/3 12:24
蟠龍庭（ばんりゅうてい）：奥殿を中心に五百余坪に及ぶわが国最大級の石庭。
京の白川砂が全面に敷かれ、組石は四国の霊石が使われている
京の白川砂が全面に敷かれ、組石は四国の霊石が使われている
新書院・蟠龍庭・阿字観道場
阿字観とは真言宗における呼吸法・瞑想法で、一般の参拝者でも体験できる
阿字観とは真言宗における呼吸法・瞑想法で、一般の参拝者でも体験できる
四季の中庭：江戸期に造られた庭園で、四季折々の風景が眺められる。
中央に高野槇も
中央に高野槇も
真然大徳廟に参拝
真然大徳は弘法大師・空海の甥にあたり、大師の意思を受け継ぎ、50年以上かけて高野山の基礎を築きあげてきた
真然大徳は弘法大師・空海の甥にあたり、大師の意思を受け継ぎ、50年以上かけて高野山の基礎を築きあげてきた
金剛峯寺の寺紋：左が豊臣秀吉拝領の青厳寺の寺紋「五三の桐」、右が高野山の鎮守・丹生都比売（にうつひめ）神社の寺紋「三頭右巴」
金剛峯寺の散策を終え、蛇腹道を壇上伽藍へ
東塔・三昧堂・大会堂・根本大塔が続く
東塔（手前）：1984（昭和59）年に再建
東塔・三昧堂・大会堂・根本大塔が続く
東塔（手前）：1984（昭和59）年に再建
大塔の鐘：現存は1547年に再興。一日5回鐘の音を響かせている。直径7尺（約2.1m）、重量1600貫（約6トン）
三鈷の松：普通松葉は2葉か5葉だが、この松は密教法具の三鈷杵（さんこしょ）の様に3葉になっている
准胝（じゅんてい）堂（右）：1883（明治16）年再建。准胝観音
孔雀堂（左）：1984（昭和59）年再建。孔雀明王
孔雀堂（左）：1984（昭和59）年再建。孔雀明王
山王院：御社の拝殿。現存は1845年再建
山王院の前に御社（丹生明神、高野明神、十二王子・百二十伴神）の三社がある
山王院の前に御社（丹生明神、高野明神、十二王子・百二十伴神）の三社がある
中門：2015（平成27）年高野山開創1200年記念大法会時に再建。消失を免れた持国天・多聞天に、新たに増長天・広目天を加えて、四天王が安置されている
10/3 13:18
中門：2015（平成27）年高野山開創1200年記念大法会時に再建。消失を免れた持国天・多聞天に、新たに増長天・広目天を加えて、四天王が安置されている
金剛峯寺・壇上伽藍を約1時間余り散策後、霊宝館前をバス停に向かう
りんかんバスで高野山駅に到着
北：九度山方面（ケーブル高野山駅より）
北：九度山方面（ケーブル高野山駅より）
感想
初めての高野山、心配していた天気も途中少し雨が降ったものの、大きな支障もなく無事散策を終えることができた。
二大聖地「奥之院」と「壇上伽藍」をメインに周ったが、いづれも広大な山内であり、日帰りのスケジュールでは駆け足の散策に成らざるを得なかったのは残念でした。またの機会に、宿坊で宿泊しての散策もありかな・・・
奥之院の約2�劼了夏擦蓮⊆�齢約700年の杉木立がそびえ、その中にあらゆる階層の人々の墓石や祈念碑、慰霊碑等が立ち並んでいて、その数は約20万基を超えるとか。その壮大さには圧倒された。
一方、観光客は思ったより少なく、静寂な三内をゆっくりと散策できた。
秋の紅葉の時期、また冬の雪景色も興味がそそられる。
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