がんばってる千葉・安房の人たち!(^^)!

2019年10月06日(日) [日帰り]

• GPS: 01:05
• 距離: 3.6km
• 登り: 96m
• 下り: 90m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:45
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:45

13:21 スタート地点
14:06 ゴール地点

天候

晴れ　雲多し（予報は曇り）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【往路】
　自宅〜（R1）〜戸塚IC〜（横浜新道）〜狩場JCT（首都高K3→B）〜川崎浮島JCT〜（首都高CA）〜木更津JCT〜（館山道）〜冨浦IC〜道の駅・とみうら枇杷倶楽部（車中泊）〜青木カーネーション団地
　
【駐車場】
　精華園（ボランティア先）
　
【復路】
　ピストン

コース状況／危険箇所等

【青木カーネーション団地〜枇杷の山・登り口】
　長閑な海に近い農村風景。
　大きな建物は役所・学校で、自分の生まれ故郷を彷彿とさせる雰囲気、。
　
【〜枇杷の山】
　小型車両1台が通れる農道。
　通常であれば軽トラックで往来するらしいが、廃林道なみの倒木。
　途中、樹々の倒壊・壊死で館山の港まで見える。

その他周辺情報

【買い物】
　平成の合併前は独立した町（５０００人以上）なので、商業施設は整っている。
　
【温泉】　
　今回は登山ではないので帰宅してから。

写真

10/5 22:35

＜おまけ＞
【海ほたる】
　人生2回目の訪問。
　22時30分を過ぎているけど、灯りギラギラな川崎・羽田方面へ旅客機が続々と降りていく
　(^^;

10/5 22:38

＜おまけ＞
【海ほたる】
　何の周回だろうか？
　カーマニアたちが大型車両の駐車場で大集会中―
　オッサンが多いのでウルサクはなかったけど(-_-;)

10/5 23:24

＜おまけ＞
【館山道・冨浦IC】
　ボランティアの高速道路利用は無料措置がある（今回知った）。
　証明書フォーマットをダウンロードして記入したら、往路は各料金所でスタンプを貰って最後の出口で渡すだけ
　(^^)

10/6 7:23

【道の駅・とみうら枇杷倶楽部】
　公衆電話はポッキリと折れたまま・・・
　各宅の光回線の復旧も未了で、今、急ピッチでがんばってくれています！

10/6 7:54

【千葉県・富浦町】
　今の連絡先はモバイルだけ。
　皆さん、光回線の重要さを語ってくれました。

10/6 8:51

【富浦・精華園さん】
　作業開始！
　僕らは温室内に砕け散った天井のガラス片を集めて運びます。天井のガラスも大きいので、砕け散った一片も大小様々。
　1棟8000枚×12棟＝96000枚が散乱し8割近くが割れてしまったとのこと・・・
　ショックは計り知れないね
　(T_T)

10/6 10:06

【富浦・精華園さん】
　ふと、隣のハウスを覗いたら魅惑の色
　(^^)

10/6 10:07

【富浦・精華園さん】
　植物は強い！
　ボロボロの環境下でも、一部のハウスは自力で立ち直っている
　(゜д゜)！

10/6 10:08

【富浦・精華園さん】
　でも、バアバが教えてくれた。
　「1つの球根から伸びる花は5つくらい。2つを最初に折っておかないと、虫がついたり成長にも影響するんだけど、その作業中の被災で作業が止まってしまった」
　咲いているからって喜べないのですね・・・
　(+_+)

10/6 10:08

【富浦・精華園さん】
　可憐なんだけどなぁ・・・

10/6 10:09

【富浦・精華園さん】
　問題は蕾にやってくる害虫で、被災直後は駆除の散布も出来なかったみたい・・・

10/6 10:22

【富浦・精華園さん】
　ボロボロになったハウス群の前で休憩中―
　山友のhayama9ちゃんと偶然同じタイミングでsilvia350psくんに参加のコンタクトを取っていました(^^)　

10/6 11:18

【富浦・精華園さん】
　2つ目の列に着手！
　この日、9：00〜17：00で2列未満の作業しか進まない。
　被災から1ヶ月。全12棟完了には、まだまだ人手が必要だ。

10/6 12:22

【富浦・精華園さん】
　お昼ご飯は、お近くのカフェのテイクアウト弁当。いやはや、ナチュラルな食材と味に一気に頬張りゴチソウサン
　o(^▽^)o
　差入はsilvia350psくん。彼の同級生で農園主のIさんファミリーは、その活躍ぶりに心から感謝している。素敵な友人関係だね。特に、バアバはニコニコと語ってくれた
　(^^)

10/6 13:05

【千葉県・冨浦町】
　昼食後、バアバと一緒に地元名産の「枇杷」の山をちょっと視察に。
　常緑の山は緑の丘のはずなのに、倒木や落葉で茶色が混じる・・・

10/6 13:12

【冨浦町】
　岩稜の山肌から樹たちが根こそぎ倒されている・・・

10/6 13:20

【冨浦町】
　南総の秋は遅いはずなのに、樹々の壊死で大量の実が散らばっている・・・

10/6 13:27

【冨浦町・枇杷の山】
　山腹の枇杷畑は、あちらこちらで壊滅・・・

10/6 13:29

【冨浦町・枇杷の山】
　バアバたちの枇杷も根っこから倒れてしまった
　(T_T)
　でも、樹はまだ生きているから、支柱で再生することも可能だが難しい作業。まだまだ人手が必要だ・・・

10/6 13:39

【冨浦町・枇杷の山】
　枇杷の山からは館山の街並みが見える
　(^^ゞ
　でもね、本来は見えなかったのかも。

10/6 13:49

【冨浦町・枇杷の山】
　冨浦の街を見下ろすと、家々の多くはブルーシートのまま・・・

10/6 13:50

【冨浦町・枇杷の山】
　橙色の屋根の向こうは、精華園さんのハウス群。
　屋根のガラスは全てないのが分かる
　(◎_◎;)

10/6 13:57

【冨浦中学校】
　強風が穿った穴はそのまま。
　これでは、子供たちの教育の場や今後の避難所としても使えない。　

10/6 14:01

【冨浦町】
　精華園の皆さんのご自宅も屋根を被災。
　この日、やっと大工さんが来てくれたけど、瓦のほとんどにヒビが入っていて葺き替えになるそうだ
　(*_*)
　それでも、明るいバアバに感服！

10/6 18:05

【ローソン冨浦店】
　自分へのご褒美を飲んで帰路へ！

10/6 18:56

＜おまけ＞
【アクアライン・木更津料金所】
　ボランティア帰りの申請車で一般レーンは渋滞中―
　(゜Д゜;)
　停止レーン2つもあるので空けてくれ〜

10/6 19:55

＜おまけ＞
【横浜新道・戸塚IC】
　復路の申請書には、ボランティア先の役所の押印が必要。
　精華園のご主人が貰ってきてくれました
　(^^)　
　往路と同じく免許証とともに、自宅最寄りのICへ提示して終了！！

10/6 21:16

【自宅】
　真理ちゃん手作りのブロッコリー・サツマイモ・落花生をいただきました！
　(^O^)
　収穫時期で忙しい中の休日に、ボランティアもお土産もありがとう！！！
　(^O^)

10/6 22:34

【自宅】
　道の駅で幾つかゲット！
　冨浦が「枇杷倶楽部」と呼ばれ続けるには、まだまだ多くの復興支援が必要だと思います。
　また機会をみつけて行って来よう！

撮影機器：

Galaxy S8 SC-02J docomo サムスン

装備

個人装備

ザック：なし 靴：ツォロミー2

感想

oobantou

　10/6(日)は、前週の“遊び過ぎの贖罪”も含めて、台風15号で被災した千葉の農園の復旧ボランティア活動に参加し、認識以上の被害のインパクトを受けました(◎_◎;)
　　
　行き先は、山友のsilvia350psくんの友人Iさんが経営する南房総市冨浦町の農園。
　silvia350psくんを通じて参加したら、なんと！山友のhayama9ちゃんも一緒！
　農女としては、サツマイモの収穫真っ盛りなのに、わずかな休日を手向けるとは彼女らしいマインドだね(^^)
　　
【農家の被害】
　カーネーション栽培の温室のガラス≒96000枚の8割程度もが破砕・・・
　生産・収入規模を勘案すると、復旧費用の返済には30年以上！
　Iさんファミリーは「被害額が大きすぎて廃業しようと思ったけど、そんな時にsilvia350psくんがやってきて奮起させてくれた。それにボランティアの人たちも支援してくれるので希望を持ちたい」と明るい顔(^^)
　でも、一人でやれる作業は微力。まだまだ人手が沢山必要。
　　
【山と名産の被害】
　冨浦の名産で枇杷生産国内第2位を支える「房州びわ」の森は多くが倒壊し、緑の森が茶系の色になっている・・・
　ご主人のお母さん（バアバ）とhayama9ちゃんと産地の山を見回ったら、農道は倒木や落枝で廃林道のように荒れ、枇杷の木は根っこから押し倒されているけど生きている！
　支柱で助けることも出来るが、大掛かりな作業が必要。
　
【街・住家の被害】
　落枝した枇杷の山からは、ブルーシートが各所に見える・・・
　屋根ごと吹き飛ばされた家、壁に大穴が空いた体育館、横転した電話ボックス等、凄まじい風が暴れた痕跡だらけ。
　政府が一部損壊も補助の対象にしたのは良いが、修理業者さんがとても足りていない。
　　
　　
　台風の威力は大河も大山もない平坦な海辺の農村に多くの爪痕を残していました。
　　
　現地の皆さんは、応援してくれる人々の気持ちもうれしく受け止めてくれていますが、来て・見て・話して、実際を多くの人たちに伝えてほしいようです。
　私も、山と両立しながら再訪するつもりです。