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Yamareco

記録ID: 208973
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積雪期ピークハント/縦走
比良山系

武奈ヶ岳・雪たっぷりの西南稜

2012年02月05日(日) [日帰り]
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コースタイム

2/5
09:38 坊村登山口
11:35 御殿山 11:40
12:16 武奈ヶ岳山頂 12:40
14:40 坊村登山口

天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
自宅から始発電車、新幹線、湖西線を乗り継いで、JR堅田駅へ
堅田駅(8:50)〜坊村(9:36) 江若バス 1000円

坊村から堅田駅へ向かうバスは午後は15:46しかないので注意。
ちなみに出町柳行きは、17:21。
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト、トイレは登山口にあり。
危険箇所:この日のように好天でトレースがしっかりあれば、ルートを見誤るポイントもなく、歩きやすい。

バス降りたら完全雪国♪行ってきます。
2012年02月05日 09:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 9:36
バス降りたら完全雪国♪行ってきます。
うふふ。歩きながらもにこにこ。
2012年02月05日 09:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 9:41
うふふ。歩きながらもにこにこ。
ここから急坂を登る。夏道はジグザグだけど、直登だぜ♪
2012年02月05日 09:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 9:42
ここから急坂を登る。夏道はジグザグだけど、直登だぜ♪
木立も美しい。
2012年02月05日 10:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 10:28
木立も美しい。
トラバース気味の場所。凄い積雪量だわ。
2012年02月05日 10:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 10:42
トラバース気味の場所。凄い積雪量だわ。
トレースあるから楽だよね。たまに外れて歩いてみるけど、結構大変。
2012年02月05日 10:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 10:47
トレースあるから楽だよね。たまに外れて歩いてみるけど、結構大変。
雪もこもこと青空。
2012年02月05日 11:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 11:24
雪もこもこと青空。
誰か滑ったのかしら。
2012年02月05日 11:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 11:26
誰か滑ったのかしら。
御殿山より、蓬莱山方面。
2012年02月05日 11:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 11:35
御殿山より、蓬莱山方面。
武奈ヶ岳山頂見えた!奥のピーク。
2012年02月05日 11:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 11:35
武奈ヶ岳山頂見えた!奥のピーク。
武奈ヶ岳までずんずん近づいていくこの道は最高。
2012年02月05日 11:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 11:39
武奈ヶ岳までずんずん近づいていくこの道は最高。
いやいや、楽し過ぎてニヤニヤし過ぎて。
2012年02月05日 11:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 11:51
いやいや、楽し過ぎてニヤニヤし過ぎて。
ひゃー♪
2012年02月05日 11:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 11:52
ひゃー♪
雪庇も凄い。
2012年02月05日 11:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 11:54
雪庇も凄い。
なんかちょっと不思議な雰囲気。比良じゃないみたいね。
2012年02月05日 11:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 11:58
なんかちょっと不思議な雰囲気。比良じゃないみたいね。
もうすぐ山頂。ただ歩くのが楽しくて。
2012年02月05日 12:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 12:02
もうすぐ山頂。ただ歩くのが楽しくて。
本当に真っ白だね。たっぷり雪がある時に来れて良かった。
2012年02月05日 12:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 12:12
本当に真っ白だね。たっぷり雪がある時に来れて良かった。
武奈ヶ岳山頂♪穏やかで人もたくさん!
2012年02月05日 12:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 12:16
武奈ヶ岳山頂♪穏やかで人もたくさん!
山頂でごはんの後、下山開始。また来るね。
2012年02月05日 12:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 12:42
山頂でごはんの後、下山開始。また来るね。
下りもまるで空中散歩。
2012年02月05日 12:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 12:46
下りもまるで空中散歩。
モンスター発見。
2012年02月05日 12:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 12:52
モンスター発見。
何度も何度も、振り返っちゃうんだよね。
2012年02月05日 12:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 12:53
何度も何度も、振り返っちゃうんだよね。
雪庇もこもこ。
2012年02月05日 12:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 12:54
雪庇もこもこ。
青空と西南稜。最高の散歩道。
2012年02月05日 12:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 12:57
青空と西南稜。最高の散歩道。
敢えて誰も歩いていない所に道を付けていく。
2012年02月05日 12:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 12:59
敢えて誰も歩いていない所に道を付けていく。
なんか雪が美味しそう。
2012年02月05日 13:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 13:03
なんか雪が美味しそう。
明王院。ただいま〜。
2012年02月05日 14:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
2/5 14:38
明王院。ただいま〜。
撮影機器:

感想

心ときめかせる山、誰にも1つや2つはあるだろう。私にとっては比良山系、武奈ヶ岳がそれにあたる。昨冬に登った時には頂上付近の雪も溶け、地面が見え隠れしていた。今シーズンはたっぷり雪がある西南稜をどうしても歩きたい、そう心に決めていた。冬型だと全く歯が立たない厳しすぎる領域、だから快晴の日をずっと狙っていた。土曜日か、日曜日か、最後まで悩んだ末2/5日曜日に狙いを定める。終わってみれば全力を出し切った感で大満足だ。私にはこれが精一杯なのだ。しばらく目標を失い、呆然とするくらい最高の気分だった。

1週間前、予想天気図もほぼ固まってきた。準備の段階から緊張感で胃がキリキリする。名古屋では記録的な積雪となった週半ば、比良はどうだろう。ヤマレコを見るも、ここまで激ラッセルで敗退等の記録が目に留まる。やはり比良は半端ない。ラッセル経験などまだ無い軟弱者だ。西南稜まで辿りつけるどころか、御殿山までも無理だろう。土曜、移動性高気圧がやってきた。比良も晴れたようだ。多くの人が入っただろう。よし、行けるぞ。

いつもどおり新幹線と湖西線を乗り継いで堅田へ。さすがに今日は臨時便が出るほどではないが、それでもスノーシューをつけたザックの人が大勢。関西一の人気の雪山である。しかもこの晴天!むしろ暑くなり雪が緩むくらいか・・・。坊村までの道すがら、憧れの人に会うがごとく動機がおさまらない!真っ白な比良山系が眩しく輝いている。ドキドキしてこのまま心臓が飛び出てしまいそうだ。バスに揺られているだけなのに、かなりの体力を消耗。これはダメだ・・・。

臨時便ではないので、坊村までは旧道に入りつつゆっくりバスは進んで行く。道の脇の積雪量に度肝を抜かれる。凄い所だな、ここは。坊村着、バスから降りるとすぐに雪の上。期待感に胸が高鳴る。頑張って登る!いきなりの杉林の急登、夏はきついが雪があると本当に楽しい。楽しすぎる。雪の壁も直登である。全身を使って登る、登る、登る!これはたまらん。トレースはあるが案外ラッセルも楽しいかも知れない。とはいえ、最初に道を開いた人にはつくづく感謝。

御殿山が近づくと木々の間から武奈ヶ岳が見え隠れ。素晴らしい。なんて美しいんだろう。私はあの稜線を歩くのだ。御殿山、ここからの景色が好きでたまらない。いつまででも眺めていられる景色だ。しかしそうノンビリしてもいられない、ワサビ峠まで一気に下る。ぐっと登り返すと、あとはお待ちかねの美しい西南稜歩きだ。嬉しくて、本当に嬉しくてニヤニヤを隠すのに精一杯。今年も来たよ!ここは誰もが楽しげに歩いている。すれ違う人も、皆笑顔がすてきだ。ほどなく山頂に立つ。360度大展望だ。風も無く、なんて穏やかないい日なんだろう・・・。存分に景色を堪能したあとは、一歩一歩惜しむようにゆっくりとルートを引き返す。途中何度も振り返り、武奈ヶ岳を眺める。名残惜しい。本当に帰りたくない。心の中がいっぱいになる。西南稜の途中、ハートマークを付けておいた。気づいてくれるかな、大好きな武奈ヶ岳・・・。

雪の下り道、気温はぐんぐん上がり、杉に積もった雪が爆弾のようにドカドカ落ちてくる。被弾しないように注意しながら明王院まで降りてきた。本日も無事下山!何が素晴らしいって、靴が汚れていないどころかピカピカだ。あぁ、雪の比良はやっぱり最高だった。今度はイン谷口から入ろうか、とか妄想がどんどん膨らんでいく。多様なルート取りが出来るのが皆に愛されている理由の一つだろう。今度はいつ行けるだろうか?大好きな、大好きな武奈ヶ岳に逢いに・・・。

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