涸沢カール

コースタイム
4:10 涸沢テン場・発
5:30 ザイテングラート下端
6:40 穂高岳山荘・着
7:20 穂高岳山荘・発
8:00 涸沢テン場・着
天候 | 4/30 晴れ 5/1 雪→雨→雪 5/2 雪→晴れ 5/3 晴れ(夜中に雷雨) 5/4 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2007年04月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
本谷橋の手前あたりから雪が多くなった。 5/3の時点では橋はかかっていたが、まだ通行できなかった。 涸沢カールでは至る所で雪崩が起きていた。 小豆沢も雪崩が発生し、ザイテングラートの右側を登る事になった。 |
写真
感想
4/30 上高地BT→横尾→涸沢
横尾までは所々残雪あり。
横尾から先は残雪が増えていく。
本谷橋はまだかかってなく、雪の上を歩いて沢を渡る。
ルートはほぼ夏道通り。
上高地BTから休憩時間込み7時間で涸沢に到着。
テン場の真ん中に大きな雪の塊があると思ったら、最近起きた雪崩の痕らしい。
連休の真ん中なのでテントの数は少なく、20〜30張り程度。
水場もまだ開通してないため、雪を溶かして水を作る。
この日に水が出るようになり、小屋で分けてもらえた。
ただし、外の水場は使えない。
5/1 停滞
天気が悪そうだったが、とりあえず朝食を済ませ、行動の準備をする。
が、外に出た時点で上の方はかなりガスが出ていて、何も見えなかった。
しばらく思案したが、結局登るのはやめた。
その後雪が降り始めたため、テントの中でごろごろ。
5/2 停滞
朝になっても昨日から雪がちらついたまま。
昼頃までかわうそメンバーとヒュッテにいると、この天候の中に突撃していった人たちが続々と戻ってくる。
その後、テントでまたごろごろしていると、夕方頃から外が明るくなり、ガスが取れてくる。
5/3 穂高岳山荘往復→徳沢
ようやくの晴れ。
3時頃に起きて準備を始める。
4時過ぎに穂高岳山荘に向かって歩き始める。
明るくなってきてわかったが、小豆沢が大きく雪崩れていた。
そのため、先行者もザイテングラートの右側を登っていった。
日の出前の雪は固く締まっていて歩きやすかった。
モルゲンロートはまずまずの赤さ。
日が出てからは雪が緩みだし、若干歩きにくかった。
2時間半程度で穂高岳山荘着。
奥穂方面を見ると、奥穂に登ろうとしている人がいた。
しかし、ハシゴのあたりで断念し戻ってきた。
ここ数日は奥穂に登った人がいないとのことで、登頂は断念。
景色をひとしきり堪能して、お楽しみの下りに入った。
小屋の直下はとりあえず普通に歩いて下ったが、すぐに尻で滑り始める。
適度にスピードが出て非常に楽しい。
この時間になると多くの人が登ってきているが、雪がだいぶ緩んでいるので登りにくそうだった。
下りは30分程度で終了。
テントを撤収し、下山を始める。
連休後半の初日だけあって、ものすごい人が登ってくる。
100人くらいが一列になって通過するのを待ったときはさすがにうんざりした。
徳沢のテン場はぎっしりという感じではなく、そこそこ快適であった。
午後はガスが出てきて、時折雨がぱらついた。
夜は雷雨。
すぐ頭上で雷が鳴っているようで結構怖かった。
5/4 徳沢→上高地BT
テントを撤収し、上高地へと向かう。
河童橋から岳沢を見ると、稜線付近はガスに覆われていた。
昨日がベストコンディションだったらしい。
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