【途中下山】富士山
天候 | 大雨、強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
「富士山に登りませんか?」
この一言から始まった僕の登山人生。初めて登った金時山から一ヶ月も満たないうちに登山道具を一式揃え、今回の富士山登山には万全を期すほど強い思いをもって臨んだつもりです。
その強い思いはまた別の機会にでも。
さて、当日の感想です。
8/31はブルームーンと世間で話題になっていましたが、僕の周りでは次の日は晴れるんだろうか・・・その話題だけだった、と言っても過言ではありません。
だって天気予報が雨って言ってるんだもん!相模原辺りは当日の朝に雨に降られていたし・・・
それでも行くだけ行くべ、ってことで中央道を吉田口へ向け直走っても一向に富士山らしき姿はありません。
最悪のコンディションで同乗していた同僚達のテンションも下がっています。
そんなテンションでもとりあえず吉田口へ向かうも16時台なんですがスバルラインは大渋滞。
とりあえずご飯を食べに行こうということで先発隊は徒歩で五合目に向かうも雨に打たれ風に吹かれで寒くてしょうがない状態でした。
「どうするよ・・・?」
とグダグダになりながらもツアー客がいなくなっていることを確認、雨も小康状態。
「行くところまで行こう!」
ということになり準備に取り掛かりました。
ちょっと皆さんテンションが上がってきております。そして出発!!
なんですが6合目着くまでにまたガスってくる・・・。
しかーーーし、7合目に着くまでに月とか下界の灯りが見えたりで、「登頂するぞーーー!!」とテンションだけは上げて登り進めました。
なんですが・・・(笑、何回裏切られてることやら。)8合目に近づくにつれ、雨もひどくなり風もひどくなりでみんなの体調が心配な状況に。。。
(僕も含め、初富士山が5人)
8合目太子館を抜けたところで、もはや山頂アタックは無理目な状況。
8合目蓬莱館を過ぎたところの路肩で会議をしようかしていたところ、前後にいたツアーガイドさん達もツアー客に向け「登頂は諦めましょう」と一言に僕らのパーティーの心も折れ、下山することにしました。
ツアーと一緒に降りれば平気だよね!!って思っていたのもつかの間、下山道に入ってから、僕らのパーティーの先頭にツアーガイドさんから説明を受けているようです。
「ごにょごにょごにょ・・・・この先に緊急避難所があるから・・・そこで朝まで・・・見失わないように・・・」
なんと緊急避難所でビバークして朝を迎えるように説明を受けているっぽい!!!
その説明の後、ツアー団体は別方面へ。(きっと小屋に向かうんでしょう)
そのツアーガイドさんが引き連れていた別のパーティー(女子大生5人組!!!)と一緒に下山することになりました。
とは言っても余裕がないくらいの強風、そして雨。体感温度でマイナスの世界と気分です。
ホワイトアウトもいいところで、ツアーガイドさんから放り投げだされた(強調しすです、すみません)初心者達は自力で下山しなければなりません。。。
困った、マジで困った。
僕らとJDのパーティー計14名と大所帯ですが怖いったりゃありゃしない。
とりあえず緊急避難所を探しますが・・・見つからない・・・。
通り過ぎたのか、まだなのか・・・。不安は募る一方。
それでも下山し続けなんとか見つけました。
ひとまず身支度を整え下山し続けなんとか6合目の灯りを見つけることが出来ました!!!
いやーーー、希望の光です。
そんなこんなで5合目まで無事下山することができ、山頂で食べることが出来なかったラーメンを食べることが出来ましたとさ。
まったくもってナメてませんでしたが、富士山はやっぱり富士山です。
これから(来年)登る方は万全の準備が必要ですよ。
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