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Yamareco

記録ID: 2240129
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フリークライミング
伊豆・愛鷹

城ヶ崎シーサイド ホワイトシャーク

2020年02月29日(土) [日帰り]
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anotherkyoko その他3人
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
ホワイトシャーク
1
ホワイトシャーク
風をやるH氏
帰りが怖い

感想

2月に入ってから、ちょいちょいシーサイドでホワイトシャークを触っていたのですが、やっと終わりました記録

Day 1(2月初旬) 
【2ピンではね返されるの巻】
1〜2回目 2ピン目すぐ上のカチ取れず
3回目 カチ&棚を取ったものの、ランナウトにビビって3ピンまで行けず

Day 2(2月中旬) 
【居直ってトップロープの巻】
午前はテレテレとトップロープで登る。午後は雨で終了。

Day 3(2月下旬)
【岩はうっすら湿り状態の巻】
1〜2回目 2ピン目すぐ上のカチとれず(初日状態に戻る)。
3回目 カチを取ったものの棚取れず(てか初日よりできてない!)。
本日も絶望的な雰囲気が流れたところで4回目。
カチ取り前に使う湿っていた甘カチが乾いて覚醒モード。RP

相変わらずテンションしたら速攻ロワーダウンで引っこ抜く「最高到達地点を延ばすだけの登り」スタイルにより便数を重ね、片手以内でと思っていたけどギリ両手以内という/(^o^)\

1ピン目は妙に高いし、2ピン目は右甘カチのクリップがたぐりおち怖いし、3ピン目までは超絶遠いし、3〜4ピン間も落ちたらサイクロンの壁にビターンってなるんじゃないの?!って感じで、想像力豊かなビビリーにはメンタル核心でした。

しかしなによりも今回はランナウト怖さについ魔が差してようつべを観てしまったのがいけなかった。真似してみるも、動画のみなさんのやり方がどうもしっくりこなくて「このルートは自分にはまだ早いのでは」とガクブルしてしまった。結局相変わらずの手数大盛ムーブになりましたが満足です。もう動画は観ないようにしよう。
※杉野さんの動画だけはアートとして鑑賞させていただきます。

ヌンがけに回収にTRがけと同行の皆様には大変お世話になりました。
そして難民ライフの私を何度もシーサイドに連れて行ってくれたI御夫妻多謝












このレコを書いた数日後のあとがき

ホワイトシャークというルートがあると知ったのは4年前、ジムに通い始めたばかりのころ。杉野さんと常連の女性の、こんな会話をきいたのがきっかけ。

「ホワイトシャーク登ったんですよ!」
「ほんと?!すごいね!」

これをきいて、どこかにホワイトシャークなるルートがあるらしい、いつか私もこの会話をしてみたい、杉野さんにすごいと褒められてみたい、と思ったのでした。

それからしばらくしてシーサイドで、なるほどこれがホワイトシャークかと見上げた壁は、とても太刀打ちできそうにない。以来、目にするたびに、まだまだチャレンジするには早いなあとタメイキをつくばかりの年月。菊地さんのトポに「十分な注意と技術的下地のもとに取り付いてほしい」とあるし、まだまだ、まだ早いよなあ、と尻込みしていたものの、今年になってふと「そろそろやってもいいかも」と思うようになったのでした。

そして通う機会にも恵まれてRP。あとは杉野さんに会ったらあの会話をしよう!いつ会えるかな、と思っていた矢先のことでした。

苦戦している課題のお手本をお願いすると(それがどんなグレードでも)気軽にやってみせて「ここに足が置けるよ」とかアドバイスしてくれたこととか(12より下のグレードはあんまり違いが分からないなあとかいいながらも)、壁の下に入ったチョークボトルを靴べらの先にガムテープをつけて取ってくれたこととか、逆立ちしたらポケットから小銭がじゃらじゃら落ちたのを一緒に探してくれたこととか、「3回ぐらいZクリップしてたね」って笑ってくれたこととか、つちふまずが筋肉で盛り上がってるってウワサは本当ですか?ってきいたら「なんで知ってるの?!」って見せてくれたこととか、ヤマケイのフリークライミング図書館で探しますって言ったら「買ってよー」ってツッコミ入れてくれたこととか、BDのクラックシューズを「その靴カッコいいですね!」って言ったらロクスノ#081で「数人から『カッコいい靴ですね』と言われた」と書いてあって「このうちの一人が私!」ってひそかに思ったこととか、誕生日にジムで撮った写真とか。「カサメリで11前後のお勧めありますか?ちちくりまんぼうってどうですか?」ときいたら「ちち……この名前、言いたくないなあ!」ってホントすみません。「クッキングパパの贈り物、がいいルートだよ」って教わってからカサメリ行けてない。私みたいな初級者以下まるだしの質問にもいつも笑って答えてくれた。ダメダシをお願いしても「いいんじゃない?」「前よりはうまくなってるよ」「出来ると思うよ」って背中を押してくれることばかりだった。冬に駐車場で会ったら「バイク?!寒くないの?!」って声をかけてくれたっけなあ。これからも駐車場にいくたびに、マンモスがダッシュボードに乗っててリアにマムートのステッカーが貼ってある、あの白いワゴンを探してしまうことだろう。

たくさんの思い出をありがとうございました。
登りましたよ!私!


https://yamareco.info/modules/diary/upimg/35445/72abdc5c9d2d063742c59d31c8078bcf.jpg
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