青空登山(湯ノ丸山とカラマツ劇場)

2020年03月17日(火) [日帰り]

• GPS: 03:18
• 距離: 4.8km
• 登り: 381m
• 下り: 377m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:09
• 休憩: 0:06
• 合計: 3:15

7:11 烏帽子岳登山口
7:47 7:48 鐘分岐
8:47 8:48 湯ノ丸山
8:56 8:58 湯ノ丸山（北峰）
9:05 9:06 湯ノ丸山
9:34 9:35 鐘分岐
10:25 10:25 烏帽子岳登山口
10:26 ゴール地点

天候

山行中　快晴。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

田代から地蔵峠までの県道94号線は崩落個所があり通行注意！

コース状況／危険箇所等

この日は下から上までフルラッセルでした。
初めての湯ノ丸山で自分が歩いたルートが正しいのか分かりませんが、
雪の無い時を想像するととても歩きやすく、ハイキングにはちょうどいい山
なんだと思います。

写真

二度上峠より浅間山
降雪がありここまで運転が大変でした

カラマツ劇場に向かう途中で開けているところを
見つけました

カラマツ劇場到着です
この日は月が天の川を背負ってあがってきます

雪が降ったこの景色を絶対見たいと思っていました
シーズン終盤でチャンスがやってきました。

月を外して撮ってみました
ここで星劇場は終了です

少し仮眠をとってから朝の幕があがります

ブルーモーメント

どんどん色が変わり朝になっていきます

四阿山も綺麗に染まってます

うわぁ〜と思わず声が出るくらい真っ赤です

ようやくこの丘にも太陽が出てきました

一日の運を使い果たしたような満足感です

丘には動物の足跡が沢山ついてます
動物に嫌われているのか私の前には現れてくれません

場所は変わり湯ノ丸山に向けて歩き始めます。

スキー場なので結構な斜度です

トレースがありません
ラッセル決定です

背中からの太陽が温かいというより
暑く感じます

湯ノ丸山は初めてなのですが行ってみます

緩みのない急登です

ウサギの足跡を辿っていったら
シャクナゲの所で腰まで落ちてしまいました
這い上がるのに苦労します

山頂らしきが見えてきました
ここから風が強く吹き溜まりでは腰まで埋まります

やっと蟻地獄のような吹き溜まりから這い上がり北峰が見える所までやってきました

いつも雲がかかっている印象の四阿山ですが
今日は良いみたいです

北アルプスから頚城山塊まで綺麗な白屏風です

写真では穏やかに見えますが
風が強くちょっと厳しいです

下を見ると自分が歩いてきた足跡がよく見えますが
登山者の姿は見えません

風か通ることろではトレースが直ぐに消えます

日光から武尊山、尾瀬

谷川はちょっと雲がかかってます

烏帽子岳にとも思いましたが
強風とトレースが無いので潔く引き返します

八ヶ岳と迷いましたが、見たい景色を優先して
こちらに来ました。
どちらに行っても登山は最高でしょうね

ワンタンに酸辣湯が登場です。
一口目でむせてしまい下界なら大ひんしゅくでしょうね。

食後は甘いものでふたをします
このあんこの量は半端じゃないです

ここから見ると穏やかなんですけどね〜

平日ですがゲレンデは賑やかです
子供の姿も結構見えました

この日は最後まで自分の足跡を踏み返します

帰りの途中二度上峠より
新雪を纏って綺麗な浅間山ですが
流れ出た溶岩の様子が良く分かります

感想

キジムナ

　初めてカラマツの丘の景色を見たときに、ここの雪景色をどうしても見たいと思っていました。普段行き当たりばったりの景色を見ることが殆どなんですが、今回は休日の前日に降雪がありチャンスです。ただそこまで行けるかどうか不安もありましたが行ける所まで行けばいいやと軽い気持ちで出かけます。

　標高を上げると道には結構雪が積もていて車の往来もまだ無くまっさらな雪道を走れました。この時登山でもまっさらな道を歩く事になるとは思ってもいませんでしたが、どうにか無事に二度上峠を越えることが出来てほっと一安心です。峠で車を止めると暗闇には上がってきたばかりの月の光を受け真っ白な浅間山が浮かんで見えてきます。少しの間見入ってしまいました。

　カラマツ劇場にも順調に到着出来て想像していた以上の絶景に眠気が覚めます。何時かは見たいと思っていた景色が目の前に広がっていてダウンを忘れてしまい寒かったのですが、あっちに行ったりこっちに行ったりで日の出まで大満足の時間を過ごせました。

　登山はまだ登ったことのない湯ノ丸山に行きます。駐車場には私の車以外はなく調子が狂います。
　山行中ラッセルが想像できるのでスノーシューを付けて歩きだします。気持ちの良いゲレンデを登りきると想像通りのラッセルの始まりです。初めてのルートなので自信はないのですが目の前に大きな湯ノ丸山が見えます。行ける所まで行けばいいやと雪を踏み込んでいきます。
　自分なりに順調に山頂が見える所までやってきました。この日の核心部かここからです。山頂直下で20m位の距離なんですが吹き溜まりになっていて完全な腰ラッセルです。足元は雪の中でもがき、上半身は強風に叩かれてどうにもならない自分に思わず笑ってしまいました。

　ここまでくれば烏帽子岳の周回が基本みたいなのですが、色々ありピストンで下山しました。振り返ってみれば登山者が登って来なくこの快晴の湯ノ丸山を独り占めでした。　

　今回は見たい景色も見れ、良い天気のなか山登りもできて充実した大満足の一日になりました。
　いろいろな事に感謝とお礼です。