富士山 須走口〜吉田口
コースタイム
Peak―(1)―8合目―(2)―吉田口5合目
天候 | 11日 曇りのち雨 一時雪 12日 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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コース状況/ 危険箇所等 |
全体的にとてもよく整備された夏道 そこかしこに標識があえう。 9月11日時点ではPeakと9合目の山小屋はすべて閉鎖、8合目の小屋も1件が閉鎖されていた。他の山小屋は営業中。 9月上旬ともなると朝夕は冷え込む。 天気が悪いと雪まで降る。 |
感想
10日
朝、バス停で目が覚める。
目の前には真っ赤に染まった富士山がそびえていた。
山行の成功を祈り手を合わせる。
御殿場駅から登山バスで須走登山口まで。
土産物屋(山小屋?)のおばあちゃんに昆布茶をふるまってもらって、いざ富士へ。
天気は曇り。上はガスだ。雨が降らないことを願おう。
道はとても整備された夏道。
6合目からは完全に樹林外で、軽石の敷き詰められた道をあがっていく。
道はとっても単調だけども、いろんな人が登ってるものだから飽きずに歩ける。
7合目まで来ると雲がきれ、天気は回復。
しかしだんだん息が上がって苦しくなっていく。
呼吸を意識しながら、なるべくゆっくりと止まらないように登る。
ようやく着いた8合目の小屋で、ビール買って飲む。
これをやってみたかったんだ。満足じゃ。
16時、Peakに到着。
今晩は前線の通過。Peakにテントを張るのはいかにもまずい。
しかし、私は富士山のPeakで泊まることに非常にロマンを感じていた。
小屋の脇にテントを張る。
これが大失敗。
20時から激しい雷雨に見舞われ、肝を冷やす。
雷のやんだ22時にテントから顔を出すと、一面雪景色。雨じゃなく雪だったのね。
おめでとう。今年初冠雪だよ。
寒さと頭痛に悩まされながら就寝。
11日
朝起きて、さっさとテントをたたむ。
下を見ると無数のライトが頂上を目指して登ってくる。
日の出まであと一時間、待ってるのは寒いので先にお鉢周りを済ます。
お鉢を歩いていると、人がぞくぞくと登ってくる。
抑えた興奮、静かなわくわく感、はずむひそひそ声。
この感覚…何かに似ている、と思ったら初詣ですよ。
そう、なんだか楽しくて、目出度くて、隣の人と腕組みながら寒い中、じっと待ってるの。初詣は私も大好き。
突然の正月気分にすっかり嬉しくなって、るんるん小走りでお鉢まわって、雲が多くてちょっと微妙なご来光見て、3時間くらいで吉田口に下山。
あーさみしかった。
富士山は一人で行くもんじゃないなぁ。
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