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Yamareco

記録ID: 2342740
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無雪期ピークハント/縦走
東海

鷲ガ岳(過去レコです)。

2000年10月09日(月) [日帰り]
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onisan その他1人
GPS
--:--
距離
12.2km
登り
855m
下り
846m
天候 雨のち曇り。
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 鷲ガ岳スキ-場へ。ゴルフ場の入り口横の林道に入り、車を路駐。
コース状況/
危険箇所等
 左程の危険個所はありません。
ひと休み。
2000年10月09日 10:24撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
2
10/9 10:24
ひと休み。
2000年10月09日 11:06撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
1
10/9 11:06
いっぷく平で。
2000年10月09日 11:07撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3
10/9 11:07
いっぷく平で。
眺望はありません。
2000年10月09日 11:12撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
1
10/9 11:12
眺望はありません。
山頂で。
2000年10月09日 12:57撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
2
10/9 12:57
山頂で。
少し晴れ間も出てきました。
2000年10月09日 13:08撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3
10/9 13:08
少し晴れ間も出てきました。

感想

 随分前に一度滑った事のある奥美濃の鷲ガ岳スキー場はファミリースキー向けの所だったという記憶があり、大した山ではないだろうと登ることにした。平成12年10月9日、雨ではあったが先日の雨の乗鞍岳の経験から上下セパレーツのレインウェアを用意し、手袋もレイングローブを購入しておいたので用意万端である。東海北陸自動車道を高鷲インターでおり鷲ガ岳スキ-場に向かい、ゴルフ場の入り口横の林道に入った。「分県登山ガイド岐阜県の山」によると、林道はスキー場から歩くと1時間の道のりで、林道上に駐車場はなく路肩に2〜3台はとめるられると記してあった。林道を大分入った所で徐々に道の状況も悪くなり、ここら辺りからなら歩いてもしれていると思われたので、路肩に駐車可能なスペ-スを見つけそこに車を置いた。先の案内書によれば一服平直下まで入れば鷲ガ岳は1時間で登ることが出来るとあり、軽い気持ちで林道を歩き始めた。林道は所々四輪駆動のタイヤで掘り抉られ水溜まりとなっており、それを避けながら歩く事1時間、いつまでたっても林道が続き、一体どうなっているのか知らんといいかげん嫌になった頃、ようやく案内書に記してあった駐車スペ-スに出た。そこから暫くすると登山道になり、瓦礫のような石が転がった道をまた1時間程登ると小さなお堂があったので頂上に着いたと思った。リュックを下ろし、先の案内書を見るとどうもそこは頂上ではなく、まだ手前の顕彰堂である事がわかって二人そろってガックリした。「一ぷく平、標高一四六〇m」と書かれた場所に座り込み、一服どころか二服も三服もした。気分的にも落ち込んで、もう引き返そうという弱気心も出たが、鷲ガ岳の由来を記した立て札などを見ているうち少し元気を取り戻し、せっかくここ迄来たんだからとまた頑張る事にした。尾根を下ったり登ったりを繰り返し、急登では熊笹を握っては登り握っては登りを繰り返す。新品のレイングラブが大変役に立った。頂上に着く迄、人っ子一人出会う事は無かった。頂上に着いた時、いつの間にか雨が止んでいるのに気がついた。頂上では早速腰を下ろし、始めて使う携帯用コンロを取り出してインスタントラーメンを作った。三脚を立て、喜んで記念写真を何枚も撮った。
 滑り落ちないように熊笹を掴みながら下っていったが、妻は下りが苦手で、熊笹を掴むだけでは下りられず、お尻で滑りながらの下山となった。途中で、見た事のない長い生き物が我々の行く手を横切るのが見えた。蛇ではないので恐くはないが、どうやら山椒魚のようだ。顕彰堂で一休み入れた後、一服平を過ぎ、岩だらけの登山道を下りた。途中で男1人、女3人のパーティーが登って来るのに会ったのが、この登山中に出会った唯一の人達であった。このパーティーは今日すでに大日岳に登って来て、さらに鷲ガ岳に登ると関西弁で話していた。果たして頂上まで行けるのかなと思ったが、1日で二つの山を登ろうという気になった事だけでもすごいと感心した。登山道を下りきり、再びうんざりする林道歩きとなり、今朝歩き始めてから6時間以上かかってやっと車に辿り着いた。この林道を歩く時間は全く余分で、もし再び鷲ガ岳に登ることがあったら、四輪駆動車で行けるところ迄行って歩き始めるだろう。
 乗鞍で懲りて以来、軍手は止め、山登り用のレイングラブを買い求めた。この日が使い初めてであったが、木や笹を掴みやすく、雨はしみ込まず、丈夫で今でも極めて重宝している。山登り用品は色々あり若干高価ではあるが、日常品とは違いそれなりに作られておりそれだけの価値はある。

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