記録ID: 2375727
全員に公開
アルパインクライミング
芦別・夕張
芦別/ガンマ奥壁 岳友会ルート
2020年05月31日(日) 〜
2020年06月01日(月)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,551m
- 下り
- 1,551m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:40
13:50
夫婦岩基部BC
2日目
- 山行
- 15:20
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 17:30
3:00
60分
宿泊地
4:00
4:30
160分
下降尾根Co1310
7:10
7:40
380分
奥壁基部
14:00
14:20
120分
4p目終了点
16:20
16:30
60分
下降尾根Co1310
17:30
18:10
140分
夫婦岩基部BC
20:30
ゴール地点
ヨーロッパアルプスでの仕事が流れたGとアラスカに行き損ねたNと今頃船の上の生活をしているはずだったH。何の縁か、集まった。行先は道内でも最も大きく、隔絶された、最大級ソーシャルディスタンスウォール、ガンマ奥壁。しかも全然記録を見ない岳友会ルート。
沢アプローチは、ゴルジュが開いていそうだったため稜線アプローチにした。
支尾根上Co1310付近から急斜面を降り、富士鉄ルートの頭付近から2回の懸垂(45m、15m)で第二樺の木テラスへ降りる。更に2回の懸垂で基部へ。陽光照り返す黒い岩壁が暑い。背後にはアマツバメの大群が高速でシュシュシュン空を切り裂く音が鳴る。足元にはガンマルンゼが地の底へぱっくり口を開く。
1p:リードN。ボロい凹角から、数m右トラバースしてボロいカンテ直上。樺の木テラスから伸びるバンド帯のどんつきでカムとハーケン打ってビレイ。浮いてるガバが多く石橋を叩くように登る。45m。
2p:リードN。樺の木テラスへ向かってトラバースしコケのついたフェースを直上。もっと楽に巻けたがそうさせない何かがあったのであろう。草やコケホールドで目が痛い。潅木の小テラスを経由し、グズグズのジェンガ状カンテをトラバースして小レッジでビレイ。ルートミスるとやばいところ。ここからはエイドセクションで残置ピンが連打されている。40m
3p:リードG。あわよくばフリーで、、と目論むも、動くクラックに触れるとあっさりエイドに切り替え。カンテまたいでフェース直上。25m。ボロい。
4p:リードH。長い左トラバースで草付きへ抜ける。立ち木でビレイ。やっぱりボロい。30m。
時間がかかり過ぎたため、最後の上部岩壁2pをカットすることにする。
ネギの群生する急斜面を踏みしだき、4ピッチほどロープオンのまま稜線へ。
夕日を浴びる本峰をバックに、今日という1日が自分たちにとって何だったかというプラパンチャをそれぞれ胸に抱き大斜面を尻滑る。ネギを収穫し、ヘッデン下山。
大地に忠実であれ。
沢アプローチは、ゴルジュが開いていそうだったため稜線アプローチにした。
支尾根上Co1310付近から急斜面を降り、富士鉄ルートの頭付近から2回の懸垂(45m、15m)で第二樺の木テラスへ降りる。更に2回の懸垂で基部へ。陽光照り返す黒い岩壁が暑い。背後にはアマツバメの大群が高速でシュシュシュン空を切り裂く音が鳴る。足元にはガンマルンゼが地の底へぱっくり口を開く。
1p:リードN。ボロい凹角から、数m右トラバースしてボロいカンテ直上。樺の木テラスから伸びるバンド帯のどんつきでカムとハーケン打ってビレイ。浮いてるガバが多く石橋を叩くように登る。45m。
2p:リードN。樺の木テラスへ向かってトラバースしコケのついたフェースを直上。もっと楽に巻けたがそうさせない何かがあったのであろう。草やコケホールドで目が痛い。潅木の小テラスを経由し、グズグズのジェンガ状カンテをトラバースして小レッジでビレイ。ルートミスるとやばいところ。ここからはエイドセクションで残置ピンが連打されている。40m
3p:リードG。あわよくばフリーで、、と目論むも、動くクラックに触れるとあっさりエイドに切り替え。カンテまたいでフェース直上。25m。ボロい。
4p:リードH。長い左トラバースで草付きへ抜ける。立ち木でビレイ。やっぱりボロい。30m。
時間がかかり過ぎたため、最後の上部岩壁2pをカットすることにする。
ネギの群生する急斜面を踏みしだき、4ピッチほどロープオンのまま稜線へ。
夕日を浴びる本峰をバックに、今日という1日が自分たちにとって何だったかというプラパンチャをそれぞれ胸に抱き大斜面を尻滑る。ネギを収穫し、ヘッデン下山。
大地に忠実であれ。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
写真
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1449人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人