蝦夷松山ブラブラ

2012年10月25日(木) [日帰り]

コースタイム

(9:30〜9:45)陣川温泉-(11:00)山頂-(12:00)陣川温泉

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

　陣川温泉は夜には函館の裏夜景を見下ろせる住宅地の一角にある。陣川温泉への道のりは複雑だ。ラブホテル密集地帯をさまよった末にたどり着く。陣川温泉は閉まっている。温泉前の池の金魚は放置されている。隣のパークゴルフ場のにぎわいとは対照的に、不気味だ。
　陣川温泉に車を止める。温泉の隣から道路が延びている。途中から砂利道に変わり、あずま屋がある。観音像が点在し、植林された針葉樹の下は暗く、不気味である。マツの間から対岸の紅葉が見える。動力音が聞こえる。チェンソーで木を切る音か。道は所々ぬかるむ。ランニングシューズに水が染み、靴下が濡れた。途中に設置してある熊よけの鳴り物は、ゴルフボールが入った炊飯ジャーだ。ジャーを振ってみたが、鈍い音しか鳴らなかった。
　岩が出てくる。「一の岩」の標識がある。追入瀬川から白神岳と向白神岳を結ぶ稜線に上がる支沢を弘前大学山岳部は、日高山脈にならって、「一の沢」、「二の沢」、「三の沢」と名づけた。
　岩場を越えると、山頂に至る。函館の町を挟んで函館山と対面する。山の裏手は台地だ。ササ原に点在する木が色づいている。