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記録ID: 2425279
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沢登り
丹沢

栃谷(トチヤ)沢(トチメ沢)TT200−108

2020年07月05日(日) [日帰り]
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ONTHEROAD その他1人
GPS
--:--
距離
5.7km
登り
307m
下り
332m
天候 曇り 稜線少々雨
過去天気図(気象庁) 2020年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
新松田8:30発 大野山登山口行 (7月半ばにダイヤ改正があるそうなので最新状況をチェックしてください)現在このバス停には、土日限定、朝1本のみバスがあります。
コース状況/
危険箇所等
丹沢の谷200ルートNO.108
この本と昭文社の山と高原地図ではトチメ沢(栃谷沢)となっていますが、地元の方の言、つぶらの公園の標識ではトチヤ沢となっており、現地ではこちらのほうが通りがよさそうです。
入渓点にあったという木橋は、昨年の台風で流失しています。
工事事務所の脇から無理やり下降しましたが、出合いよりほんの少し下流側に沢に降りられるポイントがありました。この入渓点を見つけるのがある意味核心かも。(親切な地元のかたがわざわざ付近まで案内してくれた)
この沢は取水かなにかの目的で使われているようで、左岸に桟道やはしごが設置されています。人工物はかなり多め。倒木がうるさい。そしてなんとびっくり、Co285にて、いっときつぶらの公園の自然散策路となります。
ヒルは10m大滝の巻きにうじゃうじゃいましたが、それより上流では見かけなかった。
ちょっとだけお邪魔します…
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ちょっとだけお邪魔します…
ここ下ります
おっいい感じ
なんか見えてきたよ。奥が10m大滝
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なんか見えてきたよ。奥が10m大滝
左岸に桟道と鉄はしごがみえる。なんのため?
左岸に桟道と鉄はしごがみえる。なんのため?
それなりのサイズの滝が続く
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それなりのサイズの滝が続く
右は支流。この真ん中の尾根の末端から左の滝を巻いた
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右は支流。この真ん中の尾根の末端から左の滝を巻いた
水多め。ここは右。まんなかの水のないとこ直登した。
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水多め。ここは右。まんなかの水のないとこ直登した。
右岸、護岸とその上に鎖が見える。どゆこと???
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右岸、護岸とその上に鎖が見える。どゆこと???
自然散策路ですと!?
自然散策路ですと!?
なになに…開運の滝?
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なになに…開運の滝?
つぶらの公園にはあがらず、遡行を続けます。
つぶらの公園にはあがらず、遡行を続けます。
黒ナメゾーン
取水施設が始まる。水が枯れてから左岸を詰めた。
取水施設が始まる。水が枯れてから左岸を詰めた。
ここから出てきた(撮影側が林道)
ここから出てきた(撮影側が林道)

感想

今回初めて大野山登山口行のバスに乗った。
このバス停は不思議なバス停で、朝の1本しかバスがない。このバスで来て大野山に登った人はここからはバスで帰ることができないのだ。

入渓点を探してゆるゆると道を歩く。川から離れ高度があがりどうも不安である。そこでボクシングジムの手前の坂道を沢に向かってくだってみた。するとちょうどお住まいの方が出てこられ、どこに向かうのか尋ねられた。
トチメ沢と答えるものの、はてトチメ?とご存じない様子。困ったなあと思っているとトチヤの沢のことではないかとおっしゃられる。丹沢の谷200にその表記があったことを思い出し、そうです栃谷沢というのですねと合点がいく。
入渓点の方向を説明してくれ、分かりにくいんだよなと言って少し迷った後バイクで追いかけるから君らは先に行っていてと提案してくれた。
最初の道にもどり、さらにゆるゆると高度を上げる。地形からおそらくここが入渓点だと思われるところに工事事務所があった。
バイクで追いついた土地の方が、この下に木橋があったのだが昨年の台風で流失したという。
覗き込めばなんとか下りられそうに見える。お礼を言って沢支度をして藪につっこんだ。草が茂っているが、どうやら護岸の上にいるようで、あるところから急に切れ落ちて流れが見えている。それほど高くはないが、それほど低くもない。いきなり懸垂か?と脳裏をよぎるが、少し下流に下ったところに護岸から沢に降りられる箇所が見つかった。

出合いからさっそく、コンクリやら取水パイプやら散見される。鉄製の桟道の一部が沢の中に横たわっていたり。
沢の幅はさして広くもなかったが、意外な大きさの滝が出てきた。えっこんなのあるんだ!この10m大滝は左から巻き、うっすら経路が残っているものの、経路の途中に倒木があり進めなくなった。そこからさらに高巻いた。この辺りはヒルの巣窟だった。
その後もちょいちょい滝がでてくるし、支流にかかる滝も多い。ナメもある。ロープを出すこともなくウォーターウォーキング的な沢(高巻きだけ要注意)。天気がよければきらめくのではないかな?蛍が出るというだけあって水はきれいだし(サワガニもいた)あとは倒木さえなければな。

前方にまた人工物が見えてきたと思ったら、今度はなんと公園の散策路の看板だった。こんな展開聞いてないよ!!しっかりとした新しい鎖も設置されている。ここで脱渓しろというのか迷ったが、そのまま遡行を続ける。

黒ナメゾーンを抜け、北向きに詰めあがり取水施設のところで水が消えた。
左岸と右岸まよったが、左岸を鉄塔まで詰め、北に少しあるけば林道に合流した。
おそらく、右岸を適当に詰めてもよかったと思う。
下山は右岸にある登山道を谷峨駅まで。登山道からはトチヤ沢方向にすぐ鹿柵がひろがっていたので、右岸を詰めていたらこの鹿柵の処理に悩まされたかもしれない。

それにしても、この沢が途中でつぶらの公園の散策路となっているのには驚いた。

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