金時山(公時神社700m〜頂上1212m往復)
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 527m
- 下り
- 514m
コースタイム
08:55 公時神社
10:40 金時娘の茶屋
12:10 公時神社
天候 | 曇り時々雨 [ふもと天気] http://season.tenki.jp/season/mountain/normal/point-1046.html |
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過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
[箱根登山バス] http://www.hakone-tozanbus.co.jp/pdf/10122-003001.pdf http://www.hakone-tozanbus.co.jp/intro/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
□雨天時は泥道になり滑ります。 □登り75分のコースです。 [wiki] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%99%82%E5%B1%B1 |
その他周辺情報 | [箱根町観光協会] http://www.hakone.or.jp/ 【金時神社】 公時神社は、箱根霊山のひとつ金時山東麓に鎮座するお社であり、金太郎伝説で有名な坂田公時命がお祀りされている。 御祭神の坂田公時命は、平安時代中期、源頼光の四天王(頼光四天王(渡辺綱、坂田金時、碓井貞光、卜部季武)の一人として活躍し、酒呑童子退治にも同行したと伝えらえる勇猛な武将である。その武勇は「今昔物語集」や「古今著聞集」によく記されていますが、一般には、幼名の「金太郎」で知られ、童形で鉞を持ち、金の字の腹がけ姿で熊に跨る金太郎は、昔話や童謡などで広く親しまれています。 神社周辺には、金太郎ゆかりの奇岩が多く、山中には金太郎が手鞠にしたという「手鞠石」や蹴落としたという「蹴落とし岩」、また金太郎が住んでいたという「宿り石」など様々な伝承と共に残されています。 特に、社殿の裏山に残る「奥宮」と呼ばれる岩上の小さな祠は、公時神社の元宮であり、古くは、この社前でお祭りが行われていました。 また源家ゆかりの箱根神社では、毎年二月節分の日に行われる節分祭・追儺式で、鬼退治の主役として坂田公時が多くの武者たちを率いて登場し、山姥から神聖なうち豆を受け取り、鬼やらいを行います。 これは、平安朝の昔、金太郎を育てた山姥が箱根権現に仕える巫女であったという故事によるもので、この祭りを通し、山姥と金太郎(坂田公時)の伝説は、今に再現されています。 (箱根仙石原 金時神社HPより) ※酒呑童子(しゅてんどうじ)は、丹波国と丹後国の境にある大江山、または山城国と丹波国の境にある大枝(老の坂)(共に京都府内)に住んでいたと伝わる鬼の頭領、あるいは盗賊の頭目。伝承では酒呑童子は最終的に源頼光とその配下の渡辺綱たちに太刀で首を切断されて打倒された。 ※源 頼光(みなもとのよりみつ)は、平安時代中期の武将。父は鎮守府将軍・源満仲、母は嵯峨源氏の近江守・源俊の娘。諱はしばしば「らいこう」とも読まれる。満仲の長子で清和源氏の3代目。満仲が初めて武士団を形成した摂津国多田の地を相続し、その子孫は「摂津源氏」と呼ばれる。異母弟に大和源氏の源頼親、後に武家源氏の主流となる河内源氏の源頼信がいる。 ▪️箱根仙石原 金時神社 http://www.kintokijinja.com/ ▪️金太郎(きんたろう)-童謡唱歌 https://www.youtube.com/watch?v=UnWJdPvxqMc |
写真
感想
【富士登山を意識したハイキング】
ここのところの高山病ではなく登山病(登山せずにいられない病)に憑りつかれるまでのそれらしい経験は、大学生の頃と社会人になって数年後の当時の仲間との高尾山ハイキングぐらいでした。社会人になってからと言っても1990年代前半くらいの遠い昔の話になります。全くといってよいほど山には縁のない生活をしてきました。
それでも山には昔から興味があったようで、90年代にNHK教育テレビで放映されていた趣味悠々『中高年のための登山学』は良く見ていました。今となっては講師の岩崎元郎さんやみなみらんぼうさんの話は何一つ覚えていませんが、毎回楽しみにしていました。
それから10数年、特に富士山に登りたいということもなく、よほどの山好きかプロでないと富士山に登れるものではないという印象があり、自分のようなさして体力もない普通人が簡単に登れるものと思っていませんでした。2007、8年頃から富士登山が私の周りで盛り上がってきて、隣や向かいの席の会社の同僚が取引先の社長などに誘われて仕事の一環のような感じで富士山に登りだすようになりました。山好きのオーナーがいる企業では、社内の一体感を高める目的などで富士登山が行われるようです。
山行後にみんなにどうだったかと尋ねると、大変だった様子は伺えるものの、登れないことはないという反応でしたので、一生に一度くらいは日本一の山に登ってみようと2010年に富士登山を決心しました。当時は世間でも富士登山で盛り上がっているような感じがありました。
富士登山を前に練習用にと繰り出したのが金時山です。仙石原には何度も行ったこともあり周辺の地理に詳しいのと、その頃アド街ックなんとか等テレビ番組でとりあげられていたのもきっかけになったように思います。
登山口にある神社横を通り抜けて歩き難いゴロゴロ石の上を歩き始めて間もなく、息切れは激しくなりかなりしんどい感じに襲われました。なぜか昔を思い出してそういえば小さいころから運動会は嫌いだったなとか、天気も悪いし途中で止めようかなとか、やっぱり自分には向いてなさそうだななどと、ネガティブな考えしか浮かびませんでした。頂上前の急登には苦しめられ、いざ頂上に到達しても景色はすぐれず、雨に濡れて夏だというのにやけに寒かった記憶があります。
日頃の運動不足に加え登山装備も万全ではなく、登山用でない靴・パンツは歩きづらかったのと、途中から降りだした雨でずぶぬれになり終始大変な思いをしました。途中も頂上でも景色は全く楽しめず肉体的にも精神的にも厳しい修行のようなハイキングになりました。
しかし、それぞれのマイナス条件が逆に良い体験になりました。何を履くと歩きやすいのか、滑らないのか、どんな装備だと雨が降っても大丈夫なのか身をもって体験し、翌週の富士登山での装備には活かされました。ただし、翌週の実際の富士登山では、金時山で未経験の暑さや強い日差しによる日焼けと体力消耗、ひざ痛、高山病には苦しめられましたが。
その後多少いろいろな山に登ってきましたが、冬場などは横浜から近くて面倒がないし、ついついまた箱根あたりに行こうかななどと考えてしまいます。ちょっと歩けば温泉やお土産屋さんなどに行けますし、遅い時間まで公共交通機関が使えるのが便利ですね。シャケの川登りみたいな、里帰り(この場合は山帰り)的なものもあるんでしょうか。 [記録、公開は2012年11月]
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