ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2445601
全員に公開
キャンプ等、その他
京都・北摂

【過去レコ】京都北山/滝を探しに(民ヶ谷ブドウの滝・権現谷雄滝)

1999年11月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
エイチび〜 その他4人
GPS
16:00
距離
5.9km
登り
428m
下り
396m
天候
アクセス
利用交通機関:
自家用車
民ヶ谷にあるとされるブドウの滝を探しにやってきた
民ヶ谷右支流に入り、しばらく行くと滝が見えてきました
民ヶ谷にあるとされるブドウの滝を探しにやってきた
民ヶ谷右支流に入り、しばらく行くと滝が見えてきました
近づくとその特異な姿が目の前に
近づくとその特異な姿が目の前に
それは細かな岩の層を小気味よく流れ下る他に類を見ない形状の滝だった
真下から見上げると細かな岩の目をサラサラと流れ下っているのがよく分かる
2020年07月21日 16:03撮影
7/21 16:03
それは細かな岩の層を小気味よく流れ下る他に類を見ない形状の滝だった
真下から見上げると細かな岩の目をサラサラと流れ下っているのがよく分かる
これを段瀑だとしたら百段は下らないんじゃないだろうか
これを段瀑だとしたら百段は下らないんじゃないだろうか
音も優しい
地図には民ヶ谷本流の滝をブドウの滝としているが、先日Nさんが訪れた際に、本流にはそこそこの規模の滝はあるが、どれもがブドウの滝として名前のある滝としてはしっくりこない、と言っていた
地図には民ヶ谷本流の滝をブドウの滝としているが、先日Nさんが訪れた際に、本流にはそこそこの規模の滝はあるが、どれもがブドウの滝として名前のある滝としてはしっくりこない、と言っていた
それでNさん隊長の下、4人の滝メグラーが集結し、再調査に訪れたというわけ
それでNさん隊長の下、4人の滝メグラーが集結し、再調査に訪れたというわけ
この支流の滝の方が一つの滝としてまとまりがあり、非常に特徴的な姿からも、地図の位置まちがいで、これがブドウの滝ではないかという結論にいたる
もちろん雰囲気だけで勝手に結論づけているので間違っているかもしれない
この支流の滝の方が一つの滝としてまとまりがあり、非常に特徴的な姿からも、地図の位置まちがいで、これがブドウの滝ではないかという結論にいたる
もちろん雰囲気だけで勝手に結論づけているので間違っているかもしれない
ただこのブドウの滝という名称は果たして正しいのかという疑問が近年湧いてきた
南丹市美山エコツーリズム推進協議会のレポートを見ると、民ヶ谷のある美山町江和地区にはブドウの滝という名は見られず、不動の滝と言う名の滝があることが記されている
単に山地図の記載間違いなのか?よく分からなくなってきた

これは途中の小滝
ただこのブドウの滝という名称は果たして正しいのかという疑問が近年湧いてきた
南丹市美山エコツーリズム推進協議会のレポートを見ると、民ヶ谷のある美山町江和地区にはブドウの滝という名は見られず、不動の滝と言う名の滝があることが記されている
単に山地図の記載間違いなのか?よく分からなくなってきた

これは途中の小滝
さて、民ヶ谷のブドウの滝の調査を終え、今度は知見の権現谷へ
さて、民ヶ谷のブドウの滝の調査を終え、今度は知見の権現谷へ
ここには児滝、雌滝、雄滝があるとのこと
早速谷を遡る
ここには児滝、雌滝、雄滝があるとのこと
早速谷を遡る
途中の右支流奥に児滝を見て、本谷はこの雄滝に突き当たる
途中の右支流奥に児滝を見て、本谷はこの雄滝に突き当たる
雄滝手前にも右支流はあり段瀑となっている
それが雌滝だろうか
秋の日暮れは早く、きょうは時間が押していることもあり、雌滝の調査には及ばなかった
雄滝手前にも右支流はあり段瀑となっている
それが雌滝だろうか
秋の日暮れは早く、きょうは時間が押していることもあり、雌滝の調査には及ばなかった
雄滝は落差40mほどある段瀑で、特に最上段の飛瀑がすばらしく、京都北山において屈指の規模の滝であることが分かった
雄滝は落差40mほどある段瀑で、特に最上段の飛瀑がすばらしく、京都北山において屈指の規模の滝であることが分かった
この1999年に訪れた際は滝の情報はほとんどなく、どんな滝か全くわからずに訪れている
この滝に出会った時の感動は大きく、鳥肌が立ったことを覚えている
この1999年に訪れた際は滝の情報はほとんどなく、どんな滝か全くわからずに訪れている
この滝に出会った時の感動は大きく、鳥肌が立ったことを覚えている
この権現谷の滝は、その後、子滝、男滝、女滝として、道が整備されたが、近年は再び道は荒れて秘境の滝へと戻っている
この権現谷の滝は、その後、子滝、男滝、女滝として、道が整備されたが、近年は再び道は荒れて秘境の滝へと戻っている
その後、女滝は、この雄滝下の右支流を遡ったところにあり、水量は少なめであるものの、落差70mほどを真っ直ぐに落ちている滝であることが分かったが、未だ未訪問である
その後、女滝は、この雄滝下の右支流を遡ったところにあり、水量は少なめであるものの、落差70mほどを真っ直ぐに落ちている滝であることが分かったが、未だ未訪問である

感想

ブドウの滝と言う名の滝があるらしいことはずいぶん前から知っていた。中学生の頃、昭文社発行の山と高原地図シリーズの「京都北山2」を見てその存在を知ったものだ。
まだその頃は紙製で250円(今はユポン製で1100円)だったその地図では唯一の滝の記号だった。名前にも興味を引かれ、いずれは行きたいと思っていた。
それが20数年の歳月を超えてやっと実現した。それも頼もしい京都の滝の達人Nさん隊長の全瀑連のツアーでであった。
山と高原地図では民ヶ谷本流の滝をブドウの滝としているが、先日Nさんが訪れた際に、本流にあった滝はそこそこの規模の滝ではあるが、どれもがブドウの滝として名前のある滝としてはしっくりこない、ということで再調査を兼ねての今回の滝ツアーである。
林道歩きのあと沢伝いに民ヶ谷をさかのぼり途中から右の支流に入る。ここでメンバーの紅一点Tさんをサポート中に転倒してしまった。わき腹を強打。
しばらくすると痛みは引き、無事に滝に到着できた。(後日肋骨にひびが入っていることが判明)
滝自体は小さいながら、下段は逆層の洗濯板のような岩をやさしく流れ落ちており、さらにそれに落ち葉が張り付き見事な自然の造形美を誇っていた。
しばらくメンバーは撮影に没頭し、昼食をとった後記念撮影をして滝を後にした。
この滝の方が本流の地図に記載のある滝よりも一つの滝としてまとまりがあり、非常に特徴的な姿からも、地図の位置まちがいで、これがブドウの滝ではないかという結論にいたる。もちろん雰囲気だけで勝手に結論づけているので間違っているかもしれないが。
ただこのブドウの滝という名称は果たして正しいのかという疑問が近年湧いてきた。
南丹市美山エコツーリズム推進協議会のレポートを見ると、民ヶ谷のある美山町江和地区にはブドウの滝という名は見られず、不動の滝と言う名の滝があることが記されている。単に山地図の記載間違いなのか?よく分からなくなってきた。

ブドウの滝のあと、雄滝を目指すことになった。ブドウの滝へのルートは踏み跡が有るか無しかの程度だったのと、こちらの方が谷は平坦だと推測されたことから楽勝かと思い、谷をさかのぼっていった。
しばらくは道もしっかりついており難なく通過できたが、いざ滝の直前まできたところからは全く道もなくなり、滑りやすい急斜面を登ることとなった。
いったん谷に降りたところからチラッと雄滝が顔を覗かすが、思ったより立派な堂々たる滝のようである。期待は膨らみ気持ちは焦るのだが、ここからはさらに急斜面を頼りない細い木の枝を掴んで登らなくてはならない。
Tさんをサポートしながら長い時間をかけてやっと全景の見える高台へ到着。
それは京都北山にこれほどの規模の立派な滝があったのかと唸らせるほどのもので、初めて見るその姿に鳥肌が立ってきた。
滝に降りていろんな角度から眺め撮影しているうちに時間の経つのを忘れ、ふと気が付くと日が暮れかけてきていた。
登り以上に下りに時間がかかることを思うとさっそく引き返す。HさんとTさんとで先に引き上げるが後の2人N隊長Bさんはまだ夢中で上の方まで登って行って撮影に没頭している。
慎重に斜面を下っていくうちに2人も追いつき、日が暮れる寸前に谷の入り口に引き返すことができたが、雌滝の調査には及ばなかったのが残念だった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:421人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら