常念岳（途中敗退）

2012年11月24日(土) [日帰り]

• GPS: 08:49
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,844m
• 下り: 1,843m

コースタイム

一ノ沢登山口　　　06:45
常念乗越　　　　　10:50-11:10
常念岳山頂手前　　12:00
（折り返し地点）　　　
一ノ沢登山口　　　15:25

天候

曇り　のち　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

積雪多いがトレースあり。
稜線は強風・極寒・・・

写真

11/24 6:18

想定はしていたが・・　真っ白

11/24 6:41

さあ　スタート　がんばろう

11/24 7:26

思った以上の積雪・・　新調アイゼンをつけての上り　これがきつい　敗因・・？？

11/24 7:26

雪　雪

11/24 8:33

木々がきれいに雪化粧

11/24 8:55

視界がひらけてきました。　天気もよくなってきた感じ。　きれいですな

11/24 8:56

手前の枝　　奥の冬山　なかなかいい写真

11/24 9:16

出ました！　胸突八丁　夏山でもきついのにこの積雪・・　きつかったぁ

11/24 9:17

積雪もどっと増えます。歩きずらいこの上ない

11/24 10:16

トレースはあるけど　ところどころ踏む抜けます。　

11/24 10:17

アイゼン技術まだまだです。　しょっちゅうひっかけました。　スパッツは破れまくり・・

11/24 10:51

常念乗越
すごい景観・・　だけど　すごい強風・極寒
常に強風なのでしょう。雪が吹き飛ばされ殆ど積雪なしです。

11/24 10:51

常念岳山頂です。　これ上るのか。
時間がここまで予定オーバーしているので悩みどころ。
時間を決めて行けるところまでと決断。

11/24 10:51

常念乗越からみた横通岳

11/24 10:52

槍ヶ岳　やっぱりかっこいいな。白だと夏上ったイメージとはだいぶ違うぞ

11/24 10:52

左：中岳　右：大喰岳
ここ以上にきっと極寒なんだろうな

11/24 10:52

常念小屋と北アルプスの山々　青空のもと映えるね。大キレット　夏でさえあの厳しさ。　今なら・・　想像さえできない・・

11/24 12:20

山頂直前からの槍・穂高。　少し雲がかかってきたかな

11/24 12:21

槍ヶ岳より北方面
鷲羽岳・水晶岳　右手前は大天上岳

11/24 12:21

ここでタイムオーバー。　結構　山頂直前。悩んだけど下山日没のリスクを避けるべく余裕をもっての勇気ある（？）決断

11/24 12:25

下りてきました。常念小屋も大きくなってきた。

11/24 13:15

またリベンジさせていただきますね。
雪が残っている時期がいいので春先かな

11/24 15:08

夏であればなんでもない梯子もすべるので怖い

11/24 15:08

慣れたせいかこの程度の積雪になるとほっとする。

11/24 15:53

疲れた.. でも思ったより早く着いた。　山頂までいけばよかったかな・・
ほんといい勉強させていただきました。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 オリンパス

感想

mitsuishi

新調したアイゼンと冬靴を試したくて常念岳へチャレンジ！　車での途中の一ノ沢林道も11月末で冬季通行止めになるのもあり今年登るのなら今回しかないのです。

まず結論！　山頂そばまで行きましたが敗退。　とっても残念だけど　とっても良い勉強させていただいたので良しとしましょう　(;.;(;.;)

まずスタートは出遅れです。自宅を出るのが遅れ　登山開始はすっかり明るくなってしまった。　想定通り　登山口から周りは真っ白　ウキウキ半分ドキドキ半分です。　アイゼンが「早く　はけ！」　っと吠えてる気がしたので早々に着　。　まあこれが敗因の筆頭でしょう。そもそもアイゼンさんの扱い未熟　かつ　雪質はフカフカでそもそもアイゼン要らず　かつ　ステップ幅が狭く引っかかりやすい　の3重苦でスピードダウンでスタミナもどんどん奪われていきました！　今日一日でスパッツはビリビリに破れ使い物にならなくなりました(笑)　まだまだ相棒になるのには時間がかかりそう・・

それでもなんとか乗越までたどり着きました。
すごい！　思わず声がでるほどの景観です。北アルプスの真っ白な山々が大パノラマで迫ってきます。夏上った槍ヶ岳が青空に崇高にそびえ立ってます。

でも　ここまでかなりの時間オーバーです。
自問自答　冬山はリスク大なので無理は禁物　間違っても下り途中での日没は避けなければなりません。結局エンド時間を決め行けるところまでと心して山頂を目指しました。ここからはとてつもない強風・極寒が応えます。手足の指が痛い！　なるほど装備もまだまだ甘いな。更に間抜けだったのはまだアイゼンをはずさなかったこと。アイゼンさんが「おまえここまで来て裏切るなよ！」と言ってる気がして・・　ここからの稜線は強風で雪が飛ばされてしまうのでしょう。ほとんど雪が積もっておらずゴロタ石・岩状態。　「カチャカチャ　カチャカチャ」　とっても歩きづらい・・　山頂ももうすぐだったのですが決めた時間がきてしまいました。　勇気ある撤退と自身に言い聞かせて下山開始しました。　アイゼンさんが「よっしゃここまで来たら最後までじゃぁ！」とおっしゃるので下りもアイゼンつけて下りてました。　が、ノーマル靴の人にあっさり抜かれたのと日没が不安になったので途中でアイゼンを外しました。　「ごめんね。　アイゼンさん！」そっからは早い　早い！　登山口に戻ってきた時間はかなり余裕ありでした。　山頂まで行けたかな？

色々勉強させていただいた冬山でした。もう林道が閉鎖されてしまうので今年のリベンジは無理。　来年　春先か　また同じ時期にまた来ようと思います。　また会いましょう。雪化粧した常念岳さん！　アイゼンさん　これからもよろしくです！