記録ID: 2522893
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無雪期ピークハント/縦走
芦別・夕張
芦別岳
2001年07月19日(木) [日帰り]
littletrekker
その他2人
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,520m
- 下り
- 1,511m
コースタイム
海の日を利用して、日高のカムエク山行を計画していたが、入山を予定していた19〜20日の天気予報が良くない。折角の北海道でもある事だし日帰り山行の出来る「芦別岳」に登り、下山後の天気予報でカムエク登山決行の判断をする事にした。
「芦別岳」は夕張山系の最高峰でもあり、6月末に登った夕張岳からもゴツゴツした山容が印象的な頂で、何時の日にか登りたいと思っていたが、こんなにすぐ登頂の機会に恵まれるとは思っていなかった。山部自然公園に車を置いて、貯水池の傍から始まる新道を経由して山頂を目指すことにした。
うっそうとした樹林帯の尾根に付けられた新道コースは、急傾斜地はないものの延々とした坂道で、北海道の山の図体の大きさを感じさせる。吟坂坂と名付けられた坂道を1時間程登ると、展望台に到着する。荷物を置いて振り返ると、樹林の合間から碁盤の目の様に区画された山部の街が見渡せた。ここで一服して再び歩き始めたが、日頃の不摂生がたたってか今日は体が重くピッチが上がらない。喉の渇きも何時もより強く、スポーツドリンクもあっという間に飲み乾してしまった。体調の良くないときには、何時もより大量の水分を体が要求する様である。
展望台から40分程で、ユーフレ川から登ってきた「覚太郎コース」と合流、そこからさらに40分程で半面山に到着した。標識は立っていないが、ここから道が方向を変えるので位置確認は確実に出来る。ここから先は展望が開けてくるが、芦別岳は手前の雲峰山に隠れて見ることが出来ない。霊峰山への登りは、雨水で登山道が深く抉れて歩きにくい道が続く。抉れが消えて、高山植物の中を進むようになると程なく雲峰山に到着した。
雲峰山からは芦別岳を正面に望むことが出来るのだが、あいにく山頂は雲に隠れていた。ここから山頂まで随分距離がある様に見えたが、やせ尾根を越え、「チシマノキンバイソウ」や「ウコンウツギ」の大群落を追いかけている内に何時しか高度を稼いでいく。歩き始め鉛のように重かった体も、一汗かいてからは調子が戻ってきた様で、この辺りから何時ものペースで歩けるようになった。小さな雪渓を越えると、ひょっこり山頂に出た。
山頂はガスに包まれ展望が無いのが残念であったが、高山植物の大群落にも出会えたし、標高差1400mのコースはなかなか登り応えのある充実感のある行程だ。そして何より、雪渓で冷やしたビールの味は格別だった。
「芦別岳」は夕張山系の最高峰でもあり、6月末に登った夕張岳からもゴツゴツした山容が印象的な頂で、何時の日にか登りたいと思っていたが、こんなにすぐ登頂の機会に恵まれるとは思っていなかった。山部自然公園に車を置いて、貯水池の傍から始まる新道を経由して山頂を目指すことにした。
うっそうとした樹林帯の尾根に付けられた新道コースは、急傾斜地はないものの延々とした坂道で、北海道の山の図体の大きさを感じさせる。吟坂坂と名付けられた坂道を1時間程登ると、展望台に到着する。荷物を置いて振り返ると、樹林の合間から碁盤の目の様に区画された山部の街が見渡せた。ここで一服して再び歩き始めたが、日頃の不摂生がたたってか今日は体が重くピッチが上がらない。喉の渇きも何時もより強く、スポーツドリンクもあっという間に飲み乾してしまった。体調の良くないときには、何時もより大量の水分を体が要求する様である。
展望台から40分程で、ユーフレ川から登ってきた「覚太郎コース」と合流、そこからさらに40分程で半面山に到着した。標識は立っていないが、ここから道が方向を変えるので位置確認は確実に出来る。ここから先は展望が開けてくるが、芦別岳は手前の雲峰山に隠れて見ることが出来ない。霊峰山への登りは、雨水で登山道が深く抉れて歩きにくい道が続く。抉れが消えて、高山植物の中を進むようになると程なく雲峰山に到着した。
雲峰山からは芦別岳を正面に望むことが出来るのだが、あいにく山頂は雲に隠れていた。ここから山頂まで随分距離がある様に見えたが、やせ尾根を越え、「チシマノキンバイソウ」や「ウコンウツギ」の大群落を追いかけている内に何時しか高度を稼いでいく。歩き始め鉛のように重かった体も、一汗かいてからは調子が戻ってきた様で、この辺りから何時ものペースで歩けるようになった。小さな雪渓を越えると、ひょっこり山頂に出た。
山頂はガスに包まれ展望が無いのが残念であったが、高山植物の大群落にも出会えたし、標高差1400mのコースはなかなか登り応えのある充実感のある行程だ。そして何より、雪渓で冷やしたビールの味は格別だった。
天候 | 曇り |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
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