湯河原幕岩
コースタイム
天候 | 2日間とも曇りときどき晴れ。寒かった。 2日目の終わりには小雪が舞っていた。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
※桃源郷からシンデレラフェイスに上がる道のお助け紐はいつ切れてもおかしくない感じ。 ※温泉はゆとろ嵯峨沢の湯へ。 |
写真
感想
登ったルート
▼1日目
・シンデレラ 5.7 MFL
・いんちきするな 5.8 再登
・サンセット 5.10a MOS
上部はツルツルでホールドがない。甘い右カンテを使って体を上げ、リッジ頂点のガバをつかみ、足はスメアで強引に抜けた。
後から聞いたら、右カンテにいいポケットがあるらしい。
前回来たときに他の人の登りをちらっと見たが、ほとんど覚えていないので、認定オンサイトということで(笑)。
・アブラカタブラ 5.10a FL
難しいムーブはなく、ジリジリと上がってゆく感じ。苦手なタイプで苦戦した。
・アボリジニ 5.10a FL
中盤左足を小さいホールドに乗せて左手を取りに行き、右手をカンテでズリズリ上げつつ右足を高く立ち込んだ。
見た目以上に傾斜が緩く、ホールドもしっかりしており簡単に感じた。
前の人の登り(落ち?)を散々見たからかもしれないが。
・アリババ 5.10b 3ピン目で敗退
後半の垂壁になるところでカチを持ちつつ、ランナウトした状態でヌンチャクをかけにいくのが怖くて敗退。一日の終わりで集中力もなかった。
次の人の登りを見ていたら、ヌンチャクをかけてからあっさりA0して抜けていたが、そんなんでいいのかな?
一度テンションがかかってオンサイトを逃すと、極端にやる気がなくなるのが自分の悪い癖かもしれない。
いずれにしても、保持力勝負のつまらんルートなので、もう一度チャレンジしたいとも思わなかった。負け惜しみ?
※後日ジムで経験者に聞いたら、やはりクリップポイントの手が悪いためリスキーとのこと。やめておいてよかった。
▼2日目
・蟻さんルート 5.8 FL
・フック船長 5.10a 3ピン目で敗退
上部がびしょびしょに濡れていたが、核心は下部なので問題ないと思って登り始めた。
順調に登っていき、3ピン目のヌンチャクをかけようとしたとき、濡れていた左手がすべったのか、右足が滑ったのか分からないが、まったく意識しないまま不意落ち。
グラウンドすれすれまでフォールした。
クリップするために手繰っていたら、間違いなくグラウンドしていたはず。
膝を打撲しながら止めてくれたビレイヤーに感謝。
なぜ落ちたのかいまだにはっきりせず、やはりびしょびしょに濡れたホールドを保持してクリップするのは危険ということと、クリップするときはできる限り三点支持するということしか言えない(このときは右足はしっかり乗れていたはずだが、左足が切れていた)。
※よく考えてみたら、いくら手が滑ったといっても、スラブなので、それだけで落ちるとは思えない。
手と足が同時に外れたような感覚だったので、おそらく足が外れて、手で保持しようにも濡れていてできなかったのではないか?
右足はしっかり乗れているつもりだったが、シンクラックにほんの爪先だけ乗っているだけだったので、ヌンチャクをかけようとしてバランスを崩し、外れてしまったのだろう。
ミウラは細かいスタンスに乗れる反面、足裏感覚がないので、スコンと外れることがある。
もっとグリグリと足をねじ込んでおくべきだった。
今後はまず濡れているルートはリスキーなので、やらないこと。そして、クリップするときは足のバランスが崩れないよう注意し、改めてきちんと乗ること。
スラブはアナサジの方がいいかも。
※追記
他の人の登りを見たところ、不意落ちしたところで手を伸ばしてクリップするのではなく、もう少し上の足が安定するところまで登ってからクリップするのがよさそうだ。
塾長に聞いてみたら、初心者のうちは不意落ちを経験するものらしい。
フック船長は、雨が降らなくても染みだしで濡れていることもあるので、ボルトの信頼性を疑っていた方がいいみたい。
・ゼルダ 5.11a TR 3回ぐらいズルしてTO
序盤核心のムーブがまったく分からず。
かなり右にチョークがたくさんついたいいホールドがあったので誘われてしまったが、そうすると両手の間隔が広すぎて、体を上げられない。
やはり左手でリッジ上のホールドを取り、右手は真ん中あたりの甘いホールドを左に引いて体を上げ、左手をもう一つ上のホールドを取りに行くのが正解か?よく分からない。
その次の右手ホールドはいいが、ここもかなり遠いのでズルした。
その後はパワー勝負といった感じ。
まったくもって実力範囲外だった。ここでかなりの時間を費し、めでたく前腕終了。
※あとからYouTubeで調べてみたらやはり右には行かないようで、左足をハイステップでリッジ上のどこかに乗り込んでいるようだが、肝心の右手がどこを持っているか映っていない。
※もう一度Youtubeをよく見てみた。
右手はどこのホールドを持っているかよく分からないが、左手はカンテの上の方をデッド気味に取りに行き、右手を左に引きながら右足をカンテ下に置いて、左足は完全に左面に出している。
次回これでやってみよう。
※ジムで経験者に聞いたら、何と、かなり右のチョークがたくさんついたガバは使うそうだ。
1.両手をいっぱいに広げて、右手ガバ、左手は甘いカンテを引く。
2.右足を抉れた部分に上げる。
3.右手を真ん中の甘い縦ホールドに中継する。
4.左足を左フェイスにヒールフック。
5.リッジ上のガバにデッドで左手を飛ばす。
といったところかな?
※追記
後日再挑戦してみたら全然違っていた。後の記録参照。
・ピノキオ 5.10a ハングを超えられず敗退
ゼルダで前腕が終わっており、まったくダメダメだった。
それ以前に、岩場にたどり着くまでが危険だしたいへん。
やっとの思いでたどり着くと、ビレイヤーが岩の傾斜でセルフビレイを取らなければならないは、ザックを確保しなければならないはで、準備に手間がかかった。
おまけにアプローチシューズを滑落させてしまい、散々だった。
二度と行きたくない。
・シルクロード 5.7 再登
今日も生きて帰れてよかった。
連休中は山と岩とどっちかな〜なんて思ってましたが。
ビレイヤーが私だったらグラウンドでしたね
生きてて良かったですね〜
ジムで私のビレイの練習のおつきあいよろしくです
クライミングは続けないと、上手くならないですからねー。
と言うか、下手なのにもっと下手になってしまうのです。
初心者のうちはヒヤリハットが結構ありますが、何とか生きて年を越せそうです。
岩場よりリスキーなkanoさんのビレイ練習相手にもチャレンジしてみましょう。
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