小川山屋根岩3峰_神奈川RCCルート・レモンルート
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天候 | 晴→曇り 暑くて熱中症になった |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
ワイド力の無さに泣いた神奈川・レモンルート
小川山屋根岩3峰 神奈川ルート・レモンルートに行ってきました。
ピッチグレードは5.8と2峰のセレクション(5.9)を終えている自分にとっては楽勝だろう。
と正直舐めてかかった所、思わぬシッペ返しを食らいました…
取付きまでは明瞭。
ソラマメスラブまでもこ慣れたもので駐車場から20分程で到着。
裏ジェットストリームの取付きから踏み跡を辿り7,8分ほどで岩峰の下部に出る。
よく見るとほかの人の記録の写真で見た3峰1ピッチ目の取付きだ。
右側にはJMCCルート(5.9)が走っている。よく見るとそれっぽいルートも伺える。
早速準備を整える。前回は、カムの持ちすぎでお互い登攀に苦労をした。
C3-C1までを2個 C4から下0.4までを持つことにした。また、練習がてらにナッツ類も一式持つことに。
1P:S
あさイチ一本目はやはり緊張する。右手のクラックにカムを決める。7,8メートル位の所に一か所ボルトが打ってあり
支点をとりこれで一安心。気持ちに余裕が出てきたのか、ナッツを決めようと思いナッツセットを取り出したら、
なんとバラバラと他のナッツをらくさせてしまう始末… ビレイやさんごめんなさい💦とナッツを決め?左手木に
支点と取って終了。 ビレイヤさんにラクしたナッツの回収をお願いすると思わぬ拾い物が。ATCも落とした?
って聞かれ、いや落として無いと。どうやらATCが落ちて居たようです。しかも意外と新しい。
ビレイヤさんも難なく登ってきました。
2P:T
正直あまり覚えていないけど、左上しながらフレーク及びクラックにカムを決めて行ったかな。
フェースにたまに身を出す時にちょっと怖いかも?
3P:S
2P目の終了点から眼前に顕著なワイドクラックが。
OWはSQ位 右上にボルトが打ってありこのワイドを登っていけと言っている。
左のフェースも使えなくは無さそうだけど支点が取れないのでワイドで。
前回の瑞牆は完全なチムニーであったり、ハンドだったりだったのでSQは久しぶり。
5m程上がった所にチョックストーンがありそれが取れれば簡単に抜けれそうではあるが
そのCS手前がなかなか進まない💦。CS直下のクラックにカムが決めれそうなので、そこまで何とか辿り着いて
2番かな?とごちゃごちゃのギア類から2番を探し出しはめようとするが全然ハマらない💦
ならば1番と、1番もまた探して決めようとするがハマらず、次は0.75
だんだん手足も疲れてきてヤバい感じ。何とか緑を決めてロープをかける。これがばっちり決まってくれてゴボウで
なんとか体を引き寄せる。ジリジリと上がるがジリジリと下がる(笑)とにかく進まない
左を差してプッシュをすると順調に進めることに気付き何とかクリア。息も絶え絶え。頭も真っ白になりながら
終了点へ。 経験豊富なパートナはあっさりと登ってこられましたwwww
4P:T
ここまで来たらほぼおまけみたいなもので、トラバースをして最後の岩峰に取付く。
登り始めのスラブが少しだけイラヤシイ感じもあったが無問題で終了点へ。
3峰頂上まで行ったが良い支点が無かったので頂上直下の木で終了。
懸垂支点を探しながらロープを残置して頂上へ。
2峰がだいぶ下に見え、4峰が近い。とても気持ちのいい場所であるが、陽射しが痛く、暑い💦
休憩と記念撮影を行い、レモンルートへ行こうと早々に下山を開始。終了点から懸垂2回で取付きに。
お疲れさまでした!
しばしの休憩の後、レモンルートへ。 正規ルートではなくバリエーションルートを選択。
3Pにバリエーションなので、先ほどは奇数ルートをSが偶数をTがリードをしたので交代で
奇数にT、偶数Sへ変更。神奈川ルートで物足りない?パートナにバリエーションルートをお願いしましたwww
1P:T
上記1Pと同じ
2P:S
トポを見ると1Pの終了点から右にトラバースをしていくルートになっているが、先ほどの記憶ではそれらしき道はなかったが、
良く良く確認をすると歩いた後がうっすらと。様子見をしながら出発。右手すぐのカンテを超えると上にクラックが。これかー
と少し上がりまた右手に歩いた後があるので、そこを辿る。明瞭なダイクに足を置いて右手のアンダーホールドを取ると
奥にクラックが。すぐ上に木がありそこで支点も取れるが、3m程上のテラスの方が休憩しやすそう。
ここまでで2回屈曲していてロープの流れもだいぶ悪くなってきていたが、次のピッチのクラックをパートナさんに
注力してもらおうとロープを伸ばし終了。
なかなかチープなところで支点を取るね!と褒められ?ました。てかそこしか無いし、支点無いの怖いんでwww💦
3P:T
バリエーションルート。顕著なスクイーズ
Tさんは下部はハンドクラックで上がっていく途中からスクイーズへ。ロープの動きが止まる。。。苦戦を強いられているようだ。
だけどもさすがTさん無事にオンサイト。でもずいぶん時間がかかり不安が過る。
続いて自分の番。上部は(4,5P)はいかないのでザックは置いたほうが登りやすいとアドバイスを受けたので、ザックをデポして空身で挑戦。
下部は同じくハンドで上がるが広くなった途端に止まる。
奥のかなり奥の方に行き止まりがあるがそこまでは体が入らず入口で止まる。足もいいホールドが見つからず登っては落ちの連続でいっこうに上がれない
息も絶え絶えで汗が滴る。幸いにして日陰であることが唯一の救い。
右手の岩のちょっとしたホールドを広い上がるがそのうえで足が決まらなく落ちるの繰り返し。表面もツルツル。右手側も何もない登っては落ち。
落ちては登るの繰り返し。手足クロスにしてフリクションを稼ぎ少しずつ登り1つ目のカム5番に到着。回収をして登るがここからも地獄。
2m程上の3番まで届く気がしない💦。またちょっとしたカチを見つけて上がるがまた落ちる。もういい加減帰りたい💦 無理!降ろして。
と何度言おうかと思った事か…。
この程度のレベルの壁で敗退とは自分が情けないと思いつつ何とか何とか引き上げてもらいつつ3番を回収。ここからは少しずつ手が効きだし、何とか
トップアウト。ブラックアウトしそうなトップアウトでした。頭も真っ白になり、ふらふら。熱中症にやられているようです。
急いで3P取付きまで懸垂して(いやもう気持ち的にはローワダウンして貰いたかった…)
ロープとザックを回収して下まで懸垂をして終えました。
終えた後はしばし休憩。水1リッター位飲んだかも。日も陰り、日陰で休み少しずつ意識もはっきりとして力も入るようになったので、2峰に移動しよう
と話したが、最後に3峰の心残りのJMCCルートをリードしてから降りたいと思い、リードをさせてもらいました。
トポで見ると7ピンなので8本持って取付く。意外と出だしが悪くかつ1品目が外傾していてピンが取りづらい。そこよりも2m程上のほうが確実に取れる為、
ロープを伸ばしクリップ。ふぅ〜これで死なずに済んだ。 自分はここでお腹いっぱいになってもう降りると言いかけたが、折角のOS機会を逃すのももったいないと
奮闘して登る。その後はやさしい登り。最後のピンの所で、玉切れになり。あれ?本数間違えたかな?と思いつつトップアウト。
架け替えをしてローワダウンをして終了。
その後はソラマメスラブに行き、出し尽くした自分はビレイに専念。
Tさんは三色スミレとスラブの逆襲予定。
三色スミレは難なくOS。 スラブの逆襲に取付こうとしたらパラパラと雨が。日がさしているので、とおり雨。
とはいえ、だんだん強くなってきたので心が萎えたのか、働けロッククライマーに転進。はじめはリードでと息巻いて居ましたが、
さすがにビビりが入ったのかTRに変更。スタート核心でゴボウで上がりながらなんとかトップアウト。
時間も16時を回ってきてお互いよれたので下山をしました。
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