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Yamareco

記録ID: 2550824
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ハイキング
丹沢

高松山・シダンゴ山

2002年02月16日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
14.8km
登り
1,202m
下り
1,374m

コースタイム

日帰り
山行
4:35
休憩
2:15
合計
6:50
8:30
55
寄バス停
9:25
9:40
50
10:30
11:00
70
秦野峠分岐(峠往復)
12:10
13:40
100
15:20
山北駅
新松田よりバスで「寄」まで入り、ここからシダンゴ山・高松山を経由して御殿場線の山北駅まで歩いた。始発を乗り継いで、新宿5時31分発の小田急急行に乗るはずが、電車の接続が悪く、6時1分発の急行に乗ることになってしまった。新松田7時50分発のバスで寄に着いた時には8時半近くなっていた。当初は新松田発6時53分のバスで「寄」に入り、ここから寄沢沿いに雨山峠に上がり檜岳を目指すつもりであったが予定を変更、シダンゴ山から高松山を経由して山北駅に下るルートを歩く事にした。

 寄の部落から茶畑の斜面を登る農道を10分ほど歩くと、鉄製の扉が立っている。山から鹿が下りてこないように柵がしてあって、登山道の部分が扉になっているのだろう。扉を通り抜けると、暗い杉林の中を進む登山道がはじまった。途中で送電線の巡視路と交差する。巡視路の方がよく歩かれているのか、標識の無い交差している道の方が幅の広い道になっていた。林の中を緩やかに登っていくと、寄から約1時間でシダンゴ山の山頂に到着する。山頂一帯は、植林された杉が刈払われており、中低木が植えられていて眺望がすこぶる良い。塔ノ岳から鍋割岳・檜岳へと伸びる「丹沢の南西稜線」の合間から、丹沢山塊の最高峰「蛭ヶ岳」から「丹沢山」に伸びる主稜線が、雪をまとって耀いて見えた。もし早いバスに乗れて、雨山峠へ登っていたら、雪をまとった主稜線の全貌が望めたかと思うと、少々残念な気がした。
 
 シダンゴ山から秦野峠へは一旦急坂を下り、林道を横断してダルマ沢の頭に登り返す。このアップダウンは結構急で、林道を横断してからの階段は一気に高度を稼ぐ坂だ。坂が緩くなり、柵に沿って進む様になると程なく「ダルマ沢の頭」に到着した。この小ピークが本日の行程の最高地点なのであるが、山の地図に示された「ダルマ沢の頭」地点には道標が有るだけで、標識に巻きつけたビニールテープにマジックで「ダルマ沢の頭」と書かれている。ところうが、ここから10分程歩いた地点に実際に「ダルマ沢の頭」の標識(写真)が立っていた。どちらが正解なのだろうか。

疑惑の「頭」からすぐ、秦野峠分岐到着する。ザックを降ろして林道の通っている秦野峠を往復してくる。いずれ繋げるつもりの歩行線を途切れさせないようにしたかったからである。此処から高松山までのルートは、山の地図では破線になっていて経路注意の印がしてあったが、赤いテープや道標が所々に立っていて、迷うことは無いであろう。しいて言えば、途中の小ピークで尾根が左右に分かれる場所が要注意であるが、主脈の尾根筋さえ外さなければ問題ないと思われる。

 秦野峠分岐点から1時間少々で高松山に到着する。山頂は広々としていたが、周囲が杉の木立に囲まれていて余り展望の良い山頂ではなかった。既に幾組かのパーティーが、思い思いの場所に陣取って昼食を楽しんでいた。木立の間から富士山が見える場所に腰を落ち着け、大休止する事にする。この日は行程に余裕があったおかげで、のんびりできそうだ。持参の「おでん」を鍋で暖め、熱燗をいただく。たまには、こんなのんびりとした山歩も良いもんだ。ゴロッと寝転んで青空を見上げ、大きく深呼吸。暖かな陽射しが心地良い高松山の山頂であった。 
天候 晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
バスの終着「寄」より歩き始める
バスの終着「寄」より歩き始める
杉林の中を進む
シダンゴ山頂より丹沢主稜線を望む
シダンゴ山頂より丹沢主稜線を望む
本日の最高点「ダルマ沢の頭」
本日の最高点「ダルマ沢の頭」
広々とした高松山ノ山頂
広々とした高松山ノ山頂
高松山への稜線からの富士山
高松山への稜線からの富士山
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