谷川岳/西黒尾根(県連リーダー学校)

コースタイム
08:30登山指導センター
↓ ラッセル
11:30西黒尾根1000m地点
↓ 雪洞掘り
14:45ビバーグ準備
2/26(日)
06:00起床
08:00撤退決定
↓ 下山
09:05登山指導センター
天候 | 26・27日共に吹雪き/気温-5℃/風速10m前後 |
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過去天気図(気象庁) | 2005年02月の天気図 |
写真
感想
深雪のトレーニングを行うために谷川岳へ向かった。
26日朝の天候判断によって当初予定されていた天神尾根から西黒尾根へと
変更された。
中級班は西黒から頂上アタックを試みる予定と聞いたが我々初級班は鉄塔付近
まで登り雪洞ビバークの予定。
登山指導センターから登り始め、目的の尾根に取り付く前にハンドテストによる
弱層判断を行う。昨晩からかなりの降雪があった様でざらめ雪の上に30cm程の
新雪が積もっていた。ハンドテストの評価は2〜3と判断。新雪表層雪崩の
可能性がある事を常に頭の隅に置いて行動。30度以上の広い斜面には近付かない
事をメンバー間で確認し登り始める。
思っていたより雪は深くなく『これではラッセル訓練にならない』とT講師は言っ
ていたが
とんでもないです!十分訓練になりました。生徒3人で交代にラッセルして進む。
30m進んではすぐに交代。自分の体力の無さを痛感した。
鉄塔の200m上部地点、雪の吹きだまりで雪洞を掘る事にする。
自分は雪洞作りは初めてなので今回は一番の楽しみであったのだがそれは大きな間違
いだった。
楽しいのは最初の10分くらいで、後は重労働が延々と3時間続くだけ。
K講師によると『こんな硬い雪は初めて』というくらい硬く締まっていて非常に大
変だった。
次回自分で掘る時には雪が柔らかい事を祈る。
しかし掘るのは大変だったが雪洞の中は快適そのもので外の吹雪きがウソのように静
か。
キムチ鍋にお酒も進み、そうそうに就寝zzz...
翌朝、起きてみると外は大荒れ!しかも雪洞の入口が半分近く埋まっていた。
両サイドに雪のブロックで壁を作っておいたのにこの状態とは驚いた。
それくらいの吹雪きだったので講師間の判断により撤退決定。
中級班(コバシン・shimogさん)も頂上アタックを諦めて下山という情報が無線から入る。
下山開始から40分程で夏道の車道に出た。登りはあんなに大変だったのに
下り出したらあっという間だった。
ホッとしたのもつかの間、そこから胸までラッセルしなければいけない場所もあった。
昨晩の降雪は凄かったらしく場所によって吹きだまりで1m近く一晩で積もったようだ。
途中、雪屁の崩壊による雪崩の跡があった。改めて雪山の厳しさを感じた。
takeさんお疲れ様でした。
※来週西黒尾根から頂上アタックの予定だが、相当気を引き締めて行かないとダメだ。
今回の様に天候が悪ければかなり厳しい山行になりそう・・・
晴れますように!!
雷鳥さん・ヒトミワさんよろしくお願いします。
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