風雪・真冬の東北、前森山 （チョコっとだけど）雪山ピークハント

2012年12月31日(月) 〜 2013年01月02日(水)

• GPS: 00:30
• 距離: 2.7km
• 登り: 665m
• 下り: 0m

コースタイム

安比高原スキー場最上部より約100m程度で山頂（それでも雪深く、20分位かかりました）

天候

12/31雪、1/1晴天（但し強風）、1/2風雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き：
・12/30、12:00（昼）出発〜東名厚木in〜首都高〜東北道浦和〜東北道松尾八幡平out〜安比民宿到着21:20
（9時間20分）

帰り：
・1/2、安比高原スキー場出発17:00〜東北道松尾八幡平in〜東北道浦和〜首都高〜東名厚木out〜自宅到着1:40
（8時間40分）

コース状況／危険箇所等

・前森山山頂までは完全な新雪で、一応トレースは有り、ツボ足での登りです。
・安比ゴンドラ山頂駅より前森山山頂まですぐですが、スキーブーツでの雪面ハイクは
　思いのほか歩きづらく、20分もかかってしまいました。
（100m程度といえどもトレースを外せば脚の付け根までズボズボです）
・当日の風雪もあって、山頂は雪が飛ばされている部分がありました。
　お隣りの岩手山及び、その他の景色もほとんど見えず。

・2日目（1/1）は晴天でしたが、かなりの強風でゴンドラは2本共運休。
　スキー場最上部へのリフトも運休でしたので、ザイラーロングコース
　（30°超の圧雪斜面）を途中からハイクアップ約30分程度するも、
　最上部手前で上から下りてきた係りの人に下山するように促され断念しました。
（あくまでスキー場内だったんですが・・・）

写真

1/1 10:55

ザイラーロングコース途中より、麓方面。
元旦から景色最高です。スケール感があります。

1/1 10:55

ザイラーロングコース途中よりコース正面方向
この辺からは斜度は緩めになります。

安比らしい、どこまでも続くロングコースといった感じです。

1/1 10:55

ザイラーロングコース途中よりコース上部方向
1/1本日は強風の為、ここから上はリフト運休です。
（お一人登っています）

1/1 10:56

1/1のリフト最上部（降り場）
ゴンドラ・クワットが動いていればこのリフトは廻していません。

1/1 15:01

時間もあったので、ザイラーロングコースをハイクアップ。
あの人達が横切っているところが本日（1/1）のリフト最上部です。
（300mほど登って来ました）

1/1 15:01

ハイクアップ中、上を見上げる。まだ結構あります。
それにしても「ツボ足」で板を担いで30°超の圧雪斜面をアップするのは相当キツイです。
（谷側を向いて休憩していたら、滑落しそうになりました）

1/1 10:56

スキー場対岸の山々

1/1 10:57

安比スキーセンター群
一番高いのが安比タワー（宿泊料も高い！）
一応ここは、オールシーズン「リゾート」との事。

1/1 11:01

安比リゾート全景
右側に別館の「アネックス」と「ビラ」もあります。
真ん中の白いところが日帰り大駐車場。右上の曲線は東北道です。

1/2 9:36

安比ゴンドラと一番メインの「ハヤブサコース」
ハヤブサも上部はかなり急斜で、安比らしいロングコースです。

1/2 10:05

安比はよく整備・設計されたスキー場です。
全てがロングコースで、圧雪も行き届いています。
但し、今日のような風雪では圧雪斜面はなくなり、スキー場全体が新雪・パウダーゾーンになります。

1/2 10:04

前森山山頂までの「登山道？」入口です。（一番左が私の板）
実はあの階段が一番滑る！

1/2 10:03

前森山山頂までの途中にベルがあります。

1/2 9:50

雪深く、非常に歩きにくい！

1/2 9:54

前森山山頂全景。短い距離ですが、ようやく着きました。
深雪で約20分もかかってしまった。

1/2 9:54

前森山山頂より、岩手山方面　景色何も見えず。
物凄い風雪になって来ました。左はザイラーゴンドラ山頂駅

1/2 9:55

夏なら気持ちのよい展望デッキなのでしょう・・・

1/2 9:56

前森山山頂　登頂しました。（厳冬期ピークハント？）
登頂時間：安比ゴンドラ山頂駅から約20分（夏なら2〜3分でしょう・・・）

撮影機器：

HDR-CX170 SONY

感想

lifter175

真冬の東北　年越し安比高原スキー旅行＋（チョコっとだけど）前森山ピークハント

今回で3年連続になりますが、今年も安比高原スキー場へ初滑りに行って来ました。

本当に今シーズンは積雪豊富で、3日間の内、2日間（12/31,1/2）はかなりの雪で
スキー場コースはほとんど新雪・ドライパウダー、あのロングコース圧雪が売りの安比で、
ほぼ全域新雪になるとは、思いもよりませんでした。

また、ほとんどが2Km以上又は、それに近い距離になるコースばかりです。
それが全面新雪という事なので、とにかく脚が疲れました。
太もも・ふくらはぎはパンパン、乳酸は大量に生成され、1/4の今日現在も
未だ筋肉痛が残っています。

しかしながら、長いコースレイアウトには不向きかもしれませんが、雪自体は
極上（極寒）のドライパウダーで、抵抗感無し！、膝〜膝上パウ当たり前という
状況で、最高のパウダー滑走をこれでもかと楽しめました。

唯一の晴れは、中日（1/1）の1日のみ、しかしながら折角の晴れが、強風で
ゴンドラ2本と頂上行きリフトは運休となりました。

そこで、時間もありましたので、圧雪斜面（ザイラーロングコース上部、30°超）を
板担いでハイクアップしてみました。
想定内ではありましたが、これがとにかくキツイ。いい雪を圧雪しているので、
スキーブーツ先端が雪面にガッチリ喰いこみ踏ん張りは効きますが、
とにかく斜度（30°超）がきつく、少し歩いては休むの繰り返しです。

又、平らな圧雪斜面で、谷側に向いて休憩する事は大変危険で、あわやそのまま
斜面を滑り落ちそうになったりもしました。
（ここまで汗だくになって登って来たのが、一瞬にして逆戻りするとこでした・・・）

そうこうしている内に、何やら上から1人滑走者が・・・
係りの人の様です。「もう下りてください」との事で、結局コース最上部には
辿り着けず、生煮えの状態でハイクアップ終了となりました。
ハッキリ「ダメ・禁止」とは言っていませんでしたが、安比のスキー場内、
さらには、コース内です。この手のアップも宜しくないのでしょうか・・・
（しかしながら、どういう形であれ、とにかく「山の斜面を登った」という事で
　山レコに記載させていただきました）

そして3日目（最終日）、今回で5回目の安比にして、初めて前森山の山頂に
登ってみました。

とはいっても、安比ゴンドラの山頂駅から距離にして約100m程度です。
前々からその存在は知っていましたが、登山に目覚めたのが一昨年、又、山レコに
登録したのが、昨年の8月という登山初心者ですので、山頂の存在は判っていても、
当然興味も無く、完全にスルーしていました。

ですが、今は完全に山にハマってしまいましたので、今回は行く前から、
前森山の「ピークハント」も目的として計画しておりました。

たかだか100mくらいの登りですが、昨日の圧雪ハイクアップとは違い、今度は完全な新雪です。
これはこれで、スキーブーツでの登りは非常に歩きづらく、脚はとられる、
トレース外せば脚の付け根までズボズボと、またまた汗だくです。（外気は極寒ですが・・・）

ようやく休み休みで20分くらいかけて前森山山頂到着です。
（一応、ピークハントしました！？）
チョット登っただけですけど、ゴンドラの山頂付近より、前森山山頂の風雪はかなり増してます。
山とは、標高・位置・形状などによりこんなに雰囲気が違うものかと、再認識した次第です。
（そういった点でも、登った意味はあったと言いたいんです・・・）

ま、とにかく今回のスキー旅行で、2回の山（及び斜面）を登りましたので、
山レコに投稿・ご報告とさせて頂きました。
（今度はホントの登山報告をするぞ〜！）