日光沢温泉
- GPS
- 03:30
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 637m
- 下り
- 641m
コースタイム
天候 | 晴れ ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
「奥鬼怒歩道」となっているが、完全な登山道なので、相応の装備が必要。とは言えアップダウンは少なく、歩行距離も短い。所々に落石注意箇所あり。 |
写真
感想
女夫淵の駐車場には7時前に到着。2014年にも一度来ているので何となく覚えがあったが、今日はこの時間でほぼ満車なので驚く。辛うじて空きのマスを見つけて駐車。ここまで自宅からトイレ休憩1回のみで3.5時間運転し通しだったので、さすがに疲れた。特に最後の15kmほどは道路が狭くてクネクネ曲がっていて、運転が大変だった。対向車が早朝で全然いなかったのは幸い。食事、トイレ、準備を済ませて7:27に出発。
奥鬼怒歩道を歩くのも二度目だが、この時は鬼怒沼がメインでこの歩道は往復の廊下みたいな存在だったため、全く記憶に残っていなかった。橋を渡って登山道に入り、すぐに巨大な吊り橋を渡る。この吊り橋は何となく見覚えがあった。この後は鬼怒川沿いをゆるゆると登る。9月上旬に上州武尊山で負った怪我の直りが悪いので、今日は鬼怒沼ではなく日光沢の温泉が目的地。そのためもっとゆっくりの出発でも問題はなかったが、4連休最終日で、帰りの道路の渋滞につかまるのが嫌で、この時間の出発とした。天気は晴れてはいるが、川沿いの歩道で樹木も多いので、晴れているのか曇っているのかよく分からない。少なくとも雨は降っていなかった。気温は9月も後半になってようやく下がって涼しくなり、歩いても汗だくにはならず助かった。歩き始めても周囲に人の姿はなく、女夫淵に駐車してあった大量の乗用車は、どうやら温泉に泊まっている観光客のもののようだった。満員で密の登山道になっておらず安堵。コースタイムでは1.5時間程度で目的地の日光沢温泉に到着するはずなので、途中であちこち止まって写真を撮りつつ進む。9月後半の標高1000メートル超なので、紅葉がある訳ではなく、もちろん花もないので、撮るのは鬼怒川の流れくらい。写真撮影には向かないが、暑くもないし、ゆっくりリハビリとして歩くにはちょうど良い。
1時間ほど歩くと八丁湯に到着。歩き始めは涼しかったが、1時間以上歩いたので既に暑くて汗をかいていた。ここでも日帰り温泉は利用できるようだが、さすがに歩く距離が短いので先に進む。次いで加仁湯も過ぎるとゴールの日光沢温泉が見える。途中に見えた道路では橋が流されていて、道路が付け替えられたように見えたがどうなのだろう。8:50に日光沢温泉に到着。鬼怒沼に行く以外にも一昨年にここへ寄っていて、今日で3度目の訪問となった。看板犬は今日はサンボのみが出勤となっていた。なかなか3頭揃った姿は見られないようだ。9時から日帰り入浴と書いてあるので、建屋の外にあるベンチに座って休憩。ここまで1時間20分ほどで、途中で特に休憩は取らず、水も食料も全く減らさなかった。座って持参した麦茶を飲む。9時を過ぎたので宿の人に温泉代を払っていざ温泉へ。先客がいるかと思ったが誰もいない。上に透明な温泉、下に白濁の温泉がありどちらも無人だった。つまり貸し切り。温泉にこだわりは全然なくて、日帰りでソロの山行だと温泉に入らず帰宅することが多いが、今日は怪我の湯治も兼ねているので、まだ帰りの歩きもあるが温泉に入ることに。
これまで行動の途中で温泉に入ったことは多分なく、今日が初めての経験だった。ここまでの歩きは1.5時間未満だったが、汗はかいたので、やはり温泉は快適。お湯も熱くも温くもなくちょうど良い感じ。何より誰もいない貸し切り状態なのがすこぶる良い。あまり人が多かったら諦めようかと思いつつ歩いてきたが、それは全くの杞憂に終わった。上下の温泉に出たり入ったりして過ごす。怪我の患部をさすり早く直るように願う。温泉に入るだけですぐ良くなるとはさすがに思わないけど、多少でも効果は期待したい。あまり長く浸かっていると返って疲れそうだし、何より帰りも1.5時間くらい歩かないとならないので、適当なところで上がる。結局最初から最後までずっと貸し切りだった。上がった後はベンチで休みつつ帰る準備をする。持ってきた食料と水を減らすが、大して減らず、重さもほとんど変わらなかった。湿ったタオルの分重くなったかもしれない。最後にサンボに挨拶して日光沢温泉を9:40に後にする。そして来た道をひたすら歩いて戻る。この時間になると各温泉に宿泊していた観光客を送迎するバスが林道を走っていた。駐車場に戻ったら、空きが多数できていそうだな、と思った。帰りもほとんど誰とも会うことなく10:51に駐車場に到着。そして思ったとおり、駐車場はかなり空いていて、朝の満車状態がうそのようだった。
日光沢温泉のみ往復するような人はあまりいないかもしれないし、普段の自分なら絶対しないだろうが、怪我から回復中の今の自分にとっては、これくらいの散歩程度のハイキングがちょうど良かった。しかも温泉は貸し切りだし言うことはなかった。今度は秋の紅葉の時期に鬼怒沼へ行き、帰りに温泉に寄ってみたいが、紅葉の時期だと入浴後は寒さを感じるかも知れない。
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