記録ID: 2658208
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ハイキング
札幌近郊
空沼岳
2020年10月18日(日) [日帰り]
apukashi
その他2人
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 957m
- 下り
- 952m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢に何ヵ所かかかる木橋や丸木は、濡れていると滑って転落するおそれがあるので、可能であれば渡らずに沢を徒渉するほうが無難 |
写真
撮影機器:
感想
本当に久しぶりの空沼岳。天気に恵まれたこともあったが、こんなにいい山だったんだとしみじみ思った。
古い登山手帳を開いてみると、1989年10月10日以来だった。この間、山歩きを中断していた時期もあったが、実に31年ぶり。(4年前に一度計画して実行できなかったことはあるが)どうして足が向かなかったのだろう。
手帳のその日の記録には「万計沼〜マミス沼 残雪、泥道、ヤブコギ」とある。天気は晴れ。山頂からは支笏湖や恵庭岳を見た記憶がある。二つの沼も美しかったはずだ。道の悪さに閉口したのか(「泥沼岳」との異名にはずっと納得していたので)。
確かに今回も泥んこは少なくなかったが、それを補って余りあるものがあった。樹齢を感じさせる巨木が目立つ針広混交の豊かな森の中に延びる緩やかな道は、とても雰囲気がいい。万計沢やそこに流れ込む小沢も清らかで気持ちがいい。二つの大きな沼も見ていると心が安らぐ。そして山頂からは抜群の展望。山を下る間、本当にどうしてこんなに長い間来ようと思わなかったのだろうとずっと考えていた。
入林届簿の置かれている丸太小屋には「木天蓼(もくてんりょう=マタタビ)」という看板が掲げられていた。マタタビは「疲れた旅人がその実を食べると、たちどころに元気になり、再び旅を続けることができた」ことに由来するとの説がある(こじつけらしいが)。仕事や雑事で疲れた週末、この山に来ると元気を回復できそうだ。
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