地獄棚(大滝沢-地獄棚沢-東海自然歩道も)
- GPS
- 04:00
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 315m
- 下り
- 310m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
一部コースは登山道ではないので整備はされていません。 |
写真
感想
たくさんの大罪を携えて禊に、と言う事でその名も地獄棚へ。
当然の事ながら山ガイド様同伴。
丹沢湖に北から注ぐ中川川(ダブル川?)を北上して中川温泉も越えて大滝橋を更に林道に。大滝沢沿いをここまでは車で入ります。
そこからは徒歩で東海自然歩道を抜けてまっすぐ行ってしまうとマスキ嵐沢沿いになるので、途中から沢に下りて別の支流の地獄棚に向います。
立春とは言ったもの。日は差さないのに本当にポカポカして心配した風も吹かず歩くのにちょうど良い日和。ダウンを脱いで歩き出す前も長袖シャツで寒くない状態。
岩場は途中少しだけ凍っている箇所もあって注意しながら足を運びます。
本日のターゲット。地獄棚。
こんなに温かいと滝の氷も無いかと思いきや、滝場の放射冷却なのか全体に多少白んでいて、その立ち姿も写真の通りなかなか。
まさかこの滝(横)を登るのか?と思ったけど違いました。少し沢を戻って地獄棚の滝口(棚上?)の尾根を目指します。道程はというと手足四足&ローププレイ(!?)付きでモロモロの岩(水分を多く含んで手で掴んでも崩れる)とその慣れの果ての砂利を含んだ崩落しやすい土砂壁を這い上がります。
わき目を振ると絶景過ぎるので、不要な情報を排除して登る事と滑落しない事だけに集中します。
尾根に近づくと獣道のような少し踏み固められた狭い道があって、登山道でもないのに途中丸太橋(崩れてるけど)もあったりします。
滝口より高いと言う事は夢中で50mほど這い登ったと言う事?でもあっという間。見通せるところからは、雪をかぶった檜洞丸が見えたりして気持ちいい。残ってる雪は先日の大雪の残雪ではなく昨晩?の降りたて。滝口より上の尾根に出てしまうと歩きやすい。ぶなの大木なんかもあってお腹すいたし自然の倒木ベンチで雪見弁当食べたい。ところが、ルーティングロケハンに少し降りていったガイド様より降りろ命令が出たので降りていきます。獣道よりは少し人よりの道らしきものを見つけてそこを伝って棚上の沢に下りて、こちらでランチ休憩。休憩中は手元だけガードしていれば、ウワモノはフリースを着ただけで過ごせるくらいの気温。かなり温かい。すっかり元気になったので先を急ぎます。ここからは高低差ほとんどなしのトラバース。人も通れない事のない獣道に毛が生えた程度のコースでは常に足の着地角度が左右垂直ではなかったのが、一軒屋避難小屋に出るとそこからは再びの東海自然歩道。人に戻れて良かった。足が垂直に下ろせる幸せを噛み締めながら戻りました。
禊で滝?
大罪はうそじゃないけど、今日は丹沢でも散歩程度と思ってきた割には冒険でした。暖かかったし楽しかったし怪我もしてないし、大罪も清められた事でしょう。
ガイド様ありがとう。
コメント
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reikoさん、こんにちは。
雪のためお休み中で、久々にヤマレコをみると
reikoさんの禊のレコ。
大罪はウソじゃない?
ガイド付きの登山道以外のコース、
楽しそうですね。
一瞬沢登りを始めたのかと思いました。
そうではないようですね。
たしか、ビビラー仲間だと思っていたので
ちょっとびっくりしました。
toratora48さん、こんばんは。
沢登りではないですが、私にとってはかなりのチャレンジです。
雑念は恐怖に直結するので敢えて魂を抜いて無心で登ります。
いつか高度感も鈍感になっていく事を祈りつつ。の修行でしょうか。
そもそも山に登っている理由は罪深い業から逃れられると思っているからもしれません。。
いつか岩清水のように清らかになれるかも。。と。
話は変わりますが、鳥と友達になるために山にリコーダーを持っていく計画を立てています。おかしな鳥が鳴いていると思ったら、それは私の笛の音かもしれません。
でも、鳥と友達になる計画が蛇が集まってくる事になりかねないので、慎重に考えなければなりませんね。。
もし実現したら、事の顛末をご報告します。
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