キナバル遠征 マレーシア/ボルネオ島
daichi_s
コースタイム
09:10 Timpohon Gate ≒1800m
13:53 Laban Rata Resthouse 3272m（宿泊）
2/11
02:40 Laban Rata Resthouse
05:25 Low's Peak 4095m
08:40~09:45 Laban Rata Resthouse
12:15 Timpohon Gate
| 天候 | 登山初日；曇りときどき小雨 登山2日目；晴れのち雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー
飛行機
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
特に滑落するような危険個所は無い。 登山口〜レストハウスまでは樹林帯。日本の森林限界2500mよりもキナバル山の森林限界はずっと高い。 quite easyなんてガイドブックに書いてあったが、勾配はなかなか急です。 レストハウス〜山頂は花崗岩の岩場。岩場といっても北アのような足場の不安定な険しさは皆無で、広い坂道のよう。 |
写真
Kinabalu National Park Head Quarterにてチェックイン。入口でConservation Fee(30リンギット/group)を支払います。ここで初日宿泊するGrace Hostelや食券を受領したりします。スーツケースも有料(10リンギット/pcs)で預かってくれる。自分達が到着したのは22時くらい。一応24時間OPENしているそうです。
鍵を受け取りGrace Hostelに移動、就寝。
ここで初日宿泊するGrace Hostelや食券を受領したりします。スーツケースも有料(10リンギット/pcs)で預かってくれる。自分達が到着したのは22時くらい。一応24時間OPENしているそうです。
鍵を受け取りGrace Hostelに移動、就寝。
Grace Hostelの談話室。宿泊はドーミータイプの部屋で4人1部屋でした。
シャワー有り。
近くのBalsam Cafeteriaで朝食をとり、パックランチという弁当（サンドイッチ、リンゴ、水500ML）を受け取ります。しかし山小屋までの距離は長いため、行動食は別で持参すべきでしょう。
宿泊はドーミータイプの部屋で4人1部屋でした。
シャワー有り。
近くのBalsam Cafeteriaで朝食をとり、パックランチという弁当（サンドイッチ、リンゴ、水500ML）を受け取ります。しかし山小屋までの距離は長いため、行動食は別で持参すべきでしょう。
Kinabalu National Park Head Quarterでガイドと対面。2日間ガイドで128リンギット/groupと、物価の違いがあるとはいえ日本に比べて格安。IDカードを受け取り、出発準備完了！
ここからバスで登山口のTimpohon Gateまで移動。
空港では気温が30℃ほどあったがここでは25度くらい。
IDカードを受け取り、出発準備完了！
ここからバスで登山口のTimpohon Gateまで移動。
空港では気温が30℃ほどあったがここでは25度くらい。
ここでだいたい3000mくらい。日本と異なり植生豊かなのは緯度の違いによる森林限界点が違うから？もちろん、登山者も国籍豊かでそこも楽しい。
1
もちろん、登山者も国籍豊かでそこも楽しい。
宿泊する山小屋「Laban Rata Resthouse」に到着。ガスってなければキナバルの山容が見えるのに、、、残念！ここで水・お湯は無料で確保でき、充電も可能。持参した食事のゴミも快く受け取ってくれます。
もちろん、Tigerビールも完備してますw
ここで水・お湯は無料で確保でき、充電も可能。持参した食事のゴミも快く受け取ってくれます。
もちろん、Tigerビールも完備してますw
気温は大体10℃ほど。
翌朝2時起床、レストハウスで食事をとり最低限の荷物をサブザックに詰めてアタック開始。（メインザックはHutにデポします）
途中でIDカードをチェックするポイント（写真）もあります。
（メインザックはHutにデポします）
途中でIDカードをチェックするポイント（写真）もあります。
ついに4000越え、、、（KMはGateからの距離）レストハウスを越えてからは急な岩場の連続ですが、足元はわりとしっかりしているので体力さえあれば安心です。
ただし山頂付近で気温は5度くらいですので防寒は必要です。
レストハウスを越えてからは急な岩場の連続ですが、足元はわりとしっかりしているので体力さえあれば安心です。
ただし山頂付近で気温は5度くらいですので防寒は必要です。
登山2回目の相棒、頑張ったな！おめでとう
山頂での撮影渋滞は日本も海外も同じです。譲りあって、交代で写真を撮り合います。
感想
初の海外登山、どうせ行くならOVER4000m！という思い立ちでマレーシアはボルネオ島のキナバル山に3泊4日という弾丸スケジュールで臨みました。
キナバル山に行きたい、ツアーに頼らず自分で全てブッキングしたい、という方の参考資料になれば、、、という目線でこのlogをまとめました。
以下、重要なポイントです。
� 撻�ナバル登山は2か月前の予約が必要】
キナバルは世界自然遺産に登録されており、当然自然保護のシステムも充実しています。
そのため、宿泊者はLaban Rata Resthouse(日本でいう山小屋)に宿泊しなければならず、テン泊はできません。つまり山小屋のベッド数キャパ＝入山者制限数なのです。恐らく、120人/日くらいでしょうか。
では予約はどうするか？SUTERA SANCTUARY LODGES というキナバル国立公園の管理会社に連絡（e-mail）をとり、ブッキングします。
http://www.suteraharbour.com/v4/index.php?option=com_content&view=article&id=108&Itemid=55
から入り、contact usでメールします。
そして、予約は入山する2か月前に済ませる必要があります。
ですので順番としては
「登山ブッキング」→「航空券ブッキング」
が良いです。
�◆擇�おまかな費用】
�，陵縮鵑埜獣歪眠�RM(リンギット)でRM778/人（≒JPY￥20000）を先にクレジットカードで支払います。
この代金に含まれているのは
・登山許可
・登山保険
・公園入り口のGrace Hostelの宿泊代(1泊)
・初日BalsamCafe朝食＆初日パックランチ＆初日レストハウス夕食＆2日目早朝食＆2日目朝食
・Laban Rata Resthouseの宿泊代(1泊)
です。
その他諸経費は写真のキャプションに記載しましたのでご参考下さい。
��【環境】
おおまかにキナバル登山を形容すると、「夏の北ア登山」です。私が訪れたのは2013年2月で、
・コタ・キナバル空港到着時の気温は30℃
・登山口で20度ほど。
・Hut室内では、一番冷え込んで12℃ほど。
・山頂では5℃ほど。
です。Hutはレストハウス付近に5棟あり、私の泊まったGunting Lagadan Hutでは暖房はありませんでしたが、清潔なベッド＆毛布があるのでインナーダウンとフリースパンツを着て快適に就寝出来ました。（同行者はシェラフを持参しましたが、結局使用せず）
そしてスコールが多いので、市内〜樹林帯ではレインウェアは必須となります。
ルートは、危険個所はありません。
私はいつもSportivaのTrango Alpineを履いていますが今回はADIDASのGORE-TEXアプローチシューズでした。有る程度距離を歩く＆登るので、歩きやすさを選ぶほうがベターです。
また、ガイドがいるので路に迷う心配はありません。
以上です。
初めて体感したOVER4000mを登った達成感、異国のガイドや登山者との交流によるトリップ感でいっぱいの思い出となりました。
実際の風景はナマで観ていただきたいので、敢えて写真は少なめで投稿しています。
是非、ご興味を持たれた方にはトライしてほしいです。
こっそり拍手
コメント
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
shibawannko さん
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する