記録ID: 2722
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アルパインクライミング
ヨーロッパ
Matterhorn
2007年08月04日(土) 〜
2007年08月14日(火)
過去天気図(気象庁) | 2007年08月の天気図 |
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ファイル |
(更新時刻:2010/07/28 08:54)
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2722.doc
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
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8月4〜14日までヨーロッパに行ってきました。
往復はシンガポール経由でとてもとても長い道のり。
ヨーロッパは直行便に限ります。
チューリッヒ〜ツェルマットまで電車で移動。半日かかる。
空港は絶対シャモニが便利です。(遠い)
ツェルマットに到着すると良い天気で日差しが強い。
カフェでマッターホルンを眺めながらビールとピザ。
優雅だなと思いつつも移動日に晴れていることは先の天気が心配だなと思っていたら。やはり・・・。
夕方ガイド協会に行くと明日までは天気が良いが
その後は天気が不安定という!!
8/6 快晴
ブライトホルントラバースルートに登る日。
ロープウェーでクラインマッターホルンまで行きそこから歩き出す。
ノーマルルートは標高4000m峰で最も簡単に登れる山なので単なる雪陵と思っていたが、これが以外におもしろかった。右にトラバースしていき、岩陵を登る。3級程度。GWの北穂東陵を3倍位長くした感じのルート。
ガイド同行の為コンテで行く。岩角にロープを何巻かして確保するやり方。支点はない。短いスタンスで登っていくので早い。「待て。ガンバ。右。左。」がかけ声。
山頂に近づいてくると人がたくさんいた。ともあれ若い素敵なガイドと写真撮影して下る。ここはマッターホルンに登る為のテスト山行になる。
8/7〜9 7雨 8曇りのち雪 9雪のち曇り
ガイド協会に2日間は雨で登れないと言われ翌日行くと9日には雪が降るので無理だという。
とりあえず途中まででも取り付いてこようということになり8日にヘルンリ小屋にに向かう。途中で晴れ間が見え出すがそれもつかの間。小屋に着いたとたんに雪が降り始めた。
小屋では明日は登れないから朝食は8時になるという。ぐす。宿泊は2人のみ。
取り付きを見に行くと残置ロープがぶら下がっていた。登りたい!
それからしんしんと雪が降り、翌朝もまだやまない。積雪60cm程となった道をラッセルしながら帰る。単なるハイキングルートも雪が降ると道がみえなくなり2箇所ほど間違えて引き返す。
降りてくると標高2000m程の所から雨に変わった。
8/10 移動日
8/11 快晴
ツェルマットからシャモニまで移動し元カモのT子さんと会う。
相変わらずお話好きで英語&フランス語堪能で助かった。
モンブランタキュルにでも登りたかったが、積雪後で雪の状態が悪いのでミディ〜エルブロンネルまでのバレブランシェを歩く。
展望は抜群。
8/12 快晴
5年前にシャモニに来た時ランデックスの岩場に30人位はとりついていて大混雑だった為あきらめた。
今回は多少順番待ちしたものの、登ることができた。
ルートはいくつかあるが半日で登れる東南陵3級5ピッチにした。
3人で登るのでどちらがリードするかという話になり想いの強い私がリードさせてもらった。
1ピッチ目は4級程度あるが他は簡単。
簡単な所は支点がないので岩角やカムをプロテクションに使った。
途中他のルートと合流するので終了点の懸垂箇所では混雑した。
懸垂中T子さんにアクシデントがあって時間をとられたが無事終了。
終了点では顔が流血している女性が来たり、今日始めて会って一緒に組んだというパーティやら何度も登りに来ているイギリス人やらガイド山行の人とかいろんな人がいた。
ここはプラからリフトに乗ってランデックスで降りると目の前が岩場という近さ。標高は2500m程あるので涼しい。風があるとやや寒い。ここからの眺めはすば らしい。アプローチ近いので転進する岩場としては良いでしょう。
今回は新婚旅行でいろいろと調べる時間もなくヨーロッパに来てしまった為に大きな山行をすることはできなかったが、それなりに楽しむことはできた。
ベストはやはりシャモニのアパート滞在でシャモニ周辺を登るのが良いと思う。
それにしても丁度旅行中ユーロは高く、シャモニでグラス生ビール1杯¥800程。スイスの方が物価が安く感じた位だ。
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