積丹岬 イスカンダルエリア
- GPS
- --:--
- 距離
- 2.4km
- 登り
- 65m
- 下り
- 65m
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今週は現役はコロナで半自粛。いつもの日課となりつつある北陵の掲示板を除くと ”積丹のクラック募集、AACH関係者2名参加予定 dz” の文言を発見。すぐに連絡し飛び入り参加させてもらった。ついでにアチャラ・ナータ初登のYDさんも。
アプローチは藪こぎを想定していたが、なんかの施設の林道と鹿道?だかdzさんが掘った跡だかで終始快適だった。林道から少しの藪こぎで大きな岸壁が飛び込んできて胸が高鳴る。へえーこんなとこにあるもんなんだなー。適当に登りなさいとのことで3人で岸壁を観察してみて一番きれいげなクラックの狙いを定めたが、真ん中あたりでクラックが一瞬途切れてた。内心不安を感じつつもとりあえず言って見る精神で取り付きへ。気温は0度以下で風もビュービュー。YDさんは早々にドライ装備で、ok崎さんも自分はいいや、とリードを譲ってくれた。ひー、怪我だけしないように、と決めて登り始めた。出だしは快適にジャム登り、すぐに核心ブランクセクション
。目の前にデカカム2個固め取り、登ってみるものの、フレアした7番?コーナークラックでクラックの内部の側壁外傾した甘いポッケか左のカンテに抱きつくか。どうしようかと探っていると、パンプゲージが上がってきた(汗。落ちかけながらもなんとかCd。自己暗示をかけて二度目のトライ。吠えながら核心を越えることができた。そのあとも微妙なクライミングが続く。途中から吹雪いてきて最後のマントルはびっちょり。ここも緊張を強いられた。返すとそこには浮いてそうなコケシ、(だるま落とし?)と落石を避けられる素晴らしいビレーポイントが!やった、登りきったんだ。OS初登だ!とひとり喜んでました。フォローも若干吠えてた。2pは1pの余韻に浸りながら、(できる限り切り替えたけど)ぐらぐらのコケシをすりぬける。良いスパイスだと思う。
ありきたりだけど
『イスカンダルダイレクト』 5.10+
と命名。この先どうなっているのかわからない、誰も登ってないであろうラインを登るのは怖かったけど、これこそ冒険的といえる。(第一に記録、第二に記録と叫ばれる現役の山行とは正反対!)。僕の短く浅いクライミング人生の中に間違いなく刻まれたと思います。今シーズン蝦夷生、ShadowTower、啓スプrッシュ、龍樹、と隙間時間に打ち込んだトラッドの集大成にふさわしい登攀でした。以上自己満記録でした。
dzさんに誘われ、未知の岩場へ。僕はdzさんと組んで前回敗退したというラインへ。
コスモドラグーン
1p目 成 25m 一段上がって浅いハンドからガチャガチャ積み木フェースで前回dzさんが残したテラスのシュリンゲまで。手が冷たすぎて指をしゃぶりながら登る。
2p目 dz 35m テラスから右にトラバってから広めのハンド〜OWを20m程登ってソフトなこけしランペを15mでTOP。岩はボロく、dzさんは何やら叫びながら波動砲を連射していた。
下降はボロボロのピナクルにシュリンゲかけてab1p。セカンドの成は特大こけしに触れてしまい危うくdzさんを殺しかける。本当にすみません。このエリア、殺傷能力高いです。
未知のエリアを探し出す嗅覚、貪欲さ、モチベーション。自分もこんなクライミングを一から組み立てたいと思った。
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コケシのふるさとだね。
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