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記録ID: 2810085
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山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

小日向山1508P ドカ雪後の激ラッセル

2020年12月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
10:17
距離
5.9km
登り
690m
下り
681m
歩くペース
ゆっくり
2.22.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:54
休憩
0:20
合計
10:14
10:57
11:17
183
小日向山1508P
天候 雪のち曇
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
おびなたの湯の少し先からスタート
835m
2020年12月20日 04:06撮影 by  HERO9 Black, GoPro
12/20 4:06
おびなたの湯の少し先からスタート
835m
二股の橋を渡ると、その先の道が消失している
発電所の工事? らしい
2020年12月20日 04:09撮影 by  HERO9 Black, GoPro
12/20 4:09
二股の橋を渡ると、その先の道が消失している
発電所の工事? らしい
迂回路があって一安心
2020年12月20日 04:20撮影 by  Pixel 3, Google
12/20 4:20
迂回路があって一安心
2時間ラッセル、明るくなった
ここまでが心理的につらかった
1030m
2020年12月20日 06:31撮影 by  Pixel 3, Google
1
12/20 6:31
2時間ラッセル、明るくなった
ここまでが心理的につらかった
1030m
さらに2時間ラッセル
1270m
2020年12月20日 08:24撮影 by  HERO9 Black, GoPro
12/20 8:24
さらに2時間ラッセル
1270m
さらに2時間ラッセル
初めて見通しがある場所に来た
1400m
2020年12月20日 09:39撮影 by  Pixel 3, Google
12/20 9:39
さらに2時間ラッセル
初めて見通しがある場所に来た
1400m
どう考えても山頂は無理なので1508Pに方向転換
2020年12月20日 09:40撮影 by  HERO9 Black, GoPro
12/20 9:40
どう考えても山頂は無理なので1508Pに方向転換
最後の登り(ということにした)
2020年12月20日 10:54撮影 by  Pixel 3, Google
12/20 10:54
最後の登り(ということにした)
とうちょう
2020年12月20日 10:59撮影 by  HERO9 Black, GoPro
5
12/20 10:59
とうちょう
下りもポコを避けてラッセル
2020年12月20日 11:32撮影 by  HERO9 Black, GoPro
12/20 11:32
下りもポコを避けてラッセル
発電所の設備が見えた
2020年12月20日 13:16撮影 by  Pixel 3, Google
12/20 13:16
発電所の設備が見えた
薮を避けて登りとは少し違う場所へ下山
柵を乗り越えるのに一苦労
2020年12月20日 13:56撮影 by  Pixel 3, Google
12/20 13:56
薮を避けて登りとは少し違う場所へ下山
柵を乗り越えるのに一苦労
迂回路をまた通って
2020年12月20日 14:13撮影 by  Pixel 3, Google
12/20 14:13
迂回路をまた通って
おしまい
2020年12月20日 14:21撮影 by  Pixel 3, Google
12/20 14:21
おしまい

感想

記録的大雪の週末、どこへ行こうか悩むが雪が多くて雪崩の心配も少なそうな所として小日向山へ行くことにする。白馬へ向う道すがらも積雪は多い。安曇野から雪が降り出す。
午前4時におびなたの湯の少し先の除雪終了点から出発。二股の橋を渡ると道路が消えている。発電所の工事のようだ。登山者とスキーヤーのための迂回路が用意されていた。

発電所の先で道路に復帰しすぐ尾根に取りつく。導水管の脇を登ろうとしたが傾斜がきつく難しそう。近くに点検路があるそうだが見つけられなかった。仕方なくまだ埋まり切っていない薮をこぎながら登る。八方尾根から聞こえてくる圧雪車の動作音を聞きながら、200m高度を上げるのに2時間かかった。心理的にここが一番つらかった。

1000mを越えると明るくなりだし雪も増え導水管が終わって登りやすくなった。しかしラッセルは深く膝〜腰まで埋まるのでなかなか進まない。10時近くなってようやく周囲を見渡せる場所まで来た。まだ1400mだ。これでは山頂はどうやっても届かない。近くの1508Pに目標を変えて転進する。残り100mを切ったところでシールがはがれ出してきた。応急処置をしたがまたはがれる。もう残りわずかなので最後はそのまま登ってしまった。ただのポコだが一応ピークだ。駐車地点から700m登るのに7時間かかった。ガスで眺望も何もないが嬉しい。

記念撮影したあと滑走準備。シールをはがすために板を外すと足がズボっと埋まる。何とか這い出して板を履き、さあ出発。しかし激パウすぎてすぐ板が埋まってしまう。なるべく自分のトレースに忠実に沿って滑る。しかし途中の小さいポコで1か所登り返しを作ってしまっていた。左に巻くがこれが大変だった。滑るというよりほとんど歩いて通過する。途中で立木の小枝が何か所か折れているのに気付く。1年かそれ以上前に、ここを誰かが通ったのだろう。人間かどうかはわからないが考えることは同じなんだなと思う。

尾根に復旧しその後も重いパウダーに埋まりながら滑って導水管の近くまで戻ってきた。薮を避けて登りと違うルートで降り、県道まで無事に降りた。何とか柵を乗り越えて県道出ると、猿倉方面へのスキーのトレースがあった。あとは工事中の迂回路を戻って駐車地点に帰るだけ。10時間越えの行動中は誰にも会うことはなく、人の気配がしたのはこの県道のトレースと駐車地点を除雪車が通った跡だけ。
ひたすらラッセルしまくった1日だったが満足度は高かった。


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