年初は仙丈ヶ岳5合目まで

2013年01月02日(水) 〜 2013年01月04日(金)

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

写真

戸台の駐車場

丹渓山荘跡にて小休止

北沢峠の長衛荘

4日早朝

5合目

4日早朝、撤収です。

手前に写る一人用テントには、我々がいた2日間に人が戻って来た気配はありませんでした。
下山後、戸台口で遭対協の方に伺ったんですが、どうやら、一部報道にありました当地での遭難者の方のテントであるようです。

北沢駒仙小屋
昨年11月に建替が完了、この時期、一部の業務とテン場の管理を再開していました。
本格的な営業再開は、本年6月からだそう。

戸台口まで、ずっと甲斐駒を顧みながら歩み往きました。

JR塩尻駅から眺めやれた穂高。

感想

MDfreak

昨年の歓喜に味をしめてというわけでもないが、年初は南アルプスを再訪。
会のメンバー併せて4人での道行。
1年前に比べ積雪量は多く、天候の優れぬ山行となった。

今回は公共の交通機関での戸台入りなので、出発時間が少々遅め。
この時期は当然のことながら林道バスは走ってませんから、昨年同様、戸台川を辿って北沢峠のテント場までの長丁場を歩き往きます。

道中ずっと曇り空で寒々しく、鬱陶しい気分のまま歩を進める。
北沢峠に至る頃には降雪あり。
駒仙小屋前のテン場に幕営し、翌日の登頂に備える。
じっとしていると、歯の根も合わずガチガチ鳴らせ大きく体を震わせる、寒さで自然とそうなってしまう。
やはり、当地の環境は厳しい。

3日早朝、天候が優れず、テン場から望見できる小仙丈もガスの中、登り始めてよりも周囲の景観はボツ。
諸般の事情で私ともう一名は5合目までで下山。
分けたパーティーの2名も天候不良のため、小仙丈ヶ岳手前で下山することに。
まあ、無理は禁物ですからね。

4日、我々は下山日。
この日は快晴、登頂される方は幸運ですね。

天候に恵まれず、登頂はならずとも、昨年同様テン泊の荷物を担ぎ、戸台からのルートを歩み入り、同地で2晩過ごせたことで個人的には満足している。
山頂に至ることはなりませんでしがた、今回の山行を礎に、更なる雪山山行に取組んでまいりましょう。