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Yamareco

記録ID: 292457
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積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳(小蓮華尾根より、小蓮華山手前にて断念)

2013年05月02日(木) 〜 2013年05月04日(土)
 - 拍手
GPS
39:00
距離
8.4km
登り
1,238m
下り
1,248m

コースタイム

5/2 16:30猿倉−17:30白馬尻(テント泊)、5/3 6:00白馬尻−6:30小蓮華尾根取付き−10:15小蓮華山手前の岩稜−(撤退)−13:15白馬尻(テント泊)、5/4 6:30白馬尻−7:15猿倉
天候 5/2夕刻は若干の降雪、5/3および5/4は快晴。
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉まで車。道路に雪はまったく、駐車場までノーマルタイヤで大丈夫でした。
コース状況/
危険箇所等
・登山ポストは猿倉荘の中に設置してあります。
・雪質は気温が高めなためか、昼前にはグサグサになってきて登りずらかったです(下りがさらに難儀)。
・登山者の大半は主稜を登っておられましたが、先日雪崩があった大雪渓を上がる登山者も多かったです(私は止めておきました)。
GW後半も北アルプス、その中でも最北にあって雪もまだ状態が良いだろうということでここ、白馬岳にやってきました。まずは、猿倉に車を駐車、入山します。平日休暇を取ってきたので、まだ比較的空いていそうですね。しかし、昨夜仕事で飲み過ぎたのもあり、あまりにも到着が遅くなってしまった・・・。
2013年05月02日 16:27撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/2 16:27
GW後半も北アルプス、その中でも最北にあって雪もまだ状態が良いだろうということでここ、白馬岳にやってきました。まずは、猿倉に車を駐車、入山します。平日休暇を取ってきたので、まだ比較的空いていそうですね。しかし、昨夜仕事で飲み過ぎたのもあり、あまりにも到着が遅くなってしまった・・・。
さっそくこんな感じの道を進みます。翌朝の登り口のある、白馬尻を目指します。
2013年05月02日 16:53撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/2 16:53
さっそくこんな感じの道を進みます。翌朝の登り口のある、白馬尻を目指します。
本日のテント泊地、白馬尻が見えてきました(雪渓の先にちょこんと黒い岩のある場所)。しかし、予報に反して何だか天気良くないですね・・・。
2013年05月02日 17:17撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/2 17:17
本日のテント泊地、白馬尻が見えてきました(雪渓の先にちょこんと黒い岩のある場所)。しかし、予報に反して何だか天気良くないですね・・・。
白馬大雪渓方面、先日の雪崩の跡です。このデブリのサイズ、想像以上に大きかったみたいですね・・・。遭難された方々のご冥福をお祈り致します。
2013年05月02日 17:31撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/2 17:31
白馬大雪渓方面、先日の雪崩の跡です。このデブリのサイズ、想像以上に大きかったみたいですね・・・。遭難された方々のご冥福をお祈り致します。
さて翌朝、快晴です(^ω^)!テントを畳んで、小蓮華尾根(この写真の右の方)から小蓮華山経由、白馬岳頂上を目指します。
2013年05月03日 06:07撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/3 6:07
さて翌朝、快晴です(^ω^)!テントを畳んで、小蓮華尾根(この写真の右の方)から小蓮華山経由、白馬岳頂上を目指します。
尾根に乗りました。昨夜結構冷えたせいでしょうか、ガスってます。視界イマイチですが、尾根をひたすら登って行きます。
2013年05月03日 06:30撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/3 6:30
尾根に乗りました。昨夜結構冷えたせいでしょうか、ガスってます。視界イマイチですが、尾根をひたすら登って行きます。
目指す白馬岳方面も、まだカンペキにガスってますね。
2013年05月03日 06:41撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/3 6:41
目指す白馬岳方面も、まだカンペキにガスってますね。
と思っているウチに、見る見るガスが晴れてきました。登って来た方向を振り返って。
2013年05月03日 06:41撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/3 6:41
と思っているウチに、見る見るガスが晴れてきました。登って来た方向を振り返って。
目指す稜線も見えてきましたね。まだまだ、たっぷり距離ありそうです。
2013年05月03日 06:47撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/3 6:47
目指す稜線も見えてきましたね。まだまだ、たっぷり距離ありそうです。
こんな感じの斜面を、ところどころ岩を攀じ登りつつ適当に上っていきます。
2013年05月03日 06:47撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/3 6:47
こんな感じの斜面を、ところどころ岩を攀じ登りつつ適当に上っていきます。
白馬岳方面も、少しずつガスが取れてきましたかね(^ω^)。
2013年05月03日 07:19撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/3 7:19
白馬岳方面も、少しずつガスが取れてきましたかね(^ω^)。
登ってきた方向を振り返って。
2013年05月03日 07:19撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/3 7:19
登ってきた方向を振り返って。
雪と岩のミックス、ところどころ木が付いているという状態で、まずまず登りやすかったです。
2013年05月03日 07:19撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/3 7:19
雪と岩のミックス、ところどころ木が付いているという状態で、まずまず登りやすかったです。
ちなみに傾斜はこんな感じ(写真右側)で、わりと急斜面も出てきます。
2013年05月03日 08:15撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/3 8:15
ちなみに傾斜はこんな感じ(写真右側)で、わりと急斜面も出てきます。
再度登ってきた方向を振り返って。
2013年05月03日 08:15撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/3 8:15
再度登ってきた方向を振り返って。
日が昇って雪が少しずつ溶け、この様にハイマツが露出している斜面もあります。ちょっと登りずらいですね・・・。
2013年05月03日 09:00撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/3 9:00
日が昇って雪が少しずつ溶け、この様にハイマツが露出している斜面もあります。ちょっと登りずらいですね・・・。
目指す小蓮華山が見えてきました(左上の小さなピーク、おそらく)。すでにここまでで高度1000m以上登ってきていますが、あと200m程度の登り、というところでしょうか。
2013年05月03日 09:31撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/3 9:31
目指す小蓮華山が見えてきました(左上の小さなピーク、おそらく)。すでにここまでで高度1000m以上登ってきていますが、あと200m程度の登り、というところでしょうか。
ふと横を見ると、白馬岳のガスがカンペキに取れていました(*´∀`)!雪をまとった白馬岳、綺麗ですね。登攀テンション、上がります!
2013年05月03日 09:47撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/3 9:47
ふと横を見ると、白馬岳のガスがカンペキに取れていました(*´∀`)!雪をまとった白馬岳、綺麗ですね。登攀テンション、上がります!
右側が白馬岳、左奥が杓子岳ですね。
2013年05月03日 09:47撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/3 9:47
右側が白馬岳、左奥が杓子岳ですね。
・・・と、ここまで比較的順調に進んできていたのですが、小蓮華山山頂目前にしてちょっと厄介な岩稜に直面してしまいました。ここを右の雪の斜面からトラバースしてやり過ごすのは、さすがに雪崩が心配・・・。
2013年05月03日 10:17撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/3 10:17
・・・と、ここまで比較的順調に進んできていたのですが、小蓮華山山頂目前にしてちょっと厄介な岩稜に直面してしまいました。ここを右の雪の斜面からトラバースしてやり過ごすのは、さすがに雪崩が心配・・・。
かと言って、ここを直登しようにも、ボロボロ&カミソリの様に鋭い割れ目の岩のため、ちょっとでもミスるとただでは済まなさそうです。散々迷いましたが、やはり命を大事にしようかということで(笑)、残念ですがさくっと撤退決定です(^ω^)。
2013年05月03日 10:29撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/3 10:29
かと言って、ここを直登しようにも、ボロボロ&カミソリの様に鋭い割れ目の岩のため、ちょっとでもミスるとただでは済まなさそうです。散々迷いましたが、やはり命を大事にしようかということで(笑)、残念ですがさくっと撤退決定です(^ω^)。
というワケで、下山途中再度白馬岳を撮りました。
2013年05月03日 11:02撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/3 11:02
というワケで、下山途中再度白馬岳を撮りました。
目の前に白馬主稜が見えました。よーく見ると、登って行くグループがいくつか見えますね。
2013年05月03日 13:07撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/3 13:07
目の前に白馬主稜が見えました。よーく見ると、登って行くグループがいくつか見えますね。
朝の出発地点である、白馬沢に戻ってきました。
2013年05月03日 13:07撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/3 13:07
朝の出発地点である、白馬沢に戻ってきました。
再度、雪崩跡です。いまだに毎日、行方不明者の捜索がなされている様です。
2013年05月03日 13:20撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/3 13:20
再度、雪崩跡です。いまだに毎日、行方不明者の捜索がなされている様です。
長い尾根の往復で結構疲れたし、明日も祝日だし、せっかくなので、ここでもう1日テント泊して帰ることにしました。
2013年05月03日 14:11撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/3 14:11
長い尾根の往復で結構疲れたし、明日も祝日だし、せっかくなので、ここでもう1日テント泊して帰ることにしました。
さて翌朝、テントを撤収して猿倉に戻ります。
2013年05月04日 06:38撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 6:38
さて翌朝、テントを撤収して猿倉に戻ります。
最後にもう一度白馬岳です。大雪渓を登れば十分登頂は可能で、実際登って行く人も多かった様ですが、さすがにあのデブリの横を通る気になれず、今回はおとなしく帰ることにします。
2013年05月04日 06:39撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 6:39
最後にもう一度白馬岳です。大雪渓を登れば十分登頂は可能で、実際登って行く人も多かった様ですが、さすがにあのデブリの横を通る気になれず、今回はおとなしく帰ることにします。
今回チャレンジした小蓮華尾根を撮りました(写真中央)。良くみると、たしかに最後の最後に岩稜が露出してましたね・・・。もう少し雪が積もっててくれたら、結果違ったかも知れないですが、まあ仕方なしです。
2013年05月04日 06:44撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 6:44
今回チャレンジした小蓮華尾根を撮りました(写真中央)。良くみると、たしかに最後の最後に岩稜が露出してましたね・・・。もう少し雪が積もっててくれたら、結果違ったかも知れないですが、まあ仕方なしです。
こんな道を戻ります。さすがにGW、入れ替わりに登山者がどんどん上がってきていました。この後、まだ時間が早すぎて日帰り温泉も開いておらず、汗が異臭を放つ状態のまま帰宅(汚)(;´д`)。渋滞もなく、昼過ぎには到着できました。今回は登頂こそなりませんでしたが、おそらく今シーズン最後の雪山を充分堪能することができました!以上。
2013年05月04日 06:51撮影 by  EX-FC150 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 6:51
こんな道を戻ります。さすがにGW、入れ替わりに登山者がどんどん上がってきていました。この後、まだ時間が早すぎて日帰り温泉も開いておらず、汗が異臭を放つ状態のまま帰宅(汚)(;´д`)。渋滞もなく、昼過ぎには到着できました。今回は登頂こそなりませんでしたが、おそらく今シーズン最後の雪山を充分堪能することができました!以上。

感想

GW後半、北アルプス白馬岳に行ってきました。雪崩の危険の低いルートの一つ、小蓮華尾根から登ったのですが、最後どうにも進退窮まり、頂上を踏むことはできませんでした。が、雪の白馬岳の絶景を堪能できて大満足でしたっ(*´∀`)!

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