金毘羅山ロックガーデン
コースタイム
天候 | 晴、午後から曇り。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
5月18日、山岳ガイドの江口正徳氏の主催する「岩場行動技術講習」に参加した。場所は京都の金毘羅山ロックガーデン。4月21日に予定されていた大阪府山岳連盟パーソナル委員会のクライミング練習会が雨で流れ、代替日は予定があわずに参加できなかったので、岩登りの訓練のために参加した。5月18日と19日の二日連続の講習会である。
この年になっては、岩登りの技術の上達はもはや望めないが、できるかぎりレベルの維持ははかりたいと思っている。たとえそれが、「セカンドでIV級は登れる」という低レベルであっても、意識的に訓練しておかないと、すぐに登れなくなる。最低限年に2回は基礎練習が必要。そう考えて参加することにした。この講習は、クライミングシューズをはかずに、普通の登山靴のままおこなわれる。それゆえ難しい壁は登らない。II級からIII級のピッチをたくさん登り降りすることになる。
1日目の今日は基本技術編なので、私を除く参加者3人が全員岩登りの講習なるものを受けるのが今回初めてという方であった。そのため、午前中はY懸尾根の取り付きの傾斜のゆるい岩場で、3点支持の基本練習。短い距離(5mくらい)を登っては降り、登っては降りのくりかえし。そのあとトップロープで15mくらいを同じように登っては降り、登っては降りの繰り返し。昼食休憩までこの練習ばかりであった。登山靴での練習なので、基本の繰り返しは非常に役に立った。
午後からは荷物を背負って、同じ場所を登り降りしたあと、いよいよY懸尾根の頭にむかって、Y懸尾根を登っていく。基本的にはロープをつながずに登り、途中3箇所ほど立った壁のところで、スタカットに切り換えた。江口ガイドが先に登り、支点をセットしたあと、ダブルロープに2人ずつつながり、登るのである。最初の二人が登ると、ロープダウンして次の2人が登るというやり方であった。
Y懸尾根の頭に到着後は、おきまりの懸垂下降の練習。私以外の3人は、生まれてはじめての懸垂下降という。そのあとはY懸尾根の頭のフェースを登っては降り、登っては降りの繰り返し。
そうこうするうちに、16時を過ぎたので、下山の用意をし、北壁の方から北尾根側の沢ずたいに降りる。途中で、江口さんから北壁や舟、MKフェース、ダイヒーラドルロック?などを教えてもらう。
岩場のグレードは低かったけれど、基本的な3点支持による登り降りを繰り返し練習できたのはよかった。それなりに充実した一日だったが、筋肉痛に悩まされそうである。
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