夜桜鑑賞と神が導いたアヤメ平

2021年04月20日(火) [日帰り]

• GPS: 05:52
• 距離: 13.7km
• 登り: 847m
• 下り: 840m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:29
• 休憩: 0:24
• 合計: 5:53

5:45 スタート地点
6:26 6:26 十二曲り
6:50 6:51 田代原
7:10 7:10 馬洗渕
7:38 7:38 元休憩所
8:19 8:30 アヤメ平下
9:54 10:04 アヤメ平
10:37 10:37 元休憩所
10:52 10:53 馬洗渕
11:06 11:06 田代原
11:23 11:24 十二曲り
11:38 ゴール地点

天候

山行中　快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道ゲートまで行けました。
朝は雪解けの水が凍っているので滑り止めタイヤが必須です。

コース状況／危険箇所等

この時期はGPSで自分に位置を確認しながら歩きます
今回ほぼ林道伝いで歩きましたが、トレースが無いと道の確認が難しい場所もあります。
アヤメ平に登った南尾根はバリエーションルートです。

写真

以前kazumさんに教えて頂いた一本桜
その時、何時かここで天の川と桜を撮ってみたいと思っていました。20mm

一度明るい時に来て下調べをしないとダメですね
今度玉原高原の帰りにでも寄ろうと思います
24mm

移動して富士見下まできました
ここまで順調です

歩きだしは雪が少なめなので余裕です
20分ほど歩いて忘れ物に気が付き泣きながら戻ります。

気を取り直して歩き出します
山の中はそれなりに雪が残ってます

田代原に出ましたがトレースが無いので林道を行きます
と言っても林道にもトレースはついてません

こう見るとはじめ人間ギャートルズのドテチンの足跡に見えますね〜

雪が深くなってきました

重たい雪で脛迄埋まります

なかなか思うように前に進めません

木を見上げて一息つきます

鳥さんの足跡かな
可愛いですね

こう見ると余裕そうなんですが
重くて苦労します　ストックにも重い雪がつき大変です

早々に半袖になります

この辺で気持ちが萎えてきました

決めた！
今日はここで引き返そう

可愛い足跡

アンパン食べて一服します

付けてきたトレースを踏み返します

少し行くと登山者と会い話をします。
その方はこの山域に詳しい方で、このスキーの跡を登っていくというので、お願いしてついていきます。
ただ俺の代わりにラッセルしろと言うので喜んで先を行かせてもらいます

何だかあっという間に標高を上げてきました

ついさっき下から見上げていた雪庇が真横に迫ってきます

これを登ると

本当にあっという間にアヤメ平に到着です

この景色は諦めていたので最高に嬉しいです

至仏山は雪がたっぷりです

前回はこの景色を見ながらカップラーメンを食べてゆっくりしたことを思い出します。

至仏山から平が岳　
奥に巻機山が見えます

アヤメ平に導いて頂いた神様！
先輩登山者でとってもかっこいい方でした

雪庇の上はホイップクリームです

武尊もよく見えます

名残惜しいけど下山します

朝、心で泣きながら引き返した足跡を上から見下ろします

メモ。この木が目印！

おぉ〜
どちら様でしょうか？私の踏み跡を使ってくれてますね〜
こうゆうのちょっとうれしいですね。
頑張った甲斐があります。

感想

キジムナ

天の川と花を絡めて撮るのは、そう滅多にある事ではないと思います。
花の時期、空の暗さ、天気、自分の気持ち。
今回はどれもドンピシャでした。桜はギリギリだったようです。
先日の羊山公園と言い、上発地と言い人気のある所は時間構わず、夜中でも人が沢山で、怖さが無く拍子抜けしてしまいます。

折角沼田まで行ったので尾瀬を目指します。途中の沼田市街地を抜けた辺りから桜が満開で特に片品村に入ると車で走り過ぎてしまうのはもったいないくらい綺麗に咲いていました。

今回目指すはアヤメ平で、ゲートまで車で行きます。前回はスキー場から歩きこの区間を長く感じました。でもその時は登山部で歩いたのでそこまで感じませんでしたが、車で走ってみて改めてその長さを実感できました。

登山は、序盤雪が少なめだったので今日は楽ちんだな〜なんて思っていたのですが、直ぐに雪のみちになり、結局一日中この重く湿った雪にいじめられることになりました。寝不足と暑さとでストックに絡んでくる雪でさえ振り落とすのに苦労する始末です。この時にはアヤメ平の岸壁を見て帰ろうと決めていました。
何とかアヤメ平の岸壁の下まで来て、アンパンをかじって一服します。とても静かで風の音も何も聞こえないくらい穏やかで、じっとしてると眠ってしまうので絶景を横目に引き返します。

引き返しも重い雪になかなか脚が進みません。そんな時に前から登山者が歩いてきます。挨拶をして伺うとここからアヤメ平に昇り詰めると言います。とても詳しい方で色々説明をしていただき、お願いしてついていくことにします。

以外にも山中の方が雪が少なくそんなに苦労しなくても、スノーシューで普通に歩けるくらいです。
色んな山の話をしながらあっという間にアヤメ平に上がることが出来ました。下山はトレースを外さないようにとアドバイスしていただき、お礼を行って別れました。

アヤメ平は風が強いものの最高の景色と静けさです。ここでもゆっくりしたかったのですがパンも食べてしまったので少しの散策で下山しました。

今回はあの出会いが無ければ、絶景を見ることもなかったし、お陰で尾瀬を少しだけ知ることが出来、来春にまた来るときの参考になる意味のある登山になりました。

今回も全てに感謝とお礼です。

コメント

heyryu

ドテチン
kijimunaさん こんにちは

トレースの無い雪道
予想以上に体力奪われますよね
以前、茨城県の八溝山で
4月なのに予想外の積雪があり
心が折れそうになったことがあります

ドテチン 懐かしいー
あのアニメ見てました
一度でいいから
巨大なあのマンモスの肉にかぶりつきたいです。

キジムナ

Re: ドテチン
heyryuさん　こんにちは！

ドテチンをご存じですと年齢が近いかもしれませんね〜
子供ながら夕方の放映であの肉の塊が出てくると
無性にお腹が空いたのを思い出します。

この時期に雪と戯れたことはきつかったですけど
いい思い出になりました。

コメントありがとうございます。

mtg8591

ありがとうございました。
ラッセル泥棒させていただき、楽に登れました。　ありがとうございました。https://www.facebook.com/photo?fbid=1865971276902027&set=a.137521476413691

キジムナ

Re: ありがとうございました。
mtg8591さん　こんにちは。

ラッセル泥棒なんてとんでもないですよ〜
あの日は良い天気で、お互い良い日に良い山に行けましたね

コメントありがとうございます。